Categories: 先週の回顧

宝塚記念レース回顧

 

 

 

 

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宝塚記念 レース回顧

人気馬ながら本命に指名したクロノジェネシスが圧勝。

 

 

 

週中のG1レポートでも書かせて頂いたように、クロノジェネシスはタフな馬場とタフな展開が非常に得意でございます。

 

今年の宝塚記念のレースの「質」を示すRP指数は「50.4」

 

これは宝塚記念過去10年の平均値とほぼ同じ数値で、ロングスパート戦への適性を求められるレース質であった事を物語っております。

 

勝ち時計の2分13秒5と言う時計は、レース平均よりも2秒近く遅いタイムで、それほどに馬場は重かったという事でございましょう。

 

1人気のサートゥルナーリアは、最後の急坂あたりでバテて脚が上がっておりましたし、クロノジェネシスと人気を分け合ったラッキーライラックも早々に手ごたえを失くし失速しておりました。

 

サートゥルナーリアは、RP指数「44.8」という非常に厳しい流れの有馬記念でも上り3位(35秒4)で2着を確保しておりましたが、今年の宝塚記念は上り最速のクロノジェネシスの上りタイムが36秒3というタイム。

 

やはり馬場がタフ過ぎたのが人気2頭の最大の敗因でございましょう。

 

クロノジェネシスなら、凱旋門賞でも戦えそうな気が致しますな。

 

 

 

 

2着キセキはタフな馬場への適性が相当に高いのでございましょう。

また2200mへの距離適性も、内回りコースへの適性も高いレベルで持っておるようでございますな。

 

今回は後方からになり、

「あ、2年前と一緒やん。終わったな」

とか思いながら見ておりますと・・・

 

なんとなんと、3角を過ぎてからクロノジェネシスをマークして抜群の手ごたえでポジションを押し上げて来るではございませぬか。

 

レジェンド武豊殿の乗り方も、今のキセキにやる気を起こさせるものであったのでございましょうなぁ。

 

 

3着に食い込んだのは、G1レポート穴馬発掘編で取り上げた12人気

「モズベッロ」

でございました。

 

やはりこの馬は、父ディーププリランテの持つ「ネヴァーベンド系」の血が、かなり強く影響しておるようで、タフな馬場に本当に強い馬でございますな。

 

 

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さて、来週からは夏競馬でございます。

 

オリンピックへの馬運車やスタッフの供出を前提にスケジュールが組まれていた為、この夏は中京開催が阪神での代替開催となるようでございますな。

 

よって、今週の重賞CBC賞(芝1200m)は、阪神開催となりまする。

 

過去のデータがほぼ意味無きものとなるため、血統分析の重要性がより高くなるものと考えております。

 

また、今週末も傘マークがズラズラと並ぶ天気予報。

ただでさえ路盤の状態が悪い阪神芝コースに雨。

 

重くタフな馬場に強い血を持つ馬が、大穴をあける可能性も十分。

 

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これは個人的な事情で誠に恐縮でございますが・・・

昨日28日に母が他界致しましたので、今週は何かとプライベートがごたつきそうでございます。

 

出来るだけ、普段と変わりなく記事を書けるように努めて参りますが、不十分なものとなる事もございますかと存じまする。

 

いつもご愛読くださっている読者様には誠に申し訳ございませぬが、その点、あらかじめご承知おきを下さいますよう、何卒良しなにお願い致しまする(*_ _)

 

それでは夏競馬でもよろしくお付き合いを。

 

K-MAXくまもん

 

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