今週は令和初の天皇賞秋(東京11R芝2000m)。
G1ホース10頭が顔を揃える超豪華メンバーとなりました。
その中でもやはり人気はアーモンドアイ。
鞍上のルメール殿が「サートゥルナーリアよりも
アーモンドアイの方が強い」と親しい人にささやいたとか。
相手探しの1戦ではございますが、
1番人気が圧倒的になると、ヒモが荒れるのが競馬。
総合評価シート「EZ-WIN」を使って
令和初の天皇賞秋のヒモ候補馬を探して参りましょう。
天皇賞秋2019 EZ-WIN
見やすいPDF版は
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・馬名欄に背景色がついているのは、近3走でG1を経験していない馬(割引材料)
・血統評価欄の「デ」はディープ産駒。「キ」はキングマンボ系。
・カデナ・マカヒキは天皇賞ニックス配合該当馬
・馬名が赤文字の馬はコースのニックス配合該当馬
【距離ローテの赤文字表記について】
過去の傾向から、上位人気馬は「短縮ローテ」で好走率UP。
4番人気以下で馬券になりやすいのは「延長ローテ」
と言うように、人気によって好走ローテが変わる傾向が有り、
傾向該当馬の距離ローテ表示は赤文字で表示し、それに応じて
点数加算を行っております。
レシピ該当馬は4頭。
血統馬券レシピ該当がアーモンドアイとワグネリアン。
馬主馬券レシピ該当馬は、サートゥルナーリアとドレッドノータスで、
これは「キャロットファーム所有馬」のレシピに該当しております。
EZ-WIN評価1位
②アーモンドアイ
今更多くを語るまでもございませぬなぁ・・・
今回は安田記念からの延長ローテでありますが、
桜花賞→オークス、秋華賞→ジャパンカップと
2度の延長ローテを難なくこなしたどころか、
パフォーマンスを上げており、これは懸念材料よりも
むしろ強調材料と申せましょう。
過去最高指数をマークした時のRP指数が、
今回予測されるRP指数と完全にシンクロしており、
前走のような大きすぎる不利が無く、普通に回って来れば、
ここは勝って当然の1戦でございましょう。
EZ-WIN評価2位
⑭ワグネリアン
昨年のダービー馬でございますな。
ちまたでは、鞍上の福永殿の誕生日が、
皇后陛下雅子様のご生誕の日と同じ日という事で、
サイン馬券の材料にもなっておるようですが・・・(*^。^*)
ディープ×キングマンボ系という配合は、
東京芝2000mコースのニックス配合であると同時に、
天皇賞秋のニックス配合でもございます。
ただ、4歳になってから精彩を欠く印象で、
補正タイム指数の伸びも停滞しておるようでございますな。
ディープ産駒のダービー馬にありがちな、
「古馬になってからの成長力に欠ける」という
可能性も一応は視野に入れておきたいところ。
EZ-WIN評価3位
⑨ダノンプレミアム
この馬もディープインパクト産駒で、
2歳重賞からレコードタイムを更新し、
G1朝日杯FSを勝っている「早熟系ディープ産駒」
やはり、古馬になってからの成長力に
疑問が付いて回る血筋では有りますなぁ。
本馬の過去最高パフォーマンスは金鯱賞。
その後、マイラーズカップは勝ってはいるものの、
補正タイム指数は大きく下がっておりますな。
また、前走はスタートで「ユタカアタック」を食らう
大きな不利があったとはいえ、馬が完全に戦意喪失。
エリートに見られがちな脆さを露呈しておりました。
同じ不利を受けながらも、諦めずにタイム差無しの
3着まで盛り返したアーモンドアイと比べると、
勝つ事への執念が雲泥の差。と申せましょう。
とまれ、指数から見ると現状は、
1戦毎にパフォーマンスを落としている状況で、
「勢いを失くしたディープ産駒の深追いは禁物」
と言う格言に該当致しますな。
もっと言えば、最高指数をマークした
金鯱賞のRP指数が55.9で、今回予測される
RP指数とは隔たりがあり、今回この馬のベストバウトを
期待するのは、やや無理があるように考えておりまする。
押さえ評価まで。と致しまする。
EZ-WIN評価4位
⑩サートゥルナーリア
ルメール殿に選ばれなかったものの、
半兄エピファネイアをジャパンカップで優勝に導いた
縁起の良い騎手スミヨン殿の手綱となる今回。
天皇賞秋は、乗り替りに不利傾向があるレースでもなく、
その点については、あまり考えなくとも良いかと存じまする。
ただ、このメンバーで2番人気と言うのが
少し売れ過ぎの感がございますなぁ。
前走は圧巻の強さを見せつけてくれましたが、
あのレースは、RP指数68の超スローペース。
それを先行して押し切ったもので、
天皇賞秋とは根本的にレース質が異なるレース。
前走の結果だけで「強い馬」と言うのは如何なものか?
