G２阪神大賞典２０２１レポート「低レベル＋道悪」で混沌

 

 

日曜阪神では天皇賞春の前哨戦

「G２阪神大賞典（芝３０００ｍ内）」が行われます。

 

 

アリストテレスの１本被りの

１人気が当然と思えるような

「ＯＰ特別っすか？」と見まがう

ようなメンツでございますな。

 

加えて土曜夕方から日曜夜まで

雨の予報で、道悪は免れぬよう

でございます。

 

 

しかれば、

距離適性＋道悪適性の高い馬

が好走すると言う図式になりましょう。

 

 

ここでは、過去の阪神大賞典から

好走傾向を探るとともに、道悪に

向く血統馬を探して参りまする。

 

 

阪神大賞典２０２１予想の

ご参考となりましたら誠に

光栄の至りに存じまする。

 

 

と、その前に・・・

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阪神大賞典の傾向

 

脚質傾向

 

過去１０年の勝ち馬１０頭中

７頭は、メンバー中上り３F最速

だった馬でございます。

 

 

また、メンバー中上り最速馬が

３着以内に来なかった例はなく、

最後に脚を伸ばせる「上りの速いタイプ」が

馬券になりやすい傾向がございます。

 

 

過去５年では、

３着以内に入った馬１５頭中

１４頭には、直近の２走以内に

「上り３Ｆタイム順位５位以内」

と言う実績がございました。

 

唯一の例外となった

２０１９年３着

ロードヴァンドールは先行馬で、

３走前に２５００ｍのＧ２で先行し

４着に健闘しておりました。

 

 

 

前走距離の傾向

 

前走に比べて距離が延びる

「距離延長ローテ」が最強。

 

過去１０年で

９勝・２着７回・３着７回

という実績を誇ります。

 

しかしながら、

前走が２０００ｍ以下だった馬は

１５頭が出走して全滅しておりますな。

 

狙いは前走２２００ｍ以上の

距離からの延長ローテ組でございましょう。

 

 

また、今年は該当馬が

ユーキャンスマイルしかいない

「前走有馬記念組」

 

このローテが最強ですが、

有馬記念で１秒以上負けていた馬

の馬券絡みはございませぬ。

 

 

危険な人気馬

 

ユーキャンスマイルは、

有馬記念で１秒以上負けており、

もっと言えば、本馬自身が２戦

連続して１秒以上負ける事は

これまでは無かったのでございますが、

２走前のＪＣで２秒負け、有馬記念は

１秒４の負け・・・

 

どうにも覇気が感じられなくなった

現状から、一気に上向くものなのか？

 

これまでは３０００ｍ以上の

Ｇ１以外のレースでは、４戦して

３着以内率１００％でございました。

 

しかし、近親に長距離馬はおらず、

１８００ｍと２０００ｍが本領の

牝系ファミリーの出身。

 

加齢とともに距離適性が牝系寄りに

シフトしておる可能性も考えられまする。

 

 

 

血統傾向

 

 

阪神大賞典　過去１０年

種牡馬	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
ハーツクライ	2- 4- 0- 8/14	14.3%	42.9%	42.9%	117	80
ディープインパクト	1- 2- 2- 4/ 9	11.1%	33.3%	55.6%	12	137

集計期間：2011. 3.20 ～ 2020. 3.22

 

ほぼほぼ、ディープと

ハーツクライの独壇場。

 

あと、今年は該当馬が居りませぬが

ステイゴールド産駒が以下の通り

非常に優秀でございました。

↓↓↓

 

種牡馬	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
ステイゴールド	4- 1- 0- 3/ 8	50.0%	62.5%	62.5%	125	71

集計期間：2011. 3.20 ～ 2020. 3.22

 

このように、上記３種牡馬が

過去１０年で７勝７連対。

と言う独占率を誇っております。

 

 

今年のメンバーでは

「ショウリュウイクゾ」が

ステイゴールド系種牡馬の

オルフェーヴル産駒でございます。

 

 

あと・・・

ハーツクライ系種牡馬

ジャスタウェイ産駒の

アドマイヤジャスタ。

 

ジャスタウエイの産駒は

意外と長い所にも対応出来ており

アドマイヤジャスタの半兄

アドマイヤラクティは、

このレースの２着馬でございますな。

 

 

母系の血統傾向

 

サンデー系種牡馬産駒は、

欧州血統を母系に持っている

ことがベターでございます。

 

母父が米国型血統の場合は

ノーザンダンサー系の

ヴァイスリージェント系や

ストームバード系ですが、

その場合は、祖母の父が

欧州血統かノーザンテースト

と言う配合でございました。

 

 

 

阪神大賞典２０２１の有力馬

 

アリストテレスは雨馬場実績もあり

能力もここでは別格でございましょう。

 

ここではその他の馬に

目を向けて参りまする。

 

 

・ショウリュウイクゾ

 

道悪になればオルフェーヴル産駒。

 

本馬自身も、母のショウリュウムーンも

道悪での勝ち星がございます。

 

過去１０年で、前走がG２以上の

クラスだった馬が９勝している

レースでもあり、距離をこなせれば。

 

 

・※※※※※※※※

道悪で穴をあける傾向が強い

種牡馬の産駒で、近走上りも

メンバー上位を連発しておりますな。

 

また、母系をさかのぼりますと、

道悪やタフな馬場に強い血が

集約されており、全く人気は

無さそうですが、今年のメンツなら。

 

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