今週は３冠レースの１戦目
Ｇ１皐月賞が行われます。
ここでは、血統傾向の他にも
意外と知られていない「前走傾向」と
「キャリア」についてもお話をさせて頂きまする。
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２着 評価２位 ７番アカイトリノムスメ（２人気）
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皐月賞傾向「キャリア編」
中山競馬場の「馬場改修工事後」
過去７年間に行われた皐月賞で、
３着以内に好走した２１頭全てが
該当する傾向として、キャリアに
注目したいと思います。
まずは・・・
皐月賞までに何戦使われていたか？
これには明確な傾向が表れております。
↓↓↓
このように、キャリア３戦から
５戦だった馬以外は１頭も馬券に絡んでおりません。
前走４角ポジション
「皐月賞は速い馬が勝つ」
と言う格言がございますが、
これは「スピード能力の高さ」
は無論の事ですが・・・
「スタート後の速さ」と言う意味も
含まれておると拙者は解釈しております。
つまり、好位に付けられるスピードも
非常に重要なレースであるという事でございますな。
↓↓↓
このように、２１頭中１５頭が
前走の４角で５番手以内に付けておりました。
距離実績
そして「スピード能力」に関しては、
１６００ｍか１８００ｍで通用していた
という実績が非常に重要になります。
↓↓↓
このように、２１頭中１８頭が
１６００ｍ・１８００ｍのＯＰクラスで
連対実績を持っておりました。
皐月賞 血統傾向
過去７年間で複数の３着以内馬を
出した種牡馬の系統は以下の通り。
↓↓↓
このように、父がディープインパクトか
キングカメハメハ系の種牡馬が圧倒的。
ディープとキンカメ産駒について
現３歳世代がラストクロップとなる
キングカメハメハ産駒と、現２歳世代に
２頭しか産駒が居ないディープインパクト。
どちらもこの世代が
事実上のラストクロップになります。
これからは、母父ディープインパクト、
母父キングカメハメハにも目を向けていく
時代となって参りましょう。
皐月賞２０２２ 注目馬
ドウデュース
父：ハーツクライ
母父：ボールドルーラー系
（スピードの持続力補完+成長促進）
祖母父：ミスプロ系ゴーンウエスト
（スピード能力超アップ＋成長促進）
クロス：リファール４×４
サンデー系種牡馬産駒のトップスピードを
高める事に非常に重要な役割を果たす
「リファールの血」をクロスで保持する事で、
ハーツクライ特有のトニービンの重さと
晩成傾向を解消し、さらに母系に米国型血統を
重ねる事で成長を早め、２歳戦から高度な
スピード能力を発揮させることに成功した
絶妙な配合と申せましょう。
マイルＧ１勝ち馬で、前走の４角位置は５番手。
キャリア４戦と、皐月賞好走の要件を
全て満たしており、２週前・１週前追切も
抜群の動きで、仕上がりに不安は無さそう。
人気になる事は必至でございますが、
本命党の方には、非常に心強い存在でありましょう。
アスクビクターモア
父：ディープインパクト
母父：欧州ブラッシンググルーム系
祖母父：欧州ノーザンダンサー系
母父のブラッシンググルーム系は
欧州血統の中ではスピード強化に
非常に効果が高い血統でございます。
また、
タフな競馬への適応能力の向上と、
成長力を補完する効果があり、
ダービーよりも皐月賞向きに
味付けされたディープ産駒でございましょう。
すっと先行出来るスピードがあり、
ペースが上がっても耐えられる
血統構成を持っており、弥生賞よりも
タフな流れになれば、チャンスが広がりそう。
サトノヘリオス
父：エピファネイア
母父：サンデーサイレンス
祖母：エアデジャブー
エアデジャブーは、牝馬３冠レースの
全てで馬券に絡んだ「隠れ名牝」ですな。
２走前のＧ１ホープフル惨敗は
休み明け好走からの中１週強行ローテ
による反動が出たものでございましょう。
前走は１８００ｍ重賞で３着に好走。
そこから中３週のローテであれば、
父がロベルト系であることを考慮すれば、
反動よりも上積みに期待したいですな。
ジャスティンロック
キングカメハメハ系リオンディーズ産駒。
Ｇ３京都２歳Ｓでは、後にＧ２スプリングＳで
優勝するビーアストニッシドを差し切り優勝。
前走弥生賞も４着ながら
着差は０秒２差の惜敗で、
叩いた上積みがあれば馬券圏内も。
※※※※※※※
キングカメハメハの血を持ち、
１８００ｍは３戦２勝２着１回。
キャリアも４戦で、
前走の４角ポジションも合格。
馬場不問、ペース不問で
メンバー上位の上りを繰り出し、
安定して能力を発揮できるところが
大きな魅力でございますな。
この馬の名前は
コチラに書いております。
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