Ｇ３レパードＳ 展望

日曜新潟１１Ｒ

3歳馬のダート重賞

Ｇ３レパードステークス

２０１１年に平の重賞からＧ３に昇格。

以来８年間で２桁人気の馬券絡みが５頭。

６番人気以下の馬券絡みは９頭と、ダート戦としては

比較的荒れやすいレースでございますな。

今年の出走登録各馬について、

レース傾向とラップ的見地から、

穴馬好走の可能性を探って参ります。

御用とお急ぎでない方は、

しばしのお付き合いを(*_ _)

出走登録馬と予想人気

※出馬表はnetkeiba.com様より拝借

血統傾向

新潟ダ1800 （3歳馬限定戦）種牡馬別集計

種牡馬	着別度数	勝率	連対率	複勝率	賞金合計	賞ｼｪｱ
ゼンノロブロイ	9- 8- 5-56/78	11.5%	21.8%	28.2%	10935万円	6.0%
ゴールドアリュール	5- 6- 9-59/79	6.3%	13.9%	25.3%	9996万円	5.5%
キングカメハメハ	7- 8- 4-49/68	10.3%	22.1%	27.9%	9023万円	5.0%
ネオユニヴァース	6- 3- 5-32/46	13.0%	19.6%	30.4%	7779万円	4.3%
シンボリクリスエス	9- 3- 7-51/70	12.9%	17.1%	27.1%	7254万円	4.0%
ハーツクライ	6-11- 6-50/73	8.2%	23.3%	31.5%	6395万円	3.5%
ロージズインメイ	3- 0- 2-16/21	14.3%	14.3%	23.8%	5983万円	3.3%
アドマイヤオーラ	2- 0- 0- 3/ 5	40.0%	40.0%	40.0%	4900万円	2.7%
ディープスカイ	5- 3- 7-29/44	11.4%	18.2%	34.1%	4857万円	2.7%
カネヒキリ	5- 5- 5-25/40	12.5%	25.0%	37.5%	4213万円	2.3%
Henny Hughes	1- 0- 0- 1/ 2	50.0%	50.0%	50.0%	4050万円	2.2%
エンパイアメーカー	4- 3- 7-50/64	6.3%	10.9%	21.9%	3995万円	2.2%
アイルハヴアナザー	3- 4- 2-23/32	9.4%	21.9%	28.1%	3260万円	1.8%
ダイワメジャー	2- 4- 3-24/33	6.1%	18.2%	27.3%	2590万円	1.4%
メイショウボーラー	3- 2- 2-21/28	10.7%	17.9%	25.0%	2480万円	1.4%
マンハッタンカフェ	3- 2- 3-44/52	5.8%	9.6%	15.4%	2370万円	1.3%
ヴァーミリアン	2- 5- 1-21/29	6.9%	24.1%	27.6%	2292万円	1.3%
ルーラーシップ	2- 3- 1-21/27	7.4%	18.5%	22.2%	2250万円	1.2%
クロフネ	3- 0- 3-59/65	4.6%	4.6%	9.2%	2136万円	1.2%
シニスターミニスター	4- 1- 0-10/15	26.7%	33.3%	33.3%	2116万円	1.2%
プリサイスエンド	3- 1- 2-14/20	15.0%	20.0%	30.0%	2114万円	1.2%
エスポワールシチー	4- 0- 0- 3/ 7	57.1%	57.1%	57.1%	2050万円	1.1%
アドマイヤマックス	0- 1- 1- 6/ 8	0.0%	12.5%	25.0%	2005万円	1.1%
ストーミングホーム	0- 4- 3-12/19	0.0%	21.1%	36.8%	1948万円	1.1%
ホワイトマズル	2- 3- 3-12/20	10.0%	25.0%	40.0%	1919万円	1.1%
フォーティナイナーズサン	2- 2- 1-12/17	11.8%	23.5%	29.4%	1848万円	1.0%
メイショウサムソン	2- 2- 0-31/35	5.7%	11.4%	11.4%	1814万円	1.0%
キンシャサノキセキ	0- 1- 1-13/15	0.0%	6.7%	13.3%	1799万円	1.0%
ハービンジャー	2- 1- 3-27/33	6.1%	9.1%	18.2%	1778万円	1.0%
ワークフォース	1- 1- 5-40/47	2.1%	4.3%	14.9%	1735万円	1.0%

