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先週日曜札幌で行われた
「Ｇ３クイーンステークス」の
結果とレース回顧、激走穴馬の血統分析を行い、
雪辱の糧と致しとうございまする。
クイーンS 結果とレース回顧
レース結果着順
１F（２００ｍ）毎のラップタイム
レース回顧
控える競馬も出来ると考えていた為に、
タガノアスワドのペースを想定しておりましたが
奈々子殿が強気にハナを叩いて１０００ｍ通過が
５８秒台というハイピッチでレースを引っ張る形に。
良馬場の中距離では、平均ペースがベストな
ナルハヤには、少々ペースが速すぎたようですな。
加えてタガノアスワドとコントラチェックに
終始並びかけられるような展開で、非常に厳しい
展開と相なり申したなぁ・・・
結果、先行勢は総崩れとなり、差し・追込み・追込み
という中団・後方待機組に有利な展開でございました。
終始、最内で脚を溜めていたレッドアネモスが、
上手く馬群を捌いて、力強く抜け出し先頭でゴール。
２着には、後方待機から直線に入るとすぐに
外に持ち出されたビーチサンバが抜群の伸びを見せ
勝ち馬に追いすがるも、その差は3/4馬身まで。
３着から７着まではその着差が０秒２という大混戦、
騎手の巧拙が着順を左右した。という印象でございました。
中でも本命のリープフラウミルヒは、直線に入って
ビーチサンバに蓋をされた格好で外に持ち出せず、
内に進路をとった時点で「あちゃ～」(>_<)
案の定、伸び脚が止まったシャドウディーバのお尻に
つかえて慌てて外に切り替えるロスが致命的でしたな。
ビーチサンバと併せ馬になった時の脚色は勝っていただけに
非常にもったいのうございました。
とまれ、鞍上の腕に目をつむって本命に据えたは
拙者の不覚。面目次第もござりませぬ(*_ _)
爆穴レッドアネモスの血統分析
１１番人気の低評価をあざ笑うかのごとき激走を見せた
「１番レッドアネモス」
ノーマークでござりました(*_ _)
父はTサンデー系種牡馬のヴィクトワールピサ。
父母父にあたるマキャベリアンは、欧州型のミスプロ系種牡馬。
欧州での産駒２頭がドバイワールドCを勝っております。
ヴィクトワールピサ自身もドバイワールドカップ勝ち馬。
ヴィクトワールピサは、
ダービーに縁の薄い種牡馬で、いわゆる非主流の
コースや馬場に適性の高さを見せております。
重賞で最も成績が良いのは１８００ｍでございますな。
ヴィクトワールピサ産駒
| 距離 | 総数 | ﾃﾞｰﾀ数 | １着数 | ３内数 | 賞ｼｪｱ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1800m | 30 | 23.3% | 50.0% | 37.5% | 32.5% |
集計期間：2015. 9. 5 ～ 2020. 8. 2
限定条件：重賞のみ
全産駒の重賞勝ち星の半分が１８００ｍ重賞。
面白いのは、１８００ｍ重賞の勝ち星が
すべて東日本開催のレースであるという事でございます。
それも栗東調教馬の東遠征が非常に優秀。
レッドアネモスは友道厩舎（栗東調教馬）の東遠征。
ちなみに３着のスカーレットカラーも
東日本遠征のヴィクトワールピサ産駒でございました。
レッドアネモスの母父は
プリンスリーギフト系サクラバクシンオーで、
これは父のスピード不足を補う役割の血統でございますな。
特に札幌１８００ｍと好相性というデータはありませぬが、
２０１６年のクイーンSで１１番人気３着と激走した
ダンツキャンサーも１枠１番の「サンデー系×バクシンオー」
という配合馬でございましたなぁ・・・
先に気づけよ・・・(/ω＼)←マヌケの見本
内枠の「父サンデー系×母父プリンスリーギフト」
これには今後めちゃくちゃ気を付けまする(*_ _)
今週の重賞
さて、今週は重賞が２鞍開催されまする。
日曜札幌
G３エルムステークス（ダ1700）
日曜新潟
G３レパードS（ダ1800ｍ）
近年、波乱傾向が強いのが
G３レパードステークスでございますな。
この３年は毎年２桁人気が馬券になっており、
昨年と３年前は２桁人気馬が２頭馬券に。
一昨年は、１番人気が飛び、５人気以下が上位独占。
さて、今年はどのような結果となりますのやら。
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