とにかく荒れる函館スプリントステークス。
今夜は先日のレポート1に続きまして、
「穴馬探し」をテーマに進めて参ります。
まずは血統評価と加速指数から見て参りますれば、
御用とお急ぎでない方は、しばしお付き合いを(*_ _)
今年の登録メンバーの「父評価」と「配合評価」
さらに1年以内の1200m戦の最上パフォーマンスを
発揮したレースにおける「加速指数」も含めまして
以下の通り一覧にまとめてございます。
なお、父評価欄の「小」が付く評価は、
その種牡馬自体の出走機会数が少なく、
正確な評価が出来ないので「小系統」として見た成績です。
このレースは、毎年3歳馬の馬券絡みが非常に多く、
今年も3歳馬が気になるところ。
さすがに函館2歳チャンプだけあって、
血統評価は申し分なしでございますな。
加速指数は、斤量前走比-5キロという事で、
その補正を加えたものでございますが、
レースにおける斤量優遇分を補正いたしますと、
加速指数は137.8となります。
微妙に足りない印象ではございますが、
適性の高いコースでは、加速指数もアップする。
という可能性が高く、十分に戦えるレベルでございましょう。
ただ、先のレポートにも書きましたが、
先行経験が無いのが不安材料ではございますな。
3歳時に、当レースで2着に来ておるように、
適性は十分で、いまさら拙者の評価は無用でございましょう。
近走はダートで復活の呪文を唱えておりますが、
久々に芝に戻ってどうなるのか?とっても悩ましい存在。
牝系ファミリーは完全な芝一族なので、
ダート使いが良い刺激となっておれば怖い存在。
あまり人気しそうもないので、
馬券には入れておいた方が良いのやもしれませぬな。
初めての函館参戦でございますな。
半姉のダイメイプリンセスは下級条件で2度馬券絡み。
配合評価と加速指数から、押さえるべきでございましょう。
既に7歳を迎え、近走はサッパリわや。
ではありますが、血統評価が凄まじく良いですな。
この馬自身、函館2歳Sの3着馬で、
函館1200mは複勝率100%なのでございますな。
そしてなによりも、母のシーイズトウショウは
このレースを連覇し、その翌年も2着したレース巧者。
加速指数は、昨年夏のCBC賞の時のものですが、
3年ぶりの得意コースに来て、思い出したかのように
ひと花咲かせる可能性は否定できますまい。
激走に期待しとうございます。
この馬は、1400mの馬でございましょうか。
1200mのペースは、いかにも忙し過ぎる印象。
1400mでのパフォーマンスと、
1200mとでは大変大きな落差がございますな。
伯父のアースソニックが、当レース2着馬で、
この馬自身も、昨年のこのレースでは僅差の5着。
夏に調子の上がる夏女でもありますれば、
昨年と同じだけ走れば、馬券に絡む可能性も。
2桁人気馬に出番があるとすれば、
トウショウピストか、この馬か、はたまた両方とか?
いずれにしても、2頭には頑張って、夏を告げる
大花火を打ち上げて頂きたいものでございますなぁ。
さて、気付けば明日は金曜日。
明日からは、新馬戦に目を向けて参りますれば、
またのお越しを(*_ _)
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