重賞レポートG2阪神牝馬S・G2NZT

今週の土曜は中山・阪神ともにマイルのG2が開催されます。

中山のG2ニュージーランドトロフィーは3歳馬限定戦。

NHKマイルカップのトライアルレースでございますな。

阪神のG2阪神牝馬Sは4歳以上の牝馬限定重賞。

ニュージーランドTの方は、

波乱含みの傾向がございますな。

ここでは、両重賞の穴馬の好走傾向について

過去のレースを元に分析を進めて参りまする。

ニュージーランドトロフィー

まずは、中山のG2ニュージーランドTの

穴馬好走傾向を探りましょう。

今年の特別登録馬15頭

コース攻略ガイドの血統馬券レシピ該当馬として

ご紹介しておりましたカリボールが回避の模様(>_<)無念。。。

カルリーノの方は連闘ですが出走するようで、

鞍上も石川殿で決まったようでございますな。

血統傾向


人気薄で走る馬は、芝ダートを問わず1400m以下に

適性が高い種牡馬産駒か短距離ダート指向の強い血統を

持つ馬が目立つ傾向にございます。


・父がPサンデー系又は短距離実績の有るサンデー系。

・父が米国型。

・芝1200mのG1に実績がある種牡馬や、

 芝1200mに適性の高いノーザンダンサー系の

 種牡馬を父または母父に持つ馬。

・プリンスリーギフト系の血を持つ馬。

今年の該当馬

アフランシール
エリーバラード
カルリーノ
グラナタス
ココフィーユ
メイショウショウブ
ワイドファラオ

距離ローテ

過去5年で4番人気以下で馬券に絡んだ

9頭の内、8頭が距離短縮または延長ローテ。

同距離ローテで馬券になった6頭の内、

5頭は3番人気以内に支持されておりました。

今年の該当馬は以下の7頭

(前走ダートだった馬は対象外)

・アガラス

・アンクルテイオー

・グラナタス

・ココフィーユ

・コスモカレンドゥラ

・ホープフルサイン

・ミッキーブラック

これらの該当馬の距離ローテ適性については

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G2阪神牝馬S

距離が1400mから1600mに

変更されて今年が4年目の開催となりますな。

非根幹距離の1400mから、

根幹距離の1600mに替わった事で

比較的堅い決着になりやすくなったようで、

穴党の拙者には、物足りないレースに

なってしまい申した。

また、距離変更後の血統傾向には

明確なバイアスが見受けられまする。

そしてあの人気馬が、その傾向(バイアス)から

外れておるのでございます。

その辺りも含めて、脚質傾向や

臨戦過程・過去実績等の面から

好走確率の高い馬を探って参りましょう。

今年の出走登録馬


予想人気と特別登録馬はnetkeiba.com様より無断借用(*_ _)

1番人気予想は、当然ながらラッキーライラック。

しかしこの馬の母系が、レースの好走血統傾向から

外れておるのでございますよ・・・

血統傾向

施行距離がマイルに変更されて以降の、

3着以内馬全てが以下の傾向に当てはまっております。

・父がサンデー系の主流種牡馬

・母父が欧州型血統か、父母父・母母父がともに欧州型血統

血統傾向から外れた馬

ダイアナヘイロー

メイショウオワラ

ラッキーライラック

リバティハイツ

レッツゴードンキ

上記の5頭が好走血統傾向から外れておりまする。

まぁ、ラッキーライラックの場合、

能力差でぶっちぎりも有り得ますが。。。

ディープ産駒は外せませぬ

過去3年の3着以内馬9頭中、

5頭がディープインパクト産駒でございました。

そして5頭全てが「母父が欧州型ノーザンダンサー系」

今年の該当馬

カンタービレ

サラキア

ミッキーチャーム

レッドオルガ

ワントゥワン

以上の5頭が

ディープ×欧州型ノーザンダンサー系。

臨戦過程

前走のレースクラスによる傾向は以下の通り。

前走が準OPだった馬

前走1着で、なおかつ近3走以内に2勝以上。

今年の該当馬

メイショウオワラ

前走がG3だった馬

前走のG3で3着以内に好走。

今年の該当馬

アマルフィコースト

ミエノサクシード

レッドオルガ

前走が国内G1だった馬

前走のG1では3着外でも、

近3走以内にG1かG2で連対実績。

今年の該当馬

カンタービレ

以上のように、近3走以内に好走実績のない馬が

馬券に絡んでいないレースでございますな。

しかしデータが少なく、前走G2だった馬を

どう評価するかと言う問題がございます。

そこで、過去3年の3着以内馬全てに該当する

「近2走以内に馬券に絡んだ馬」と言う条件で

くくりますと、今年の該当馬は・・・

アマルフィコースト

カンタービレ(ディープ×欧)

ダイアナヘイロー

ミッキーチャーム(ディープ×欧)

ミエノサクシード

メイショウオワラ

ラッキーライラック

リバティハイツ

レッツゴードンキ

レッドオルガ(ディープ×欧)

今年の注目馬

レッドオルガの兄弟姉妹は阪神1600mの鬼。

コース 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
阪神・芝1600外 3- 7- 2- 7/19 15.8% 52.6% 63.2% 62 122

前走の東京マイルへの適性は

コース 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
東京・芝1600 6- 1- 8-11/26 23.1% 26.9% 57.7% 111 216

勝率では東京が上でございますが、

連対率・複勝率では阪神マイル適性の方が高く、

今回のコース替わりはプラス材料でございましょう。

レッドオルガ自身は、一見すると

左回りに良績が集中しているように見えますが、

右回りには3戦しか出走しておらず、その内2戦は

1800mで、マイル戦は中山の1鞍のみ。

コース 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
中山・芝1600 1- 1- 0- 7/ 9 11.1% 22.2% 22.2% 26 43

ご覧の通り、兄弟姉妹の中山マイルへの

適性の低さを考えますれば、左利きと断ずるのは

はなはだ危険でございましょう。

むしろ、世間が「左利き」と思ってくだされば

むしろ好都合と申すもの。

上り3Fが34秒以上の「上り時計の掛かる」レースでも、

上り32秒台の「高速上り」レースでも好走しており、

今の不安定な天候と、読みづらい馬場を考えますれば、

非常に狙いの立ちやすい1頭と申せましょう。

現段階での拙者の注目馬は

レッドオルガ

としておきまする。

以上、今週の重賞レポートでございました。

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