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G1フェブラリーS2021分析レポート「上りの速い米国型血統馬」に注目

 

今週の日曜東京では、今年最初のG1レース

 

「G1フェブラリーS(ダ1600m)」が開催されまする。

 

東京ダートコースの路盤はスピードが出やすく、

欧州的なスタミナよりも、米国的なスピードの持続力

が求められやすいコースですございますな。

 

また、ダートコースではJRA全10場の中で、

最も直線の長いコースでもあり、クラスが上がる程

「末脚の破壊力」も重要になる傾向がございます。

 

 

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G1フェブラリーSの好走傾向

 

東京ダートコースの路盤はスピードが出やすく、

欧州的なスタミナよりも米国的なスピードの持続力が

求められやすいコースですございますな。

 

また、ダートコースではJRA全10場の中で、

最も直線の長いコースでもあり、クラスが上がる程

「末脚の破壊力」も重要になる傾向がございます。

 

 

過去5年間のフェブラリーSで、

3着以内に入線した馬15頭の内、

父か母父に欧州型血統を持っていたのは

4頭しかおらず、「米国型」か「サンデー系」を

父または母父に持つ馬が11頭を占めております。

 

 

さらに、前走の上り3Fタイム順位が

2位以内だった馬は複勝率50%に達しており、

末脚の破壊力が非常に重要なレースでございまする。

 

 

 

フェブラリーS 前走上り順位別集計

 

前走上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
3F 1位 1- 0- 2- 3/ 6 16.7% 16.7% 50.0% 178 141
3F 2位 1- 2- 0- 3/ 6 16.7% 50.0% 50.0% 43 63
3F 3位 2- 0- 0- 6/ 8 25.0% 25.0% 25.0% 98 42

集計期間:2016. 2.21 ~ 2020. 2.23

 

 

このように、前走で上り3F3位以内

だった馬が5年間で4勝を挙げております。

 

 

脚質も、差し馬が最も成績優秀で、

逃げた馬、先行した馬で馬券に

絡んだのはわずかに2頭。

 

それも1人気と2人気という

上位人気馬で、穴馬探しは

差し・追込み馬から。

と言うのがセオリーと申せましょう。

 

↓↓↓

 

 

フェブラリーS 脚質別集計

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 1- 0- 0- 4/ 5 20.0% 20.0% 20.0% 52 26
先行 1- 0- 0-18/19 5.3% 5.3% 5.3% 26 9
中団 2- 4- 3-23/32 6.3% 18.8% 28.1% 24 126
後方 1- 1- 2-18/22 4.5% 9.1% 18.2% 48 35

集計期間:2016. 2.21 ~ 2020. 2.23

 

ただし・・・

 

前走が地方だった馬で、直近のJRAで

上り上位だった馬には注意が必要。

 

その理由は・・・

地方競馬場は砂が深く、砂質も路盤も

力がいる馬場であるため、パワー不足で

地方では能力を発揮出来ずに負けた馬が

得意なJRAに戻って巻き返す。

と言うパターンが考えられるためでございまする。

 

無論、その逆に

地方で上り3F上位の末脚で好走して

人気になる馬が、JRA特に東京では

スピード不足で馬群に沈むパターンも

よくある事でございますな。

 

そしてこのパターンは、

人気馬を消す事に使える手法でございます。

 

 

 

フェブラリーS2021 特別登録馬

 

 

出走表はnetkeiba.comさまより拝借(*_ _)

 

印をつけているのは、

前走で上り3位以内だった馬です。

あ。。。

ヤマニンアンプリメは間違いです(*_ _)

 

 

 

フェブラリーステークス2021注目馬

 

・サンライズノヴァ

 

父はDサンデー系種牡馬ゴールドアリュール

母父は米国型ミスプロ系。

 

前走は上り5位ですが、

レース間隔が詰まって来ると

反動が出やすいタイプ。

 

今回は休み明けのフレッシュな状態で

得意の東京マイルに距離短縮。

 

このレースで上り最速をマークするのは

恐らくこの馬ではないかと存じまする。

 

馬格のある大型馬が強いレースでもあり

明け7歳ならまだやれるのではなかろうかと。

 

 

・ワンダーリーデル

 

前走の根岸Sでも穴推奨した馬。

 

父が米国型ストームバード系で、

非常にコース相性の良い系統ですな。

 

前走は上り最速で連対。

根岸Sの連対馬は好走率も高く、

叩き2戦目がこの馬の買いどころ。

 

最終追切りは栗東坂路で

好時計かつラスト1Fが最速になる

加速ラップを刻んでおり、ひと叩き

された上積みも期待出来そう。

 

 

・※※※※※※※※

父は米国型で、母父はサンデー系。

 

前走は展開上やむを得ぬという

鞍上の判断で、いつもとは異なる

レース運びになったために、

上り3F順位は3位以内ではありませぬが、

今回は乗り替りで、この馬の競馬が

出来るものと考えます。

 

馬名はこちらに書いておきます。

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