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2月19日(日曜)メニュー
小倉11R G3小倉大賞典
見解
土曜の小倉芝は内ラチ沿い最悪の外有利馬場でした。
最終レース終了後も雨は降り続き、当日の馬場は
土曜日よりも悪化する事が予想されます。
馬券の中心は、5枠から外側の枠に入った
欧州指向の強い血統馬を選びたいと思います。
◎14番ロングラン
父:ヴィクトワールピサ
母父:欧グレイソヴリン系
祖母父:欧ネヴァーベンド系
曾祖母父:欧ニジンスキー系
ヴィクトワールピサの産駒は
1800mが勝ち星最多距離になります。
また、土曜日に好調だったスパイス血統
「欧州型ナスルーラ系」の血を母系に2本。
この馬自身、荒れた馬場が得意で
外枠も最も好走率が高くなるタイプ。
前走と同距離ローテで、レースの好走傾向には
そぐいませんが、1800m巧者なので、割り引くより
適性を評価致しました。
★11番ダンディズム
父:マンハッタンカフェ
母父:シングスピール(欧サドラーズ系)
祖母父:欧ノーザンダンサー系
曾祖母父:欧ブランドフォード系
欧州指向の強い配合馬で、
父は非根幹距離に強いマンハッタンカフェ。
2200mの方が安定感がありますが、
馬場が渋って負荷が増すなら1800mでも。
○15番フォワードアゲン
父:ローズキングダム(キングマンボ系)
母父:グラスワンダー(欧ロベルト系)
祖母父:欧ターントゥ系
曾祖母父:欧ノーザンテースト
父は非主流の中距離型キングマンボ系種牡馬。
母系は欧州指向が強く、パワーと底力に優れた配合で、
雨馬場に強いタイプで、外枠に入れば
必ず買いたい存在です。
▲13番ホウオウエミューズ
非根幹距離が得意な「雨女」
前走はG1で家賃が高かったですが、
最も得意な1800mに距離短縮で臨めるのは
大きな加点材料と申せましょう。
ただ、得意距離でも外枠に入ると
凡走が目立ちますので、少し評価を下げております。
☆7番バジオウ
父:ルーラーシップ(トニービン持ち)
母父:ハービンジャー(欧ダンチヒ系)
祖母父:サンデーサイレンス
曾祖母父:欧ニジンスキー
ダンシングキィ牝系で、近親にはG1ホースがズラリ。
馬券
ワイド:11-7・13・14・15
3連複:11-7・13・14・15
馬連:14-1・2・7・11・12・13・15
3連複:14-1・2・7・11・12・13・15
阪神11R 大和S
馬券
馬連・3連複
12-2・3・6・13・14・15・16
東京11R G1フェブラリーS
見解
過去10年データからフェブラリーSで重要になるのは
1.父が米国型
2.前走馬体重500キロ以上の大型馬
3.左回りダートの重賞実績
「FS血統と馬格」に付けたBAマークは
ビッグアメリカンの意味で、父米国型の大型馬。
調教評価の「馬」マークは
馬喰(ばくろう=プロ馬券師)の
調教動画に基づく評価が高かった馬です。
◎6番メイショウハリオ
左回りでは少しパフォーマンスを落としますが、
東京ダートが得意なパイロ産駒であり、
当コースに勝ち星も持っております。
近走は地方出走の為、上り3F順位は不明ですが、
中央では常にメンバー上位の上りを使って勝ち負けしており
差し馬有利な馬場傾向も本馬にはプラス材料。
東京コースの重賞には使われた事がないだけで、
実はここが一番強い競馬が出来るコースと言う可能性も。
何よりも、ダート路線のG1戦線で
最上級のメンバーと互角以上に戦える能力は
決して侮ってはならぬものと考えます。
○10番テイエムサウスダン
昨年の2着馬。
この馬は、走る時とダメな時が
調教にはっきり出るタイプだそうで、
前走時は馬喰が「一銭もいらんで」と評価。
今回は「買わなアカンで」だそうです。
サウスヴィグラス産駒という事で、
