「G3小倉記念2021」小倉2000mは母系に注目

 

今週の日曜に行われる

「サマー2000シリーズ第3戦」G3小倉記念。

 

 

舞台となる小倉芝2000mは、

平坦小回りで最後の直線部分が300mを切る「非主流コース」。

 

ですが、種牡馬の傾向は主流コースと大差はなく、

血統の傾向は母系の方に出ておりますな。

 

 

 

小倉記念2021の

注目穴馬はコチラに書いております。

↓↓↓


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小倉記念2021登録馬

 

出走表はnetkeiba.com様より拝借(*_ _)

 

 

 

 

小倉芝2000m血統傾向

 

中距離コースとしてはペースが速くなりやすいコースで、

特に3コーナー手前から一気に流れが速くなる傾向が強いのが、

このコースの特徴でございますな。

 

 

その為、3コーナーからゴールまでの約800mの区間で

息が入りづらく、欧州的な持久力を問われやすくなりますな。

 

 

その結果、欧州型のナスルーラ系やロベルト系、

ノーザンダンサー系を母系に持つ馬の方が、

米国型血統を母系に持つ馬よりも走りやすい傾向が有ります。

↓↓↓

【該当馬】

・アールスター

・ショウナンバルディ

・ヒュミドール

・ファルコニア

・レオコックブルー

・ヴェロックス

 

 

 

また、母父にサンデー系を持つ馬の場合は、

父に欧州型のキングマンボ系やデインヒル系、

ロベルト系、ノーザンダンサー系の種牡馬を

持っている馬が圧倒的に好走率が高い傾向が有ります。

↓↓↓

【該当馬】

・ハッピーアワー

・モアナアネラ

 

 

それから・・・

これはコースの傾向ではなく、

近2年の小倉記念傾向としまして、

母父にヴァイスリージェント系を持つ馬が

2年連続で穴をあけております。

↓↓↓

【該当馬】

・イロゴトシ

・グランスピード

・スーパーフェザー

・モズナガレボシ

 

 

 

 

優勝馬の「前走距離」

 

過去10年の小倉記念優勝馬の前走距離は、

全て2000m以上でした。

 

↓↓↓

【該当馬】

・アールスター

・イロゴトシ

・ショウナンバルディ

・モアナアネラ

 

 

 

キャリアの傾向

 

過去10年の小倉記念で馬券に絡んだ30頭の内、

27頭が「キャリア20戦以内」でした。

 

 

キャリアが21戦以上だった馬は、

過去10年で46頭が出走して3着が3回のみ。

 

 

馬券の中心は、キャリア20戦以内の馬

という事になりましょうか。

 

↓↓↓

【該当馬】

・イロゴトシ

・グランスピード

・スーパーフェザー

・ヒュミドール

・ファルコニア

・モアナアネラ

・ヴェロックス

 

 

 

小倉記念2021の注目馬

 

イロゴトシ

 

・前走2000m

・キャリア15戦

小倉記念の好走傾向に合致しておりますな。

 

 

父は短距離色の強いディープ系種牡馬のヴェンジェンス。

 

母父は米国型ヴァイスリージェント系クロフネで、

スピードにシフトした両親ではありますが・・・

 

イロゴトシの祖母リッジローズは、

「サドラーズウエルズ×ミスワキ」

という配合で、この組み合わせは、

現在の「凱旋門賞血統」として名高い

英愛リーディングサイアーのガリレオと同じ。

 

 

ちなみに、

ミスワキは、日本でも種牡馬として

ジャパンカップ勝ち馬マーベラスクラウンを出し、

母父としても、宝塚記念勝ち馬サイレンススズカ、

菊花賞馬ザッツザプレンティをはじめ、多くの

重賞ウイナーを出した種牡馬ですな。

 

欧州的な持久力を、ふんだんに補完されている、

非常に魅力的な牝系であると考えます。

 

 

 

小倉記念2021のもう一頭の注目馬は

コチラに書いております。

↓↓↓


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