日曜阪神の重賞「G3阪急杯2021」
では3連複200倍の万馬券を的中。
日曜中山の重賞「G2中山記念2021」
の方は、予期せぬハイペースとなり、
はずれメタル様ご降臨(*_ _)。。。
外したレースの原因の究明と、
惜しくも馬券になれなかった人気薄の
次走注目馬について記憶に留めておきたいと存じまする。
また今週の重賞展望にも軽く触れておきましょう。
あ、えっと・・・
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決着タイム1分44秒9は
コースレコードタイの高速決着
でございました。
先手を取ったバビットに
ウインイクシードが並ぶように追走。
2頭が競り合うように速いラップを刻み
前半1000m通過タイムは57秒台。
レースのRP指数は「48.6」
RP50が前後半にラップ差の無い
平均ペースで、RP指数が小さくなるほど
バテ度の高い消耗戦という事になります。
つまり高速馬場での時計勝負に
対応出来るスピードと、ハイペースに
耐えるだけのスピードの持続力を
求められるレースでございました。
勝ち馬のヒシイグアスは
母父が米国型ストームバード系。
スピードと持続力を強化する母系で、
父は持久力(スタミナ)に優れた
ハーツクライと言う配合馬。
2着のケイデンスコールは
父がスピード血統ロードカナロア。
母父は持久力のハーツクライ。
3着のウインイクシードは
父が非根幹距離の帝王
「マンハッタンカフェ」
母父にスピードの持続力血統
ボールドルーラー系を持っておりました。
4着ゴーフォザサミットも
ハーツクライ×米国型ストームバード系
予想で本命にしたクラージュゲリエは
追走に手一杯となるスピード不足を露呈。
前走2200mからの短縮で
前走よりも前半1000m通過が
3秒も速くなるような流れへの
戸惑いも大きかったのでしょう。
今年の中山記念は、中団より前で競馬した
米国型のスピードの持続力を持つ馬が
非常に恵まれたレースでございました。
そのような条件下でありながら
4角11番手から追込んで来た
・コスモカレンドゥラ
父が欧州型ノヴェリストという血統は
今回のような高速馬場に向く血統では無く
追込み勢の中では最先着しております。
距離も「2000mが本領」という
根幹距離向きの個性の持ち主ですな。
次走以降2000mに出走してくるようなら、
積極的に狙いたい馬でございます。
高速馬場でレコードタイムが更新されました。
ハイペースを予想しておりましたが
やはり北村殿の逃げは「タメ逃げ」
でございましたな。
レシステンシアの本領は
後続に脚を使い切らせて
自らは伸び続けるパターン。
もう少し差しが届きやすい馬場なら
結果は変わっておったやも知れませぬな。
前半3Fよりも後半3Fが速い
後傾ラップのミドルペースになりました。
その為、脚がたまった
ミッキーブリランテに交わされ、
インディチャンプに追いすがられて、
本命のジャンダルムはギッリギリの3着。
馬連58倍を取りこぼしてしまいました(*_ _)
取れ高は3連複206倍のみとなりました。
今年の阪急杯は、上位3頭が全て
母系にダンチヒの血を持つ馬でございました。
先行してのダンチヒの持続力が
活きるレースでございましたな。
ダノンファンタジーは珍しくスタートミス。
自分の競馬が出来ず、今回は参考外と
考えて良いかと思います。
爆穴候補としてレポートで
ご紹介したメイケイダイハードも
ダンチヒ系種牡馬産駒ですが、
内枠が苦手過ぎるタイプで、
力を出し切れなかったのが残念でございます。
もう一頭の穴候補
メイショウチタンは、コースの
2歳レコードをマークした馬ですが、
(現在はメイケイエールが2歳レコードホルダー)
今回は少々時計が速すぎた印象ですな。
それでも5着ダノンファンタジーに
アタマ差なら、昇級戦としては合格点。
阪神の1400mへの適性が高く、
まだ4歳ですから、今から年末の
G2阪神カップ後が楽しみでございますな。
さて、阪急杯は1200mの
G1高松宮記念に向けての前哨戦。
本番で気になるのはやはり、
初めてのスプリントG1となる
「インディチャンプ」
の取捨でございましょう。
今回は1週前まで太目残りを
指摘されておりましたが、
音無マジックで当日は前走比
プラス2キロまで絞って参りました。
それでも中身までは仕上がら
なかった状態だったと思われます。
そのような状態でありながらも、
力の一端は見せており、休み明け
2走目となる高松宮記念は
「やれるんちゃうの?」
と思ってしまいますが・・・
インディチャンプの牝系は
短距離牝系のトキオリアリティ牝系。
近親のリアルインパクトと
非常に戦績が似ておりますな。
リアルインパクトはG1安田記念と、
G2阪神カップを勝ちましたが、
1200mでは馬券絡み無し。
高松宮記念は9着に終わっております。
また、トキオリアリティの牝系で
1200mのG1で馬券になったのは
アイルラヴァゲインとアウィルアウェイ。
どちらもスプリンターズS3着で、
高松宮記念には、延べ3度挑戦して
全て2桁着順でございました。
さらに、ステイゴールド産駒が
1200m重賞で馬券になったのは
G3キーンランドカップ3着のみ。
それもスピード志向に傾きやすい牝馬。
牡馬は1頭も馬券に絡んでおりません。
能力の高さは評価しつつも、
データ的には買いたくないですなぁ。
今週の重賞は・・・
土曜中山11R 高松宮記念前哨戦
G3オーシャンS(芝1200m)
土曜阪神11R 桜花賞トライアル
G2チューリップ賞(芝1600m)
日曜中山11R 皐月賞トライアル
G2弥生賞(芝2000m)
以上の3鞍が行われます。
いよいよ春のクラシックの足音が
近づいて参りましたなぁ。
近5年のオーシャンSの好走傾向のひとつとしまして・・・
前年の3月以降に中山芝1200mの
オープンクラスで3着以内の実績を持つ馬
というものがございます。
現段階での登録馬で該当するのは
・アウィルアウェイ
・アストラエンブレム
・ダイメイフジ
・ニシオボヌール
・ラヴィングアンサー
以上の5頭でございます。
弥生賞の好走馬にはある傾向が・・・
その傾向と注目馬名は
こちらに書いておきます。
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