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4月2日(日曜)メニュー
阪神11R G1大阪杯
予想
土曜阪神の内回りは内を通った先行馬が有利な状況でした。
外差しは、3着までなら届くといったイメージでございました。
G1ですので、条件戦の馬場傾向を鵜呑みには出来ませんが、
G1大阪杯の傾向も前有利が多く、先行してもメンバー上位の
末脚を伸ばせるタイプに分がありそうだと想像しております。
大阪杯の好走血統は
ディープインパクトと米国型血統の組合せ。
特に米国型ノーザンダンサー系とボールドルーラー系
を母父に持つディープ産駒が非常に優秀でございます。
年齢的には、4歳と5歳が圧倒的に強く
高齢馬は苦戦を強いられております。
また、関東馬に非常に敷居の高いレースで
G1昇格後に22頭の関東馬が参戦し、3着が1度だけ
という凄まじいまでの鬼門ぶりでございます。
という事で、狙いは関西馬で5歳以下牝馬の先行馬。
◎2番マリアエレーナ(5歳牝馬)
父:クロフネ(米ヴァイスリージェント系)
母父:ディープインパクト
祖母父:キングカメハメハ(欧キングマンボ系)
父と母父が入れ替わりになりますが
ディープとクロフネの配合で、小柄な牝馬の先行馬
というのは、このレースで2度連対したレイパパレと
共通する特徴になりますな。
小回りの2000mが得意で、小倉記念では
先行して上り2位の持続力を発揮し、
今回上位人気に支持されそうなジェラルディーナに
5馬身以上の差を付けて圧勝。
この時の指数は、G1でも通用するレベルでした。
坂のある阪神では、少しパフォーマンスが落ちますが、
近親のワグネリアンは当レース3着馬であり、
何か一つ恵まれれば、馬券圏内もありそうですな。
と言っておりましたら、
内・前有利な馬場傾向で内枠に恵まれました。
大阪杯がG1に昇格してから
7頭の関西牝馬が出走して4連対を果たしており、
馬場傾向、レースの好走脚質、血統傾向と
全てを満たす唯一の存在でございます。
○13番ダノンザキッド(5歳牡馬)
父:ジャスタウェイ(Pサンデー系)
母父:欧ダンシリ(欧デインヒル系/ダンチヒ系)
祖母父:欧ダイイシス(欧エタン系/ネイティヴダンサー系)
ダンチヒ系×ネイティヴダンサー系の配合は
先行しても最後まで減速しない持続力を与える
母系の配合のひとつで、半兄のミッキーブリランテも
持続力を活かす競馬で頻繁に穴をあけておりました。
本馬自身、G1ホープフルSでは好位からの競馬で
上り最速勝ちを収めております。
また、牝系ファミリーの内回り、小回りの2000m実績は
【5・4・3・8/20】で、勝率25%(単回率82%)
複勝率60%(複回率243%)と非常に期待値が高く、
特に阪神2000mの複勝率は71.4%で適性ダントツです。
ただ、極端に上り時計の掛かるハイペースや道悪では
脆さを見せる一族でもあり、本馬も上り時計が37秒を要した
皐月賞では1人気を裏切ってのブービー負けを喫しております。
今年はメンバー的に、ハイペースの消耗戦にはなりにくいでしょう。
あとは天候と馬場状態次第になりますが、
天気予報では阪神競馬場は晴れの見込み。
良馬場での開催であれば、
最大の警戒が必要な存在だと考えております。
★12番キラーアビリティ(4歳牡馬)
父:ディープインパクト
母父:コンガリー(米ブラッシンググルーム系)
祖母父:米APインディ系
母系にAPインディ系(ボールドルーラー系)を持つ
ディープインパクト産駒には、大阪杯で2度の馬券絡みを果たした
アルアインを彷彿させる配合。
母父コンガリーは米国のダートG1を5勝。
3歳夏のG1初制覇から、5歳秋のG1優勝まで、
米国馬としては晩成傾向のある競走馬でございました。
