今週から開催が始まる阪神は、
京都競馬場改修工事の為の代替開催。
今年のG2京都記念は宝塚記念の舞台
阪神芝2200mでございますな。
非根幹距離のG2レースで、
主流血統のディープインパクト産駒よりも、
非主流血統馬にチャンスが大きい舞台での
開催でございまする。
先月行われた非根幹距離重賞
G2日経新春杯では11万馬券を的中。
やはり血統知識がモノを言う
「非根幹距離」が面白うございますなぁ。
ここでは、阪神芝2200mの
好走血統傾向を再確認しつつ、
危険な人気馬と注目穴馬を
ご紹介して参りまする。
G2京都記念2021予想の
ご参考となりましたら、
誠にもって光栄の至り(*_ _)
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G2京都記念2021 出走登録馬
出走表はnetkeiba.comさまより(*_ _)
出走を予定していたセンテリュオが
本調子にない事で、引退・繁殖入り
となりましたなぁ。
無事に良い仔を沢山生んで頂きたいと、
切に願っておりまする。
阪神芝2200m内回り 好走血統
G1宝塚記念が行われる
阪神芝2200m内回りコース。
宝塚記念と言えば
「ディープインパクトの牝駒」が
穴をあけるイメージでございます。
今年は1人気が予想される
ラブズオンリーユーが唯一の
該当馬でございますな。
昨年秋に同舞台で行われた
G1エリザベス女王杯でも3着しており、
リアルスティールの全妹という事でも
人気を集める事になるのでございましょう。
ただ、ラヴズオンリーユー含め、
全兄姉は「距離短縮ローテ」では
極端に連対率が落ちる傾向に有り、
また、2200mという距離に
連対実績がない事に、一抹の不安を
覚えるところでございまする。
以下は牡馬の種牡馬別コース成績でございます。
↓↓↓
阪神芝2200m 種牡馬別集計
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 8- 3- 2-35/48 | 16.7% | 22.9% | 27.1% | 49 | 51 |
キングカメハメハ | 2- 3- 1- 9/15 | 13.3% | 33.3% | 40.0% | 127 | 106 |
ルーラーシップ | 1- 4- 4-13/22 | 4.5% | 22.7% | 40.9% | 23 | 129 |
ステイゴールド | 1- 1- 0-11/13 | 7.7% | 15.4% | 15.4% | 10 | 22 |
New Approach | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 300 | 180 |
ディープブリランテ | 0- 0- 1- 2/ 3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% | 0 | 426 |
ローエングリン | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
集計期間:2018. 2.24 ~ 2020.12.26
限定条件:牡・セン馬のみ
ディープインパクト産駒は、
1600m以上の距離では、
ほとんどのコースで、複勝率が
4割前後というデータになるのでございますが・・・
この非根幹距離コースにおきましては
ディープの牡馬の成績は大きく低下しております。
特に根幹距離の重賞で活躍してきたタイプは、
人気を裏切る傾向にあり、その分非主流血統馬
に席が空く。という図式が成立致します。
ディープインパクトの牡駒は、
その取捨に十分な吟味が必要であると
申せましょう。
ステイゴールド産駒も成績がかんばしくなく、
一般的な血統イメージとはかけ離れた低迷ぶり
でございますな。
種牡馬:ステイゴールド 芝2200m場所別集計
場所 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
新潟 | 4- 6- 9- 32/ 51 | 7.8% | 19.6% | 37.3% |
東京 | 0- 0- 0- 0/ 0 | |||
中山 | 11- 4- 15- 96/126 | 8.7% | 11.9% | 23.8% |
中京 | 7- 9- 13- 78/107 | 6.5% | 15.0% | 27.1% |
京都 | 7- 7- 7- 41/ 62 | 11.3% | 22.6% | 33.9% |
阪神 | 3- 2- 2- 35/ 42 | 7.1% | 11.9% | 16.7% |
集計期間:2013. 1.13 ~ 2021. 1.24
限定条件:牡・セン馬のみ
ご覧の通り、他場の2200mでの
好走率と比べれば、阪神でのパフォーマンスは半減しております。
今年の登録馬では
ステイフーリッシュが該当馬。
3人気予想でございますな・・・
距離延長ローテが本領の馬が同距離ローテ。
休み明け2戦目に馬券になったことが無い。
と言う個性も含め、今回は過剰人気の
「危険な人気馬」に指名させて頂きまする。
京都記念2021 注目穴馬
・ダンスディライト
コース相性の良いキングカメハメハ産駒。
母系は、種牡馬ダンスインザダーク、
エアダブリン、ダンスパートナーなどを
輩出した名牝系ダンシングキイの牝系でございますな。
エアダブリンとダンスパートナーは
宝塚記念でも馬券になっており、
6歳秋以降も重賞で好走していた晩成型。
母のダンスインザムードはG1を2勝。
本馬自身は前走で3勝クラスを
勝ち上がったばかりでありますが、
今回と同舞台での勝利であり、
前走よりも斤量が1キロ軽くなりますな。
牝系のスケールからも、ここで通用する
可能性は十分であり、上位人気馬に不安材料
が多いここは、馬券圏内も期待出来ましょう。
・ベストアプローチ
サドラーズウェルズ系種牡馬
ニューアプローチの産駒。
日本においては、いわゆる「非主流血統」
でございますな。
半兄のレックスアバンドン(父ダンチヒ系)は
欧州のG1を2勝しておりますな。
本馬自身がこの舞台の3勝クラスを勝っており、
またニューアプローチ産駒は距離の変動には弱く
同距離ローテで能力を発揮致します。
雨馬場は苦手なようなので、良馬場が
前提となりますが、開幕週の軽い馬場なら
思わぬ激走もあるやも知れませぬ。
・※※※※※※※※
ディープ産駒の中では、
この系統の母父を持つ牡馬は、
複勝率も回収率も高く、春のクラシック
好走実績馬でないことが、ここでは有利な
材料でございますな。
馬名はここに書いておきます
↓↓↓
最終結論は「血統馬券倶楽部」で。