さあ!有馬記念 G1レポート

今年もいよいよ有馬記念ウイークでございますな。

 

拙者のような古い競馬ファンには、

「1年の総決算グランプリレース」という

一種独特の心持ちと緊張感で臨んだレースでございますが・・・

 

2017年にホープフルステークスがG1に昇格。

開催日程が12月28日て・・・

有馬記念が台無しですなぁ

 

年始にやれ!年始に!( `ー´)ノ

と言いたい思いで一杯でございます・・・

 

まぁ、それはさておき。

アーモンドアイが出陣して参りますな。

 

香港G1への遠征予定が、熱発の為取り消され、

ファン投票1位に応えての参戦と相成りました。

 

気になる熱発の影響はいかに?

これは調教に跨ったルメール殿がきっぱりと

「全然大丈夫!」

彼女を漢字一文字で表すならば?・・・の問いに、

「完」のひと文字を書いたそうでございますな。

 

もちろん「完了」ではなく、

パーフェクトの「完」だそうでございます。

 

ルメール殿自身、中山開催の有馬記念には

既に11回騎乗しており、1勝2着4回の

連対率45.5%と言う高打率。

 

その彼をして、

「スタミナが必要なレースですが彼女は大丈夫」

と太鼓判でございますな。

 

そこまで言われれば、ここは相手探しの1戦と

割り切って取り組むのが正しい姿勢なのやも知れませぬなぁ。

 

 

有馬記念好走馬の意外な特徴

 

さて、その相手探しをする為に、

中山競馬場が馬場改修されて以降の過去5年を

あらためて振り返ってみておりますと・・・

 

3着以内に入線した馬達の

ある共通点に気づいたのでございます。

 

それは、母系の特徴・・・

血統の字面ではなく、大切なのは

「母の距離実績」でございます。

 

もちろん、母が「未出走馬」の場合、

例外ではございますが・・・

 

まあ、理屈はともかくとして、

その検証結果を御覧に入れましょう。

 

有馬記念好走馬のお母さん

 

2018年

 

1着 ブラストワンピース(3番人気)

父は欧州型ノーザンダンサー系(ダンチヒ系)の

ハービンジャーでございますが、お母さんは

「ツルマルワンピース」キングカメハメハ×Pサンデー系

 

ツルマルワンピースは、芝・ダートともに

1400mで勝っていた馬でございますな。

 

そしてその母ツルマルグラマーは

1400m重賞ファンタジーS2着馬。

 

つまり、中距離以上に実績豊富な父と

スプリント実績のある牝系という組み合わせ。

 

2着 レイデオロ(1番人気)

父はキングカメハメハでお母さんは

ラドラーダ(シンボリクリスエス×シーキングザゴールド)

 

ラドラーダの距離実績は1400mから1600m。

その母レディブロンドは1200mで無敗の5連勝。

その勢いで臨んだG1スプリンターズSでは4着に好走。

 

3着 シュヴァルグラン(9番人気)

父は長距離向きサンデー系上位種牡馬ハーツクライ。

お母さんは「はるちゃん」ことハルーワスウィート。

大魔神3兄弟のお母さんでございますな。

 

はるちゃんの現役時の勝鞍は、

ダートの1000mから1400mでございました。

 

2017年

 

1着 キタサンブラック(1番人気)

父はディープインパクトの全兄ブラックタイド。

お母さんのシュガーハートは未出走馬でございますが、

1200mの申し子サクラバクシンオー産駒で、

母のオトメゴコロはダ1000mで2勝クラスを勝った馬。

 

2着 クイーンズリング(8番人気)

父は「非根幹距離」の帝王マンハッタンカフェ。

お母さんはダート1200mを勝ったアクアリング。

 

3着 シュヴァルグラン(3番人気)

2018年参照

 

 

2016年

 

1着 サトノダイヤモンド(1番人気)

ディープインパクト産駒で、お母さんは外国の方。

2200mのG1馬で、これは例外でございますな。

まぁ、単純にサトノダイヤモンドが強かったという事で。

 

2着 キタサンブラック(2番人気)

2017年参照

 

3着 ゴールドアクター(3番人気)

父はジャパンカップ馬スクリーンヒーローで

その父は有馬記念馬グラスワンダー。

 

お母さんのヘイロシンは芝1200mで2着2回。

未勝利のままジャンプ競技に転進されました。

 

 

2015年

 

1着 ゴールドアクター(8番人気)

2016年参照

 

2着 サウンズオブアース(5番人気)

父はダービー馬ネオユニヴァース。

 

お母さんのファーストバイオリンはアメリカ人で戦績不詳。

 

その父ディキシーランドバンドの産駒成績は

ダート1200mに特化している短距離型。

 

3着 キタサンブラック(4番人気)

2016・2017年参照

 

 

2014年

 

1着 ジェンティルドンナ(4番人気)

ディープインパクト産駒。

お母さんのドナブリーニは英国人で1200mのG1馬。

 

2着 トゥザワールド(9番人気)

キングカメハメハ産駒。

お母さんはエリザベス女王杯馬のトゥザヴィクトリー。

お、これは例外でございますな。

 

以上のように、サトノダイヤモンドと

トゥザワールドを除くと、お母さんは短距離系。

 

そしてお父さんは、例外なく中距離以上のG1実績馬。

 

 

アーモンドアイとサートゥルナーリア

 

父がマイラースプリンターのロードカナロア。

そしてお母さんが中距離以上のG1実績馬。

2頭とも共通する配合でございますな。

 

お父さんとお母さんの役どころが

入れ替わっただけ。と考えると、2頭とも

有馬記念での好走があってしかるべき配合パターン。

 

次回のG1レポートでは、

今年の出走馬のお母さん調べをして参りまする。

 

それではまたのお立ち寄りを(*_ _)

 

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