1600mは長いと判断されやすいですが、
牝系ファミリーは1800mが本領の家系。
調子が上がっているなら、リピーターレースでもあり
昨年の実績を評価したいと思います。
★3番ケンシンコウ
パイロ×ファピアノ系(米ミスプロ系)の配合は
当コースの穴配合で、複勝率は55.6%。
複勝回収率は223%。
本馬自身、フェブラリーを連覇したカフェファラオを相手に、
ユニコーンS3着(11人気)の実績に加え
左回りのG3レパードSの優勝実績を持っております。
前走は初めての1400mで明らかに距離不足でしたが、
4角最後方から直線だけで10頭を抜き去るレース。
土曜の東京ダートは差しが有利な傾向が出ており、
良馬場であれば500キロ以上の馬格がある
パワーに優れた人気薄の追込みが決まるレースでもあります。
展開がハマれば馬券圏内もあり得ます。
▲7番レモンポップ
1600mは少し長い気もしますが、
メンバーを見渡すと、東京ダートならこの馬が
一番強いのであろうと素直に評価します。
ただ、主戦の戸崎騎手が、
レモンポップのドバイ遠征による不出走を前提に
ドライスタウト騎乗を決めてしまっていた為
今回は鞍上弱化となるのは不安材料。
つまり、戸崎騎手がレモンポップを見切って
ドライスタウトを選んだと言う訳では無いのですな。
余談ですが、レモンポップの参戦が急に決まった事を
知った戸崎騎手はカナリ悔しがっていたそうです。
(事情通談)
注2番シャールズスパイト
米国の芝馬ですが、父のスパイツタウンは米国では
3冠レースでも活躍馬を出す超一流の中距離ダート種牡馬。
調教後の馬体重が470キロ台で、良馬場の
ダートG1を戦うには少し馬格が足りませんが、
芝スタートだからココに使われたという側面もあり、
鋭い末脚をダートでも活かせるなら、
能力の高さでアッサリまでありそうな
ピンかパーではないかと考えます。
馬券
複勝:★3番
単勝:◎6番・注2番
ワイド:3-2・6・7・10
馬連:2-6・7・10
馬連:6-3・7・10
3連単1着固定12点
6⇒2・3・7・10⇒2・3・7・10
3連単フォーメーション3点
2⇒6⇒3・7・10
3連複フォーメーション24点
6-3・7・10
-2・3・4・5・7・8・10・11・12・15
K師の重賞見解と本命
PDFファイルの閲覧とダウンロード
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2月18日(土曜)メニュー
小倉11R 紫川特別
小倉は午後から雨の予報。
◎7番メイショウハボタン
父がサドラーズ系で祖母父がネヴァーベンド系
以下にも雨馬場のタフなレース向きの配合馬で、
この馬自身、冬の小倉の雨馬場が得意。
★5番サトノルーチェ
左回りの方が安定感がありますが、
右回りがダメと言う訳ではなく、
雨馬場は走るタイプ。
馬券
ワイド:5-7・8・14
馬連:7-1・2・5・8・10・13・14
3連複1頭軸流し21点
7-1・2・5・8・10・13・14
阪神11R G3京都牝馬S
見解
阪神で開催される京都牝馬Sは今年が3年目。
過去2年のこのレースでは、
父が非サンデー系種牡馬5頭が馬券絡み。
また、中距離指向の馬が強く、
1600m以上に実績のある6頭が馬券になりました。
スパイス血統と考えられるのは
Mr.プロスペクターの血で、馬券に絡んだ6頭全てが
これを4L系統内に持っておりました。
レース血統欄に付けている印は、
父が非サンデー系でミスプロ系を持つ馬が「血」
父が非サンデー系でミスプロ系を持たない馬が「注」
レースの好走傾向欄は1600m以上の実績を評価しております。
◎14番ミスニューヨーク
父:キングズベスト(キングマンボ系)
主流のマイル重賞とはズレた適性を求められる
G3ターコイズS(中山1600m)を連覇。