母のキラーグレイシスは、2歳牝馬G1ウイナーで、
本馬がG1ホープフル優勝は、母の影響が大きいと思われます。
3歳になってから、ゲートを出なくなり
低迷しておりましたが、前走で再び前に行けるようになり、
2度目の充実期を迎える前兆が匂い立って参りますな。
▲6番ヴェルトライゼンテ(6歳牡馬)
父:ドリームジャーニー(ステイゴールド系)
母父:独アカテナンゴ(欧ハンプトン系)
祖母父:欧ノーザンダンサー系
手前の代え方、実績共にサウスポー。
ですが、地力の高さで、右回りのG1ホープフルSでも
好位から上り最速で連対しているように、
コースや距離に関わらず力を出せる万能タイプ。
軽い扱いは出来ませぬな。
注10番ポタジェ
父:ディープインパクト
母父:オーサムアゲイン(米ヴァイスリージェント系)
祖母父:米ボールドルーラー系
母系は持続力に特化した配合で、
当コースは本馬にとって最適の舞台。
昨年の優勝馬ですが、近走はゲートが良くなく、
後方からの競馬では切れる脚が無いので絶望的。
発馬五分なら上位争い濃厚でございましょう。
馬券
EZ-WIN推奨馬券
馬連ボックス:6・11・14
くまもん馬券
ワイドフォーメーション
12・13-2・6・10・12・13
3連複フォーメーション30点
2-6・9・10・12・13-印全頭
中山11R 美浦S
予想
5番テーオーシリウスはハイペースで引っ張る逃げ馬。
消耗戦実績馬や消耗戦耐性強化血統馬に注目です。
土曜日の中山芝は「外差し馬場」
消耗戦血統を持つ馬の末脚に警戒です。
◎13番サクセスシュート
父:ドゥラメンテ(欧キングマンボ系)
母父:キングヘイロー(欧リファール系)
祖母父:フジキセキ(Pサンデー系)
曾祖母父:米ダマスカス
土曜の当コースで穴をあけた
ドゥラメンテ×リファール系の配合馬。
母系は消耗戦に強い持続力血統の集約で、
外差し馬場と、テーオーシリウスが演出するであろう
超ハイペースの消耗戦ラップを味方に
直線で突き抜けるシーンを思い描いております。
馬券
EZ-WIN推奨馬券
馬連ボックス:2・6・13
くまもん馬券
単勝:13番
馬単:13⇒1・3・6
3連単フォーメーション18点
13⇒1・3・6⇒印全頭
中山12R
予想
前に行きたい馬が揃い超ハイペースの予感。
土曜の血統傾向は「米ノーザンダンサー系」
◎14番ヴァンデリオン
父も母父も米国型ノーザンダンサー系で
3代血統(4L系統)が全て米国型の配合馬。
馬券
3連複フォーメーション25点
13・14
-3・5・9・11・13・14・16
-3・5・9・11・13・14・16
K師の重賞見解と本命
PDFファイルの閲覧とダウンロード
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4月1日(土曜)メニュー
中山11R G3ダービー卿チャレンジトロフィー
予想
ダービー卿CTは、過去にマイル重賞で好走実績のあった馬が、
忘れた頃に激走する傾向のあるレース。
近年は消耗戦になりやすく、
持続力、持久力を強化する血統を持つ馬が有利な傾向となっております。
前走馬体重520キロ以上の超大型牡馬の激走には要注意です。
◎11番ウイングレイテスト
父:スクリーンヒーロー(欧ロベルト系)
母父:サクラユタカオー(欧プリンスリーギフト系)
祖母父:仏ブラッシンググルーム
スクリーンヒーロー×大系統ナスルーラ系
この配合馬のコース複勝率は52.9%(複回率160%)
コスモビューファーム生産馬に限れば
【1・5・2・2/10】で複勝率80%(複回率233%)
マイル重賞は、G2デイリー杯2着(7人気)と
G2ニュージーランドT3着(7人気)の好走実績。
また、前走1800mから今回1600mの短縮ローテは
