先週の重賞レースを振り返り、
結果と分析から反省点を見つけ出し
今後の予想につなげて参りとう存じまする(*_ _)
先週の重賞「万券サロン」配信ファイル
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G2札幌記念(芝2000m)
3番人気のブラストワンピースが、
2着サングレーザーとの叩き合いを制して優勝。
本命に指名したワグネリアンは、
良前脚の蹄鉄を落鉄しており、伸びを欠いて
ゴール前でフィエールマンにクビ差交わされ4着。
結局、G1ホースとG1連対経験馬が掲示板を独占。
配当妙味の薄いレースながら、見ている分には
ゴール前の追い比べが非常に熱いレースでございました。
展開とラップ
好スタートを決めた⑦エイシンティンクルがそのまま先手。
レースのペースはRP指数49.7と、
エイシンティンクルが最も得意とする流れ。
大外枠から⑭クロコスミアがこれを追い、⑩サングレーザーが
内ラチ沿いの3番手を追走するカタチ。
3コーナー手前から、
外目をついてワグネリアンが3番手に浮上。
3~4コーナー中間で、後方に居たブラストワンピースは
おっつけながらインをついて進出を開始。
フィエールマンは、ルメール殿が賢明に押すも、
中団馬群のままで4コーナーに進入。
直線に入って大外に持ち出すと、ようやくエンジン全開。
4コーナーを立ち上がるとすぐに、
サングレーザーがエイシンティンクルを交わして先頭。
こをれを追ってワグネリアンが2番手。
馬群を割ってブラストワンピースが内から
ワグネリアンに並びかけ、併せ馬の形でサングレーザーを追撃。
ワグネリアンは、何ともいえぬ走りにくそうな、
前脚が伸びきらないフォームでじりじりと置かれ始め、
ペルシアンナイトとの併せ馬のカタチで、大外から
追込んで来たフィエールマンの追撃に屈して4着。
前を行くサングレーザーに馬体を併せて
追い比べに持ち込んだブラストワンピースが、
最後にひと伸び、クビ差前に出たところがゴール。
このレースで上り最速をマークしたのは
勝ったブラストワンピースと、3着のフィエールマンで、
上り3Fタイムは34秒9というタイム。
2頭ともに10月の凱旋門賞に登録済みで、
今年の凱旋門賞は、キセキも含め期待が持てそうな雰囲気。
日本馬の上位独占という快挙を楽しみにしとうございまする。
詳細なレース結果とレース後の騎手コメントは
↓↓↓
G3北九州記念(小倉芝1200m)
大穴★に評価していた9番人気⑯ダイメイプリンセスが
4角8番手から力強く伸び、前を指し切って優勝。
本命に推した14番人気の⑩エントリーチケットは、
4角12番手から直線で外を通って追い上げるも、
力不足で3着に0秒4届かずの9着に終わりました(*_ _)
展開とラップ
好スタートを切った⑬モズスーパーフレアでしたが、
内からラブカンプーに並ばれ内に寄れず、最内から
遅れて上がって来た④イエローマリンバが先手。
前半の3F通過が32秒台というハイペースで展開。
RP指数は42.1という、近10年で2番目に低い数値。
隊列は、④-⑥⑬-⑭-⑤と言う並びで3コーナーへ。
4コーナーでは馬群は大きく横に広がり、
本命馬エントリーチケットと、昨年の覇者アレスバローズは
並ぶようにして大外に持ち出し、後方から追撃。
残り200mを通過した時点で、モズスーパーフレアが
わずかに先頭に立つものの、内からは3歳馬⑤ディアンドルが
盛り返し、外からは⑯ダイメイプリンセスに並ぶ間もなく
交わされ、3着に粘り込みを図るも、外からアレスバローズ、
エントリーチケットとの3頭併せで上がって来た⑪アンヴァルに
クビ差で交わされ4着。
さらにクビ差の5着には、1番人気のミラアイトーン。
ラップから見た血統検証
過去10年の北九州記念で、
RP指数が最少だったのは2010年の41.7。
この歳の勝ち馬メリッサは、ホワイトマズル産駒。
今年の勝ち馬ダイメイプリンセスは、
同じリファール系種牡馬キングヘイロー産駒。
夏の小倉1200m重賞で、
RP指数が43を下回る程の消耗戦ラップでは、
リファール系種牡馬産駒が、ナスルーラ系を
凌ぐ適性を見せる。という事なのやも知れませぬな。
ここまで書いていて、ふと気になったので、
夏の小倉1200mの消耗戦に強い種牡馬を調べてみました。
(レース前にしとけよ)
RP指数44未満 種牡馬別集計
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
ダイワメジャー | 6- 2- 3-27/38 | 15.8% | 21.1% | 28.9% | 131 | 61 |
ディープインパクト | 3- 4- 2-20/29 | 10.3% | 24.1% | 31.0% | 30 | 80 |
アドマイヤムーン | 2- 1- 2-21/26 | 7.7% | 11.5% | 19.2% | 34 | 46 |
キンシャサノキセキ | 1- 3- 6-28/38 | 2.6% | 10.5% | 26.3% | 3 | 73 |
ロードカナロア | 2- 2- 1- 7/12 | 16.7% | 33.3% | 41.7% | 98 | 146 |
集計期間:2014. 8. 2 ~ 2019. 8.11
賞金シェア順 レース機会数 : 10 回以上
ロードカナロア産駒が美味しいのでございますなぁ・・・
今年の北九州記念にも、ロードカナロア産駒が2頭
出走しておりましたが・・・
⑧ファンタジスト 4番人気14着
⑪アンヴァル 5番人気3着(複勝250円)
回収値125円の黒字回収でございましたな・・・
レースの前に調べとけよ・・・(*_ _)
次走注目馬
モズスーパーフレア
この馬は、速いペースでも逃げれば強い競馬が出来るタイプ。
2走前に逃げて大きく崩れたのは、
状態が整っていなかったことも
大きな原因ではありましょうが・・・
根本的な原因は、G1ということで大事に乗られ、
逃げるペースがこの馬には遅すぎたことが、
ひいては後続に脚を溜めさせ、苦手な瞬発力を問われる
レース質になってしまった。という事でございましょう。
今回は、松若殿が無理をせずに控える競馬を選択しましたが、
無理にでも行き切れば、結果は違っておったように思っております。
騎手の乗り替りが条件になりますが、
この馬の持ち味である「究極の消耗戦耐性」を
活かせるジョッキーが乗れば、アタマで狙えるタイプ。
血統も、父がゴーンウエスト経由のミスプロ系で
母父がダンチヒ系、母母父がインリアリティ系と、
短距離戦での高度なスピード血統と持久力血統を抱え込む
本馬でありますれば、他馬が「ついてくれば自滅する」程の
ハイペース逃げでこそ本領を発揮致しましょう。
さて、今週の重賞は日曜日に
札幌では、サマースプリント第5戦
G3キーンランドカップ(芝1200m別定重量)
新潟では、2歳重賞
G3新潟2歳S(芝1600m馬齢重量)
上記の2鞍が開催されますな。
週中に「重賞展望レポート」を、
レース当日には上記2鞍の内いずれか1鞍の
EZ-WINと展開予想を含めた見解を
ブログにて公開致します。
なお、無料メルマガでは、両重賞のEZ-WINと、
展開予想・見解などをお伝えして参りまする。
それでは今週も競馬をお楽しみください(*_ _)
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はなはだご面倒ではございましょうが、
本日も何卒よしなにお願い致しまする(*_ _)
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