父も母父マンハッタンカフェも
非主流条件に強い血統であり、
本馬自身も非根幹距離の
1800mに特化した適性の持ち主。
同じ非根幹距離の1400mにも
適性がある可能性は十分にありそう。
★15番ルチェカリーナ
父:ディスクリートキャット(米ストームバード系)
母父:シンボリクリスエス(欧ロベルト系)
という配合で、父も母父も非サンデー系。
芝でもダートでも1400mが得意で、
前走の当コースG2阪神カップでは、
牡馬を相手に0秒2差に健闘。
牝馬限定戦ならば上位争いも十分ありそう。
○1番サブライムアンセム
父:ロードカナロア(キングマンボ系)
母父:シンボリクリスエス
当コースのG2フィリーズレヴュー勝ち馬。
桜花賞と前走のG3ターコイズSはともに0秒2差負け。
牝馬限定戦なら差の無い競馬が出来るタイプで、
重賞を勝ったコースの牝馬限定戦で返り咲き。
▲18番ロータスランド
父:ポイントオブエントリー
母父:スキャットダディ(米ストームバード系)
昨年の勝ち馬ですので能書きはありません。
☆8番ヒメカリス
父:ディープインパクト
母父:エッセンスオブドバイ(APインディ系)
皐月賞、大阪杯を制したアルアインの全妹で、
ダービー馬シャフリヤールの全姉ですな。
本馬は牝馬なので、適性距離は短く出ましたが、
末脚の鋭さはシャフリヤールと同じ印象。
ディープ×APインディ系の配合を持つ牝馬に
当コースのG2阪神カップを圧勝したグランアレグリア。
また、ディープインパクトの牝馬は
阪神内回りコースの非根幹距離に適性が高く
人気が無くても警戒が必要です。
馬券
単勝:14番
ワイド3頭ボックス:8・14・15
3連複3頭ボックス:8・14・15
馬連:14-1・8・13・15・18
3連複フォーメーション25点
14-1・8・13・15・18
-1・2・6・8・13・15・17・18
東京11R G3ダイヤモンドS
見解
唯一の逃げ馬タイセイモナーク陣営が、
「後続に脚を使わせる競馬をします」と宣言。
前傾ラップのダイヤモンドSは、
過去10年に一度しかありませんでしたが、
その年は中山2200mを主戦場にしていた
16人気のミライヘノツバサ(父ドリームジャーニー)が優勝。
例年は2400m以上の直線が長いコースで
勝ち負けしているような「主流条件」に強い馬が
優勢なレースですが、今年は少し違った
非主流的なレース質になるかも知れません。
◎2番シルブロン
前走は中山2500mで上り最速勝ち。
父はトーセンジョーダン(トニービン系)で
これは非主流種牡馬になります。
★13番タイセイモナーク
父:ルーラーシップ
母父:ゼンノロブロイ(Tサンデー系)
祖母父:フレンチデピュティ(米ヴァイスリージェント系)
曾祖母父:サドラーズウエルズ
父ルーラーシップはグレイソヴリン持ちのキンカメ系。
祖母の父は米国型ですが、影響力が強い
サドラーズウエルズを母系に持つので、
純粋な米国型とは少し異なるイメージです。
また、この馬の牝系は英国オークス馬で
凱旋門賞2着のサンプリンセスから始まる牝系で、
ダービー馬フサイチコンコルドを筆頭に、
長距離重賞上位常連のリンカーン(種牡馬)、
皐月賞馬ヴィクトリーなどを出しております。
前走は直線が長い中京3000mの
万葉S(OP)で逃げて2着に粘っており、
今回のメンバーでは逃げ馬は本馬のみ。
先行馬も2・3頭という「前に優しそうな」メンバー構成。
前に行って粘る競馬が身上のルーラーシップに
タフな英国仕込みのG1牝系の組合せを活かし、
前で粘り通すことを期待しております。
馬券
複勝:13番
ワイド:2-13
3連複2頭軸総流し14点
2・13-全頭
K師の重賞見解と本命
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