【2・2・0・1/5】で、勝率40%・単回率194%
複勝率80%・複回率198%と信頼に足る実績。
松岡殿騎乗のマイル戦は12戦して
複勝率75%・複回率157%と高信頼度
★13番タイムトゥヘヴン
父:ロードカナロア(欧キングマンボ系)
母父:アドマイヤベガ(Tサンデー系/トニービン内包)
祖母父:ノーザンテースト
母系の配合がレースの好走血統同士の組合せ。
母のキストゥヘヴンは桜花賞馬で
中山重賞を3勝した中山巧者でもあります。
本馬自身、昨年の優勝馬(11人気)であり
中山重賞は1勝2着2回と言う「母譲り」の中山巧者。
今年は斤量58キロと言うのは不安ですが、
1年ぶりの得意コースでの変わり身に要注意でしょう。
注14番ベレヌス
父:タートルボウル(欧ノーザンダンサー系)
母父:デュランダル(Pサンデー系/Nテースト内包)
祖母父:米ミスプロ系
ディープ産駒が走れないような馬場で
暗躍するのがタートルボウル産駒。
母父はノーザンテースト持ちで好走血統に該当。
メンバー唯一の「前走馬体重520キロ以上」
にも該当しており、激走の下地は整っておりますな。
ディープ産駒のファルコニアが優勝した
京成杯オータムハンデで0秒2差の5着なら
タートルボウル産駒の本馬としては上々の出来。
前走の惨敗は、苦手な短縮ローテ(6戦全滅)と
差し有利馬場、差し有利展開で逃げたことが原因。
ハンデ58キロは見込まれ過ぎの感がございますが、
メンバー的に単騎逃げが叶いそうで、前残りに要注意でございます。
○8番インダストリア
父:リオンディーズ(欧キングマンボ系)
母父:ハーツクライ(Tサンデー系/トニービン内包)
祖母父:アレミロード(欧リボー系)
血統の字面としては、母父がトニービン持ちという事くらいですが、
牝系ファミリーに中山巧者が多く、本馬も中山マイルは2戦2勝。
半兄のケイデンスコール(父:ロードカナロア)は、マイル重賞3勝馬。
斤量も同じ4歳のマテンロウオリオンより2キロ軽い56キロと恵まれており、
馬格も500キロ以上の大型馬。
▲3番レッドモンレーヴ
父:ロードカナロア
母父:ディープインパクト
祖母父:トニービン
曾祖母:ノーザンテースト
エアグルーヴ・ドゥラメンテ・ルーラーシップなど
数多くの活躍馬を輩出したダイナカール牝系出身の良血馬。
ただ、マイラー色が薄い「中距離型」の牝系であり、
母父にディープインパクトを持つ事もこのレースでは
減点材料になりますな。
とは言え、実際にマイル戦では連対率100%
前走で3勝クラスを勝った「昇級戦組」が
最も勝ち星を挙げているレースでもあり、
血統背景を理由に「消し!」( `ー´)ノポイッ
とは申せませぬ・・・
馬券
EZ-WIN推奨馬券
馬連ボックス:4・6・11
くまもん馬券
ワイドフォーメーション
13・14-3・8・11・13・14
馬連:11-3・8・13・14
3連複フォーメーション34点
11-3・8・13・13-印全頭
阪神11R ポラリスS
予想
この条件のレースは、極端な消耗戦ラップになりやすく、
フジキセキやアグネスタキオンと言った消耗戦耐性を強化する
血を持つ馬が有利になりやすい傾向がございます。
◎12番オメガレインボー
父:アイルハヴアナザー(米フォーティーナイナー系)
母父:アグネスタキオン(Pサンデー系)
祖母父:ノーザンテースト
父・母父・祖母父の全てが消耗戦耐性の強化血統で、
コース複勝率75%のコース巧者でもあります。
馬券
EZ-WIN推奨馬券
馬連ボックス:5・12・13
くまもん馬券
馬連:12-2・5・11
3連複フォーメーション24点
12-2・5・11-印全頭
K師の重賞見解と本命
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