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重賞展望ユニコーンS

本日は3歳ダート重賞G3ユニコーンSについて、

過去のレース傾向、血統傾向、ラップパターン等から

今年の好走馬を絞り込んで参りまする。

 

御用とお急ぎでない方は、しばしお付き合いを(*_ _)

 

レースの配当傾向

このレースは、比較的順当な決着になる事が多く、

3連複の配当が万馬券になったのは、単勝1倍台の

1番人気が飛んだ年くらいのものでございますな。

 

その、飛んだ1番人気の敗因は、

ローテに原因があるものと思われまする。

 

リエノテソーロとアジアエクスプレスは

前走が芝のレースからの参戦で、ゴールデンバローズは

前走が海外のレースに使われての休み明け帰国初戦。

 

その他の1番人気は殆どが馬券に絡んでおりますな。

 

今年人気になりそうなのは・・・

 

出走登録馬

現在OP特別2連勝を含む4連勝中の

デュープロセス」が人気を集めそうですな。

 

そのデュープロセスに、デビュー以来4戦目にして

初めて土を付けられたデアフルーグも人気になりましょう。

 

どちらも特殊なローテではなく、

前走同コース、同距離ローテの中4週。

 

うむ~(´-ω-`)

堅そうでございますなぁ( ̄▽ ̄)やめときましょか・・・

 

 

好走馬の血統傾向

 

このレースの好走血統は、概ね以下のようなイメージ。


・サンデー系と米国型かミスプロ系の組合わせ。

・シンボリクリスエス×サンデー系の組合わせ。

・エーピーインディ系、ボールドルーラーの血を持つ馬

 

今年の登録馬で該当いたしますのは・・・

 

・アッシェンプッテル 

・イメル       

・ヴァイトブリック  

・ヴァニラアイス   

・エルモンストロ   

・サトノギャロス

・ダンツキャッスル

・ノーヴァレンダ   

・ブルベアイリーデ

・ロードグラディオ

・ワイドファラオ

・アシャカトブ

 

なんと12頭も該当馬がおりますが、

人気が予想される2頭の名は出て参りませんでした。

 

念の為に・・・

コースの血統傾向から見た人気馬2頭の評価は・・・

 

・デュープロセス

 父評価  Cランク

 配合評価 Dランク

 

・デアフルーグ

 父評価  Dランク

 配合評価 少 1/1

 

ちょと面白くなって参りましたな。

下剋上があるのか?

否、あって欲しい。

 

勿論、「血統を超越する能力の高さ」

というものも確かに存在致しますれば、

今少し、検証を重ねる必要が有りそうでございますな。

 

血統面での注目馬は

「ヴァイトブリック」

 

父がシンボリクリスエスで、

父の母父はボールドルーラー系。

そして母父がサンデー系という事で、

好走血統の条件を満たし、なおかつOPクラスで

連対経験が有る事もこのレースの重要な好走条件。

 

また、兵庫チャンピオンシップの連対馬は、

過去10年で5頭が馬券になっておる相性の良い

戦歴でございますな。

 

血統評価は「父Bランク」「配合Bランク」

特に配合評価はAランクに極めて近いBランク。

 

そこそこ人気はするでしょうが、

1番人気・2番人気よりもセールスポイントが

多い分、非常に食指が動く存在でございますな。

 

このレースは爆穴の激走が期待薄なだけに、

中堅どころの人気馬を狙うのが良いのかも知れませぬ。

 

もう1頭血統と実績面で押さえたいのは

「ヴァニラアイス」

 

こちらはOP特別を勝った血統傾向該当馬。

ただ、距離延長ローテが得意とは言えぬ牝系出身で、

血統評価も「父Cランク」「配合Cランク」と

物凄く平凡な評価でございます・・・

 

とは言え、Pサンデー×米国型という配合で

15年に9番人気のノボバカラが2着しており、

警戒は必要と申せましょう。

 

ラップ的見地

 

ダート戦という事で、毎年前半よりも後半が遅い

「前傾ラップ」で展開する傾向がございますな。

 

直線の長い東京マイルダートの重賞で、

勝ち負けするには、スローペースから

速い上りを繰り出せるだけでは心もとなく、

ここは加速指数が物差しとして向くのではないかと

考えております。

 

例えば、昨年のこのレースで、

7番人気の低評価ながら3着に健闘した

エングローサーの前走加速指数は、

1着馬・2着馬の130台を上回る

140.5という数値で、血統評価は

父Cランク・配合Bランクでございました。

 

距離延長ローテという不利を克服しての好走は、

前走で厳しい流れのレースを経験し、なおかつ

そこで勝ち上がってきた経験と、血統背景のおかげ。

と申せましょう。

 

人気2頭の加速指数

 

1・2番人気を争うであろう2頭の

前走における加速指数を計算してみました。

すると・・・

 

青竜S(OP特別 東京ダ1600m)

1着馬デュープロセス 141.8

2着馬デアフルーグ  143.4

 

デュープロセスの方が展開や馬場に恵まれて勝ち、

デアフルーグは、その逆であった可能性が非常に高い。

というように考えられる数字が出て参りました。

 

実際、デュープロセスは有利と言われる外枠で、

デアフルーグは初めての最内枠で、このコースでは

1枠は不利枠でありますな。

 

今回は、馬場や枠順、位置取り、展開によっては

逆転は普通に有り得ると申せましょう。

 

余興代りに、先に取り上げた

ヴァイトブリックの加速指数を出しておきましょう。

 

前走の兵庫チャンピオンシップは、

地方開催なので数字が出せませぬが・・・

2走前のOP特別ヒヤシンスS(東京ダ1600m)

では、休み明けながらも137.7と言う中々の数値。

 

叩き3戦目の距離短縮で、血統背景を考えますれば

ポテンシャルを上げてくる可能性は十分にございましょう。

 

最終結論は当日にブログ内公開の予定でございます。

 

明晩は、函館SSレポート2を書き上げる予定

でございますれば、またのお越しを(*_ _)

 

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