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2020年 G1フェブラリーステークスの
出走メンバーがほぼ確定致しましたので、
前回のレポートに引き続き、穴馬を探して参りまする。
出走表はnetkeiba.comさまより拝借(無断)
前回のレポートで挙げたフェブラリーSの好走傾向は・・・
↓↓↓
1.馬格の有る(前走500㌔以上)牡馬♂。
2.前走がJRA重賞だった馬。
3.父がDサンデー系か米国型の馬。
特に母父も米国型がベター。
4.近走で上り3Fタイム順位4位以内。
5.1枠・4枠・8枠以外の枠。
6.前走1400mだった馬は根岸Sだった馬。
これに補足として、
1.母父がミスプロ系・米国型ノーザンダンサー系
またはPサンデー系(過去5年の3着以内馬全てが該当)
2.前走「根岸S」組は、5着以内だった馬
まずは血統傾向に合致する馬を挙げて参りまする。
両親共揃って好走血統に合致するのは・・・
・インティ(父ミスプロ系×母父ミスプロ系)
・サンライズノヴァ(Dサンデー×ミスプロ)
・ノンコノユメ(ミスプロ系×Pサンデー)
・モジアナフレイバー(ミスプロ系×米国ND系)
・ワイドファラオ(米国ND系×Pサンデー系)
以上の5頭でございますな。
前走がJRA重賞だった馬は・・・
・インティ(東海S 3着 518㌔)
・キングズガード(東海S 5着 478㌔)
・サンライズノヴァ(武蔵野S 5着 524㌔)
・タイムフライヤー(チャンピオンズC 8着 474㌔)
・ミッキーワイルド(根岸S 11着 514㌔)
・モズアスコット(根岸S 1着 494㌔)
・ワイドファラオ(根岸S 5着 508㌔)
・ワンダーリーデル(根岸S 8着 530㌔)
・ヴェンジェンス(東海S 2着 500㌔)
※馬名赤文字は血統傾向該当馬
人気を分け合いそうな気配の
・インティ
・モズアスコット
この2頭の不安材料は・・・
血統はミスプロ系×ミスプロ系の配合で
不足はございませぬが、昨年と比較して
陰りが見えるのは「末脚」でございますな。
昨年は、フェブラリーSまでの3走全てで
逃げるか、先行しても上り2位以内をマーク。
今年は「見る影もない」と言えるほど。
3走前のみやこSは4角の不利がございましたが、
近2走は「あれ?(;・∀・)なんで?」という印象。
ケイムホームの産駒は、一旦勢いが止まると
その後勢いを取り戻す産駒は少なく、
自分の好きな条件や流れのレースでのみ
時折好走するようなパターンが一般的ですな。
元々の能力が高い馬でござれば、
軽々に切って捨てる訳には参りませぬが、
あまり人気になるようであれば、
3着押えでも良いのではなかろうかと。
父がサドラーズ系のフランケルで、
ダートに向く要素の少ない種馬でございますが、
母系はダート向きの家系でございますな。
母はダート1700mのG2勝ち馬で、
従兄弟たちはダートG1馬でございます。
また、モズアスコットの母父ヘネシーは、
父として2007年のフェブラリーS優勝馬
サンライズバッカスを出している
米国型ストームバード系の種牡馬ですな。
加齢と共に、偉大な父の芝適性から
母方のダート適性へと適性がシフトしたのが
前走の激走の要因とも考えられますが、
初ダートで激走した馬の2度目のダートは
「取捨を慎重に」と言うのがセオリーでございます。
その理由は、本当に適性が高いゆえの激走であったのか、
はたまた、芝→ダ替りで馬の気持ちがフレッシュになり
そのレースで頑張れただけなのか?
この答えは、実際に2戦目を見てみるまでは
どちらとも言えないというのが正直なところ(*_ _)
ただ、芝のレースでも1400mがベストの馬で、
今回の距離延長は歓迎材料ではない事だけは
確かな事でございましょうな。
ワイドファラオ
父 米国型ND系(ストームバード系)
母父 アグネスタキオン(Pサンデー系)
前走 根岸S 5着 馬体重508㌔
好走傾向には全て当てはまっております。
父ヘニーヒューズの産駒は、
前走1400mからの延長ローテが
最も期待値の高い距離ローテでございます。
↓↓↓
種牡馬:ヘニーヒューズ 前走距離別集計
前走距離 | 総数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
1400m | 20 | 20.0% | 45.0% | 133 | 123 |
集計期間:2017.10. 7 ~ 2020. 2.16
さらに申せば、前走凡走からの巻き返し力が
非常に高い種馬でもございますな。
↓↓↓
種牡馬:ヘニーヒューズ/前走平地距離:1400m 前走着順別集計
前走着順 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
4着~9着 | 20.0% | 30.0% | 60.0% | 157 | 198 |
集計期間:2018. 1.27 ~ 2020. 2. 9
加えて、今年の出走メンバーの中で
唯一の「坂路加速ラップB評価」対象馬でもございます。
もう1頭。
こちらは大穴候補でございますが・・・
モジアナフレイバー
父は米国型ミスプロ系エンパイアメーカー
母父は米国型ND系(ヴァイスリージェント系)
血統傾向は合格でございますな。
母の半弟に、高松宮記念勝ち馬の
セイウンコウセイが居る牝系出身でございまする。
JRA重賞には初挑戦でございますが、
近5走は地方のG1に3度出走して、
その全てで掲示板(5着以内)を確保。
特にG1東京大賞典では、1番人気の
ゴールドドリームを競り落としての3着。
血統から、中央の軽い砂でもやれそうで、
末脚が活きる展開になれば、圏内に
飛び込んで来るだけの能力はございましょう。
フェブラリーステークスの最終結論は、
レース当日の13時頃にEZ-WIN予想を
当ブログにて公開予定でございます。
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# フェブラリーステークス 穴馬
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