自己最高の補正タイム指数「120」を記録したのは、
その前走でのもので、鵜呑みにするには危険が匂い立ちますな。
距離短縮ローテ自体は、
血統を考えれば歓迎材料と考えられますが、
これまで短縮の経験はなく、レースのペース変化から
その適性を考察してみますれば・・・
皐月賞(RP指数53)の補正タイム指数が「115」。
ダービー(RP指数49)の補正タイムが「113」で、
0秒5差の4着は「凡走」と呼んでも差し支えございますまい。
そして、RP指数68の神戸新聞杯で
補正タイム指数「120」をマークしての大楽勝。
今回は、どう軽く見積もってもRP指数が、
前走比で「10以上」下がる見込みでございますれば、
「前走以上のパフォーマンスを望んではいけないローテ」
であると拙者は妄想いたしまする。
このような事を大っぴらに書くと、
大抵、楽勝されてしまったりするのでございますが・・・
これはあくまでも、
「穴馬の登場スペースをいかに確保するか?」
を常に考える拙者の個人的な見解でございまする。
3列目の押さえ評価と致します。
EZ-WIN評価5位
5位は2頭。
④スワーブリチャード
平日の展望レポートで推しておりましたが、
その考えは変わっておりませぬ。
以下レポートより引用
↓↓↓
注目馬は、昨年1番人気で10着に敗れた
④スワーヴリチャード
この馬は、ハーツクライ産駒としては珍しいタイプで、
距離短縮や、前走よりもペースが速くなる事を好む。
と言う傾向の有る馬でございますな。
大阪杯・安田記念などG1に限ると特にその傾向が顕著で、
昨年は、安田記念からの延長ローテで、ペースダウンの1戦。
今年の臨戦過程は、宝塚記念からの短縮で、
アエロリットがペースメーカーとなれば、当然
ペースは前走より早くなる見込み。
その宝塚記念は苦手と言われる右回りで、
今回は得意の左回り替わりとなりますな。
そして「右回り→左回り」という
「回り替わりローテ」では5戦して複勝率100%
今回は必ずやスワーヴリチャードらしい競馬を
見せてくれることでございましょう。
ハーツクライ産駒の当コース3着以内シェアは、
今年の出走馬に限定するとディープ、ステイゴールド
に次ぐ3位で、キングカメハメハよりも適性は上。
この馬が2頭軸の相手。
⑬ランフォザローゼス
調教が今一つパッとしておりませんが・・・
さらにネガティブデータである「近3走以内にG1不出走」
にも該当し、減点処置をとっております。
しかし逆に言えば、「調教評価点ゼロ+減点」でも
5位評価タイという事は、それだけ適性に優れておる。
とも考えられますな・・・
血統面は、キングマンボ系とディープを両親に抱え込む
と言う、念の入った布陣でございますれば、一応は
激走に警戒しておきたいところ。
その他の要警戒馬
これは、挙げればきりがないワケでございますが・・
天皇賞ニックス+ラップ適合馬
①カデナ
⑧マカヒキ
コースニックス+ラップ該当馬
➂ケイアイノーテック
⑫ドレッドノータス
前走で自己最高指数「120」をマーク。
ラップ的にも適合しており、レシピ該当馬という事で
押えと言うよりは★爆穴候補。
その他
⑤アエロリット
自分でペースを作れる強みと、
男馬相手になると張り切る気性に1票。
⑥ユーキャンスマイル
⑯アルアイン
昨年4着馬に表敬。
馬券
3連複2頭軸流し11点
②④から
1・3・5・6・8・9・10・12・13・14・16
ワイド④-⑫
それでは佳き天皇賞を。
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本日も何卒よしなにお願い致しまする(*_ _)
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