集計期間：2014. 5. 3 ～ 2019. 7.28 賞金シェア順

Ｔｏｐ１０に入っている種牡馬で、キングカメハメハ以外は

ヘイルトゥリーズン系に分類される種牡馬でございますな。

特にＤサンデー系種牡馬が５頭も

ランクインしておるのが非常に興味深い傾向と申せましょう。

そして意外にも、キングマンボ系以外の

ミスプロ系種牡馬が上位にランクインしていないのも

面白い傾向でございますな。

今年の登録馬で、

Ｄサンデー系種牡馬を父に持つのは、

ゴールドアリュール産駒の２頭のみ。

・ハヤブサナンデクン

・リープリングスター

その他のヘイルトゥリーズン系種牡馬産駒は・・・

・ブラックウオーリア（ブラックタイド産駒）

・ブルベアイリーデ（キンシャサノキセキ産駒）

・メスキータ（ブラックタイド産駒）

・ロードリバーサル（ハーツクライ産駒）

・ヴァイトブリック（シンボリクリスエス産駒）

母父傾向

父がサンデー系の場合、

母父が米国型（特にミスプロ系）が良く走ります。

昨年は、１０番人気２着のヒラボクターシュが

父Ｐサンデー系×母父米国型ワイルドラッシュという配合。

一昨年、１２番人気２着のサルサディオーネは

父Ｄサンデー系×母父米国型ミスプロ系という配合。

２０１５年に１１番人気で３着に来た

タマノブリュネットも、サンデー系×ミスプロ系。

２０１４年に９番人気で３着に来た

ランウェイワルツもサンデー系×ミスプロ系。

今年の該当馬は以下の４頭。

・ブルベアイリーデ

・メスキータ

・リープリングスター

・ロードリバーサル

前走傾向

臨戦過程に大きな偏りが見られますな。

最も成績優秀なのは、「前走が地方」だった馬。

↓↓↓

前走場所	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
地方	4- 1- 5- 19/ 29	13.8%	17.2%	34.5%	263	165

集計期間：2011. 8.21 ～ 2018. 8. 5

これは、前走Ｇ１ジャパンＤＤ組だけではなく、

重賞以外のレースからも入着馬が出ております。

今年の該当馬は以下の３頭。

・デルマルーブル

・トイガー

・メスキータ

次いで高回収率は「前走中京組」

↓↓↓

前走場所	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
中京	1- 4- 0- 11/ 16	6.3%	31.3%	31.3%	20	157

集計期間：2011. 8.21 ～ 2018. 8. 5

今年の該当馬は以下の２頭。

・ブラックウオーリア

・ロードリバーサル

ラップ的考察

２０１１年のＧ３昇格後のラップを

ＲＰ指数で見て参りましょう。

開催年度	ＲＰ	前３Ｆ	後３Ｆ	前４Ｆ	後４Ｆ
2018	48.1	36.6	37.8	49.6	50.1
2017	47.0	36.1	38.4	49.2	51.2
2016	48.3	35.6	37.3	48.2	49.9
2015	47.6	35.7	37.9	48.7	50.4
2014	54.2	36.0	35.8	49.2	48.5
2013	49.1	35.7	37.0	48.4	49.3
2012	47.9	35.6	37.8	48.8	50.4
2011	49.7	35.3	37.4	49.0	49.8
平均	49.0	35.8	37.4	48.9	50.0

２０１１年以降８年間のＲＰ指数の平均は「４９」

最低値は２０１７年の４７でございますな。

ここではＲＰ指数が「４７以上５０未満」

であったレースにおける補正タイムを比較する事で、

ラップ適性の高さと、スピード能力の高さを

把握して参りとうございまする。

ついで。と申しましては何ですが・・・

血統傾向と、前走傾向も併せて一覧にまとめておりますれば、

レパードステークス予想の参考資料としてご利用頂ければ

誠にもって光栄の至りと存じまする(*_ _)

馬名	父	母父	前走	補正Ｔ
アッシェンプッテル				未経験
アヴァンセ				91
エルモンストロ				95
カフジロッソ				90
ゲンパチルシファー				96
サトノギャロス				102
デルマルーヴル			◎	100
トイガー			◎	98
ハヤブサナンデクン	◎			93
ハヤヤッコ				100
ビルジキール				102
フーズサイド				77
ブラックウォーリア	○		○	103
ブリッツェンシチー				87
ブルベアイリーデ	○	★		100
メスキータ	○	★	◎	95
リープリングスター	◎	★		94
ロードリバーサル	○	★	○	90
ワシントンテソーロ				95
ヴァイトブリック	○			未経験