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G1レポート宝塚記念2020-Vol.3

 

 

 

 

 

 

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競馬・血統理論ランキング

 

 

前回レポートの続きでございまする。

宝塚記念に出走を予定している各馬の血統&レース適性を診断して参ります。

 

今回は3人気予想のクロノジェネシスから始めさせて頂きまする。

 

 

 

今年の出走登録馬と予想人気

 

出走表はnetkeiba.comさまより無断引用(*_ _)

 

 

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血統適性とレース適性診断

 

クロノジェネシス

お父さんは欧州の凱旋門賞馬「バゴ(ブラッシンググルーム系)」

 

バゴの父ナシュワンは、ディープインパクトのお母さんウインドインハーヘアのイトコにあたりますな。

 

また、祖母のクーデジェニーは、種牡馬マキャベリアンの全妹。

 

つまりバゴは、非常に質の高い牝系出身の種牡馬と言う事でございます。

 

バゴの悲劇は、買い手が社台ファームではなかったこと。

 

もし社台系の種牡馬となっておれば、もっと産駒成績が優秀であったことでございましょうなぁ。

 

ブラッシンググルームの血は、タフな展開・タフな馬場に非常に強い血。

 

クロノジェネシス自身も重い馬場が大変お好みのご様子。

 

netkeiba.comさんの出しておられる馬場指数を参考に致しますと・・・

 

馬場指数が正数(1以上)の重い馬場では3戦3勝。

 

特に京都記念の馬場指数は「37」という滅茶苦茶重い馬場で、ジャパンカップ2着馬のカレンブーケドールを子供扱いにして、上り最速のオマケ付きで圧勝しておりますな。

 

秋華賞も馬場指数「4」という少し重めの馬場で優勝しております。

 

しかしながら、逆に馬場指数がマイナス数値になる「軽い馬場・高速馬場」では非常に取りこぼしが多くなりますな。

 

半姉のノームコアがレコードタイムでG1を勝っているように、母父が高速馬場適性の高いクロフネですが、妹のクロノジェネシスの方は、馬場適性に関してはお父さんのバゴに似たようでございます。

 

距離適性に関して申しますと・・・

 

お母さんのクロノロジストは、フサイチエアデール(桜花賞2着・エリザベス2着×2回)を出したラスティックベルの牝系出身でございますな。

 

お祖母ちゃんのインディスユニゾンは、そのフサイチエアデールの全妹。

 

バゴは、2000mに最も適性の有る種牡馬であることを考えますと、クロノジェネシスの2200m適性は大叔母さんフサイチエアデール譲りなのやも知れませぬなぁ。

 

2000m以上の重賞におけるラップ的な面を見てみますと・・・

京都記念(1着)がRP指数「51.1」

秋華賞(1着)がRP指数「48.3」

 

京都記念と同じコースで行われるエリザベス(5着)はRP指数「57.8」

 

前走のG1大阪杯(2着)はRP指数「55.5」

 

このように、RP指数の数値が小さいレースでパフォーマンスを上げる傾向が見受けられます。

 

以上のことから、クロノジェネシスの好みは

重めの馬場とタイトなレース展開。

と言う事でよろしいのではないかと考えまする。

 

しかるに・・・

前走のG1大阪杯2着は、馬場指数「マイナス10」の軽い馬場で、RP指数が「55.5」と言う瞬発戦寄りの展開でございました。

 

これは勝ったラッキーライラックにとっては「お好み」の展開で、クロノジェネシスにとっては苦手が2つ重なった条件であったという事でございます。

そして2頭の着差は「タイム差無し」でございました。

 

このことは、クロノジェネシスの本格化を物語っておりましょう。

父に本格的な欧州血統を持つと、どうしても成長曲線が緩やかなものになりがちで、クロノジェネシスが2歳から活躍できたのは、母父に米国型のクロフネを持ち、祖母の父にサンデーサイレンスの血を持っていた為と思われます。

 

しかし、父に適性が似ている事を考えますと、やはり成長のピークは古馬になってから。

 

週末は傘マークが並ぶ天気予報の阪神競馬場。

 

そしてタフな展開がお約束のような宝塚記念。

 

今度はクロノジェネシスの「お好み」が2つ重なる可能性も十分。

 

条件好転と、完成期を迎えておる事を考えますれば、当然ながらここは逆転劇に期待でございましょう。

 

 

 

 

 

ブラストワンピース

 

父のハービンジャーは欧州型ダンチヒ系の種牡馬で、産駒はタフな馬場に強い傾向がございますな。

 

お母さんは、当レースで良く馬券に絡むキングカメハメハの産駒。

 

ただ、おばあちゃんのツルマルグラマーがスピードタイプの牝系で、本来距離延長を好むハービンジャー産駒らしさがなく「距離短縮」を好むところがございますな。

 

ラップ的な側面からは、RP指数「50以下」のタフな流れのレースで好走する傾向が強く出ており、宝塚記念のレース質には非常にマッチしております。

 

が・・・

今回は距離延長ローテでございます・・・

 

もうそろそろ距離延長に慣れてもええんちゃうの?

