エプソムカップレポート2

昨日のレポートに続き、

エプソムカップに出走登録している馬の中から、

予想人気が4番人気以下の馬を検分し、

その激走の可能性を探って参りますれば、

しばしのお付き合いを(*_ _)

 

と、その前に、今年のエプソムカップの

レースの流れ(ペース)を予想しておきましょう。

 

今年の特別登録メンバーの中で、近3走以内に

最初のコーナーを3番手以内で通過していたのは、

・アップクオーク

・カラビナ

・ソウルスターリング

・ダノンキングダム

この4頭。

 

アップクオークは、スローからの加速勝負型。

 

カラビナは、スローからミドルペースが本領。

 

ソウルスターリングは、ミドルペースだった

クイーンSで久々の馬券圏内をキープしておりますな。

 

ダノンキングダムは、基本的にはスローペース型。

 

昨年5月に新潟で勝った赤倉特別は、レースのラップ自体は

ハイペースとなっておりますが、逃げたフィールドシャルムから

10馬身ほど離れた4番手を追走しており、自身は遅めのミドルペースで

レースを運んでおりました。

 

つまり、自らが速いペースで先行して速い上りを繰り出した。

という事ではございませんので、これは「恵まれ勝ち」であって、

けっしてタイトな流れに対応出来る能力がある訳ではございませぬな。

 

という事で、何かの事情がかち合って、

ハナの叩き合いが激化でもせぬ限りは、

スローに近いミドルペースとなりそうでございますな。

 

レイエンダ

4番人気予想。

ご存知レイデオロの全弟でございますが、

拙者と同様、優秀な兄に比べられる可哀想な弟。

 

オープンクラスでは、どんなラップパターンでも

等しく凡走し、展開云々よりも、根本的にスピード能力が

オープンクラスでは通用していない印象がございますな。

 

兄弟は重馬場巧者で、4戦して複勝率100%。

 

時計が掛かる重馬場であれば、掲示板に

紛れ込んでくる可能性もございましょう。

 

血統面で見てみますれば、

キングカメハメハ産駒は、ディープ産駒に次ぐ

コースリーディング2位で、父評価は「Bランク」

 

キングマンボ系×ロベルト系の配合は、

このコースに勝鞍が無く、複勝率も20%で

配合評価は「Cランク下位(ほぼDランク)」

というものになりまする。

 

兄の威光で「もう来るんちゃうか?」的なイメージで

人気が先行する気配が強く、取捨の判断は慎重に・・・

 

無論、拙者は

「3着押さえに買うかどうか。」

と言ったところでございます。。

 

ソーグリッタリング

5番人気予想。

 

先週の安田記念馬インディチャンプ。

ヴィクトリアマイルで穴をあけたクロコスミア。

この2頭と同じステイゴールド産駒。

 

また、先々週の「むらさき賞」と、

先月の「メイS」でも、5番人気以下の

ステイゴールド産駒が3頭馬券になっております。

 

今の東京芝コースは、ステイゴールドが

ちょっとしたトレンド血統と申せましょう。

 

ここ2走は、オープン特別のリステッド競走

連勝しており、ここに入れば能力は上位でしょうな。

 

この馬の苦手なラップパターンは

スローペースから直線ドッカンターボの加速勝負。

 

ミドルペースからハイペースが本領のタイプで、

前がやり合って速くなり、それを上手に食って勝つ。

というようなレースが得意なように見立てております。

 

今年は、道悪であれば前半が速くなる可能性が高く(※)、

そうなればチャンスは広がりそう。

 

(※)芝の道悪は、良馬場よりも時計が掛かりますが、

ジョッキーの体感スピードは、良でも重でも同じ。

良馬場のスピード感覚で、前半のペースを作ってしまえば、

それは全体時計で見るとハイペースの要因となります。

 

ただ、この馬自身不良馬場で連対実績が有るものの、

稍重・重馬場は経験が無く、牝系ファミリーの実績は

稍重【0・0・0・4】

重 【0・0・0・4】

という成績で、ちょっと手を出しづらいデータ。

 

また足元の構造からも雨馬場は・・・

ご覧のように蹄が薄く「高速馬場向き」の脚元。

 

良ならスローが濃厚で、取りこぼし率上昇。

雨馬場なら、のめって取りこぼし率上昇。

 

あ(´゚д゚`)これって八方ふさがり?

 

ソウルスターリング

6番人気予想。

 

これだけの高額血統馬でG1ホース。

当然ながら、種牡馬になる訳でもなく、

レースの戦績にそこまでこだわらず、

そろそろ見切りをつけて、怪我をせぬうちに

繁殖にあげて頂けたら。と思わぬでもないのですが・・・

 

まあしかし、それこそ余計なお世話でございましょうなぁ。

 

ここまで、あらゆるラップパターンのレースで

不発に終わっており、もはやここで復活を予感させる

材料は、拙者には見つけられませぬ。

 

ブレスジャーニー

7番人気予想。

 

「ミスプロ系×ロベルト系」

この配合の当コース複勝率は29%で、配合評価は「Bランク」

バトルブラン産駒の当コース複勝率は33%で父評価も「Bランク」

 

血統的には意外なイメージながらも狙えるだけのもの。

 

特に早熟血統という訳でもなく、

未だ5歳でキャリアは14戦と年齢以上に馬は若く、

いずれどこかで「あっ!(;゚Д゚)」っと言わせてくれる

のではないかと、追い続けておる1頭でございます。

 

ラップ面でも今回は「ドンピシャ」でハマる可能性大。

 

得意コースで、叩き2走目。

 

前走は久々の上に、前が止まりにくい馬場で、

先行したダイワキャグニーにあれだけの上りを使われては

物理的に届きませぬが、同じ位置取りで、先に追出しが

始められたショウナンバッハとは差が無く、2着のカラビナは、

鞍上武藤殿の内の捌きがキラリと光る好騎乗あってのもの。

 

雨馬場ならば今度こそ前を捕えるシーンも。

 

穴軸はこの馬しか見えませぬ。

 

その他全馬の分析内容は、レース当日の

EZ・WINでご確認下さいませ。

 

明日は、日曜阪神のメインレース

G3マーメイドステークスレポートを公開します。

 

それではまたのお越しを(*_ _)

 

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