G2日経賞2021 穴馬傾向分析レポート
今週の土曜中山重賞は、天皇賞春の前哨戦「G2日経賞(芝2500m内)」でございますな。過去10年で日経賞をステップにした馬の天皇賞春成績は2勝2着2回3着3回と、阪神大賞典組に次ぐ好成績でございまする。本番の天皇賞春を予想する上で、見逃してはならぬ1戦。ここではそんな日経賞の好走血統についてご報告致します。
☆「血」を知り「地」を知れば百戦危うからず☆
今週の土曜中山重賞は、天皇賞春の前哨戦「G2日経賞(芝2500m内)」でございますな。過去10年で日経賞をステップにした馬の天皇賞春成績は2勝2着2回3着3回と、阪神大賞典組に次ぐ好成績でございまする。本番の天皇賞春を予想する上で、見逃してはならぬ1戦。ここではそんな日経賞の好走血統についてご報告致します。
日曜阪神では天皇賞春の前哨戦「G2阪神大賞典(芝3000m内)」が行われます。アリストテレスの1本被り1人気が当然と思えるような「OP特別っすか?」と見まがうようなメンツでございますな。加えて土曜夕方から日曜夜まで雨の予報で、道悪は免れぬようでございます。しかれば、距離適性+道悪適性の高い馬が好走すると言う図式に。
今週の日曜中京では、G1大阪杯の前哨戦「G2金鯱賞(中京芝2000m)」が行われます。昨年、史上初の無敗の3冠牝馬となったデアリングタクトが出走する事で、1強オッズが予想されますが、忘れてはならない逆転候補も出走して参ります。また、春の開催に替わった2017年以降は、毎年人気薄の馬券絡みが見られるレースでもありますな。
今週から関東開催が東京から中山に替わります。その日曜中山では「非根幹距離重賞」G2中山記念(芝1800m内)が行われますな。直線の短い内回りコースで、なおかつ1800mと言うG1レースが組まれていない「非根幹距離」のレース。そのため、非主流血統に分類されるノーザンダンサー系種牡馬の産駒がしばしば好走する傾向の有るレースでございます。
今週から開催が始まる阪神は、京都競馬場改修工事の為の代替開催。今年のG2京都記念は宝塚記念の舞台阪神芝2200mでございますな。非根幹距離のG2レースで、主流血統のディープインパクトよりも、非主流血統馬にチャンスが大きい舞台での開催でございまする。先月行われた非根幹距離重賞G2日経新春杯では11万馬券を的中。やはり血統知識がモノを言う「非根幹距離」が面白うございますなぁ。
日曜中山11Rは古馬の非根幹距離重賞「G2AJCC(芝2200m外)」非根幹距離という事で波乱に期待したいところでございますが、アリストテレスがちょっと邪魔な存在。しかしながら、ヒモ穴候補としては数頭面白そうな馬が出ておりますれば、その辺りについて血統構成や距離ローテから吉凶を占い、その結果をご紹介して参りまする。
昨年は京都開催だったダート重賞「G2東海ステークス」今年は中京ダ1800mに戻り例年通りの開催でございますな。その中京の週末は雨の予報。恐らくは雨馬場での開催となりましょう。中京ダート1800mは、パワーよりもスピードの要素が求められやすいコースで、サンデー系特にDサンデー系種牡馬産駒が走りやすいコース。それが雨で馬場が軽くなると、尚の事スピード要素が問われやすい傾向になります。
セレクトセール2017年で、今は亡き近藤利一オーナーが6億2600万円で落札したディープインパクト産駒「アドマイヤビルゴ」が今週日曜中京の「G2日経新春杯」に出走致しますな。近藤オーナーの遺言に近い希望で、ディープインパクトの背中を知る唯一の騎手「武豊殿」をご指名。「ディープとの比較が出来るのは彼だけ」と言うのがその理由。
今週の日曜東京の重賞は、古馬の長距離重賞「G2アルゼンチン共和国杯(芝2500m)」このレースには穴馬の選定に分かりやすいパターンが存在致しまする。ここでは惜しげもなく(ゲサ)そのパターンと該当我を明かして参りまする。
今週はG1はございませぬが、重賞が全部で4鞍開催されまする。ここでは、土曜東京の重賞「G2京王杯2歳S」について、レースの好走傾向を分析し、まとめて参りまする。