とか思ってしまいますが、どうでしょうなぁ

 

もともと、ダンチヒの影響を受けた競走馬らしく、好走と凡走を交互に繰り返す「カスタネットホース」であり、過去の成績一覧をご覧いただければきっと、

 

「あ、ホンマやわ」

 

と、うなづいて頂けましょう。

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デビューから3連勝は、まぁ相手が弱かったのでしょう。

 

ダービーから後は、目黒記念で少し音痴になっておりますが、それ以外はメトロノームか?くらい正確にリズムよく好走と凡走を繰り返しております。

 

その目黒記念で音痴になったのは「距離延長」が原因ではないかと。

 

短縮で好走し、延長で凡走する見事なまでの延長嫌い。

 

まともに走れば必ず勝つ!

と言う徹底した「ピンかパーぶり」も凄い事でございますなぁ。

 

本来のリズムであれば、今回は勝つ順番のはず。

 

タフな馬場とタフな展開を得意とすることからも、好走して然るべき適性の持ち主。

また、5F以上にわたるロングスパート戦にも十分すぎる実績がございます。

 

今回が距離短縮なら、迷いなく本命視出来たのですが、延長ですから・・・

か、買いにくいですなぁ( ̄▽ ̄;

 

しかし、押さえの「単勝」か「馬単1着固定」は必要でございましょう。

 

 

 

 

 

 

グローリーヴェイズ

宝塚記念と相性最悪のディープ産駒の牡馬ですな。

凱旋門賞血統を持ち合わせず、消して良さそうな血統ですが・・・

引っかかるのは、メジロライアンが宝塚記念馬で、曾祖母のメジロラモーヌが2200mのG1エリザベスの勝ち馬であること。

そこだけ。でございますな。

 

ラップ的な見地では、ロングスパート戦の好走歴はなく、ラスト3Fから4Fで加速が始まるレースに好走実績が偏っているあたり、やはりディープの仔やなぁ。

というイメージでございます。2桁人気なら少し押さえたいスケベ心が頭をもたげて参りますが、5人気ではちょっと・・・的な。

 

過去10年の宝塚記念で唯一馬券に絡んだディープ産駒の牡馬ダノンバラードは、前走の鳴尾記念でラスト6F(1200m)ものロングスパート戦を経験し、そこで3着を確保しておりました。

 

また、曾祖母の父がフランスダービー馬のエルバジェであったことも、血の加点材料でございましたな。

 

 

 

 

 

 

キセキ

 

お父さんは、母方に凱旋門血統のトニービンを持つキングカメハメハ産駒ルーラーシップ

 

お母さんはディープ産駒で、祖母は英国ダービー馬ドクターデヴィアス産駒。

 

曾祖母は欧州型ダンチヒ系と言う配合で、母父ディープを除くと欧州血統の集合体でございますな。

 

ただ、キングカメハメハ、エアグルーヴ、ディープインパクトの組合せは、本質的には東京2400mに適性が高い配合ですな。

 

昨年の宝塚記念2着はキセキと川田殿のコンビによる「いつでもどこでもロングスパート戦」という独特なラップの刻み方が生み出した強さでございましょう。

 

もちろん、馬自身が充実期にあったが故の強さでもあったのだと思います。

 

今回も鞍上は引き続きレジェンド武豊殿。

 

レジェンドの宝塚記念過去10年の成績は7度の騎乗機会で3着が1度。

 

決して適性が高い訳ではございませんな。

 

前年の2着馬でございますれば、完全無視もどうかとは思いますが・・・

 

「これが今年の穴軸ですわ!」

と胸を張る気には、ちょっとなれませぬなぁ。

 

 

さて、本日も気が付けば時間となりました。

 

この続きは次回の「穴馬候補編」にて、つらつらと綴って参りまする。

 

それではまたのお立ち寄りを(*_ _)

 

 

# 宝塚記念

 

 

 

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