今週は春の東京G1シリーズ最終戦
G1安田記念2023が行われます。
天気予報では金曜日から、まとまった雨の予報が出ており、
大型台風の関東圏最接近も日曜日の予想となっておるようです。
もし道悪競馬となった場合に、
パフォーマンスを落とす可能性がある馬が
上位人気馬の中に、少なくとも2頭存在しております。
その2頭とは、昨年のG1マイルチャンピオンシップで、
能力を発揮出来なかったこの馬達になります。
・ソダシ
父:クロフネ(米ヴァイスリージェント系)
母父:キングカメハメハ(欧キングマンボ系)
クロフネの牝馬は、高速馬場適性が高く、
その逆の馬場ではパフォーマンスを落とす傾向があります。
阪神開催だった昨年のマイルチャンピオンシップは、
路盤が柔らかく、良馬場のミドルペースでも、
勝ち時計が32秒5を要しておりました。
ソダシは4番手追走と、
いつも通りに好位から競馬しておりましたが、
直線ではいつもの「力強く抜け出す」姿は見られずに、
後続2頭に交わされて3着に終わりました。
前走のヴィクトリアマイルは、良馬場発表でしたが
発走直前から雨が激しくなり、実際には稍重レベルの馬場となり、
牝馬限定戦のマイル戦では、初めての敗北を喫しております。
今回は牡馬が相手になりますから、
3着以下に敗れる可能性も考えておくべきだと
拙者は妄想を増幅させております。
レーン殿に選んでもらえなかったのも気になるところ。
・シュネルマイスター
父:キングマン(欧ダンチヒ系)
母父:ソルジャーホロウ(欧サドラーズ系)
血統の字面からは、道悪ウエルカム!
という印象を受けますが・・・
字面とは裏腹に、上り3Fが33秒を切るような
高速上りが飛び出す軽い馬場が本領のタイプですな。
この事は、ルメール騎手が最もよく理解しておられ、
昨年のマイルチャンピオンシップ(5着)のレース後に
以下のようにコメントを残しておられました。
ルメール騎手「直線でそれほど加速できなかったのは、
たぶん馬場の影響だと思う。軟らかい馬場で早い反応ができませんでした」
そして、前走のマイラーズカップ優勝では・・・
ルメール騎手「馬場がすごくきれいだったので
彼の瞬発力を使うことができました。
最後はすごくいい脚を見せてくれたし、
今日は本当のシュネルマイスターを見せてくれましたね」
さあ、これで上位人気2頭を
「連対候補馬」から外すことが出来ますな。
ここからは、空いた2つの席に座れそうな馬
を探し出す作業に没頭できるというものでございます。
まずは、安田記念のレース質についてお話を。
このレースは、スローペースや瞬発力勝負になることは殆ど無く
ミドルペースの持続力戦か、消耗戦になるケースが8割を占める
非常にタフなマイルG1でございます。
そのため、基本的には「馬体重が500キロ前後」の
大型馬に有利になるレースでございます。
今年の安田記念が道悪開催となるようであれば、
消耗戦ラップとなる可能性が非常に高く、
そうなると、ますます馬格のある馬が有利になります。
下の表は、消耗戦になった安田記念で
3着以内に好走した馬の馬体重でございます。
↓↓↓
ご覧の通り、馬体重が490キロ未満だった馬は
12頭中2頭しかおりませんでした。
人気薄を狙うなら、大型馬から的を絞るのが良いでしょう。
競走馬の得意なラップパターンと言うものは、
車で言えば「ギア比」のようなものでございます。
そして雨馬場適性は、車で言えば「タイヤ」でございますな。
当然のことながら、馬はギア比を変えたり、タイヤを交換できません。
ですので、消耗戦実績、雨馬場実績は非常に重要になって参ります。
現段階ではまだ、今年の登録馬全頭の
チェック作業が終わった訳ではありませんが・・・
おっと!これはいいんじゃね?
と、目についた馬が1頭おります。
この馬については、
人気ブログランキング「血統予想」カテゴリーの
「血統馬券の参考書」紹介欄にてご紹介しております。
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