京都芝1400m外 コース攻略ガイド

京都芝1400m外回り

コース概要

下級条件戦では内回りコースが使用されますが、

上級条件、特に重賞は全てこの外回りコースが使用されます。

スタート地点から3コーナーまで512mと十分な距離が有ることに加えて、

スタートから上り坂が続くため、前半のペースが上がりにくいコース。

前半の流れが、他場の同距離よりも遅く楽をする分、

3コーナーから4コーナーにかけて続く急な下り坂で

一気にペースアップし、約400mの平坦な直線にかけて、

長く脚を使うことが要求されるコースです。

また、これは1400mに限った事ではなく、

京都の外回りコース全般に言えることですが、

下りで勢いがついたまま4コーナーに進入するため、

遠心力で馬群は大きく横に広がります。

そのため、最内がガラ空きになることが多く、

後方にいた馬がそこを突いて、ショートカットし、

直線に入った途端にいつの間にか先頭集団を射程圏に

捉えてしまっているケースが良くあります。

短距離戦ですが、内回りの1400mほど先行有利と言う訳では無く、

差し・追込み馬が一気に前をまとめて面倒を見てしまうケースも。

また、京都の芝は内回りと外回りを使い分けるため、

他場と比べてインコースの良い状態が長く続く傾向が有り、

スプリントレースにも対応できるくらいのスピードと、

その持続力が要求されやすいのが特徴です。

枠と脚質の傾向


上段の数値は複勝率(3着以内率)
下段の数字は、複勝100円購入に対する回収額

逃げ馬は外枠。差し馬は内枠が有利。

内枠の差し馬の複勝回収率が140%!

馬群に揉まれ弱いタイプは別として、

馬群をこじ開けるような根性タイプの差し馬が

内枠に入っていれば、積極的に狙ってみましょう(*^^)v


血統傾向

種牡馬の傾向


2016.10.21~2018.10.21集計結果

マツリダゴッホ産駒とアドマイヤオーラ産駒は

見つけたら馬券に入れておきたいですね。

小系統の傾向

サンデー系の分類についての説明はコチラ

Dサンデー系を除くサンデー系とミスプロ系の種牡馬産駒を買っときゃOK

みたいな偏り方ですが、ノーザンダンサー系のストームバード系は、

ほぼ「ベタ買いOK」のレベルですね。

4L系統の傾向

4L系統の説明はコチラ

持続力が問われるコースと言う事で、

欧州型のナスルーラの血を持つ馬、

特にグレイソヴリン系・ネヴァーベンド系の血を

4L系統のどこかに持っている馬の好走が目立ちます。

また、ノーザンテースト・ニジンスキーの血を

4L系統のどこかに持っている馬の好走も多くみられます。

騎手ベスト10

集計期間は過去3年です。

配列は「複勝率順」で並んでいます。

騎手名

勝率

連対率

複勝率

単回率

複回率

M.デムーロ

10.8%

35.1%

45.9%

45.9%

79.2%

C.ルメール

25.8%

35.5%

45.2%

135.2%

87.7%

川田 将雅

10.5%

26.3%

42.1%

32.9%

83.4%

福永 祐一

12.5%

30.0%

40.0%

79.0%

115.0%

池添 謙一

12.2%

24.4%

39.0%

81.2%

161.0%

武 豊

16.2%

24.3%

32.4%

151.9%

77.0%

浜中 俊

17.6%

25.5%

31.4%

71.2%

54.7%

酒井 学

9.5%

19.0%

28.6%

82.4%

139.5%

四位 洋文

6.7%

13.3%

26.7%

50.7%

109.7%

松山 弘平

8.5%

19.1%

25.5%

130.6%

91.9%

短距離戦と言う事で、デム&ルメさんと

日本人騎手の差があまり有りません。

注目すべきは「池添騎手」

完全に「ベタ買いOK」のレベルにあります。

酒井学騎手が穴ジョッキーとしていい感じです。

出てきたら抑えておきたいところ。

ルメール騎手が単勝回収率が

「黒字」になるのは珍しいことですね。

調教師ベスト10

集計期間は過去3年

配列は「複勝率順」で並んでいます。

調教師

単勝率

連対率

複勝率

単回率

複回率

今野 貞一

9.1%

36.4%

54.5%

26.4%

224.5%

安達 昭夫

18.8%

37.5%

50.0%

65.0%

95.0%

斎藤 誠

23.1%

46.2%

46.2%

162.3%

106.2%

安田 隆行

21.4%

28.6%

42.9%

50.0%

90.7%

池江 泰寿

23.5%

35.3%

41.2%

98.8%

92.9%

藤岡 健一

22.2%

33.3%

44.4%

73.3%

102.2%

藤原 英昭

11.1%

25.9%

40.7%

34.4%

82.6%

中内田 充正

7.7%

23.1%

38.5%

58.5%

111.5%

池添 学

9.1%

18.2%

36.4%

53.6%

71.8%

昆 貢

14.3%

35.7%

35.7%

56.4%

105.7%

今野厩舎は完全に「ベタ買いOK」です。

あと、おしくもベスト10には入りませんでしたが、

「鈴木孝志厩舎」もベタ買いレベルの成績を残しています。

複勝率    35.6%

複勝回収率 188.5%

以上、京都芝1400m外回りのコースガイドでした。

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