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G1凱旋門賞 日本馬分析

本日深夜23時05分に、世界最高峰レース

「G1凱旋門賞 ロンシャン競馬場 芝2400m」

が開催されますな。

 

日本からは3頭のG1馬がエントリー。

日本でも馬券が購入出来ますれば、日本馬の適性分析を。

 

日本馬

日本からの参戦は3頭。

ディープインパクト産駒の⑥フィエールマン

ハービンジャー産駒の⑤ブラストワンピース

ルーラーシップ産駒の④キセキ

 

 

出馬表


※出馬表はウマニティさまより拝借(無断)(*_ _)

 

古馬の牡馬♂が59.5㌔とか日本ではハンデ戦か障害戦

というイメージですなぁ・・・

 

いっそのこと、オジュウチョウサンを

出してみたらどうか?とかいつも思うのでありますが。

 

凱旋門賞2着馬オルフェーブルと同じステイゴールド産駒ですし・・・

 

日本馬の分析

 

それでは、日本馬の3頭について

血統から適性を探って参りとうございます。

 

④キセキ

父がキングマンボ系キングカメハメハで、

母父に凱旋門賞馬のトニービンを持つルーラーシップ産駒。

 

キングマンボ系としては過去にエルコンドルパサーが、

凱旋門賞を含めフランスのG1で3戦3連対とパーフェクト連対。

 

父系は完全な凱旋門血統でございますな。

 

母系は、母父が

凱旋門賞3着入線⇒失格(禁止薬物)だったディープインパクト。

母母父はドクターデヴィアスで、こちらは英国・愛国のG1馬。

 

まずまず欧州適性は期待出来そうでございますな。

 

一番の問題は、川田殿⇒スミヨン殿の乗り替り。

前哨戦のフォア賞は、チンタラペースで逃げて

最後は後続の餌食になるという最悪の競馬。

 

キセキの持ち味は、他馬に脚を溜めさせないペースで

逃げ粘る競馬でございますれば、川田殿騎乗ならば

拙者は本命に推したいところでございました。

 

誠にもって無念でございますな・・・

 

⑤ブラストワンピース

凱旋門賞には非常に重要なダンチヒ系の血を持つハービンジャーが父。

 

母父はキングカメハメハでキングマンボ系。

母母父はフジキセキで、3代母の父エルグランセニョールは

愛国ダービー馬でありますが、どちらかと言えばマイルが本領。

 

母のツルマルワンピースは1400mの馬。

 

この辺りの影響が強いのか、本馬は距離短縮指向が強いタイプ。

 

今回は2000mからの延長ローテで明らかに

「不利ローテ」となりますな・・・

 

⑥フィエールマン

ディープインパクトの産駒としては遅咲きのタイプで、

これは母系が欧州型を極めた牝系であることが一番の要因と申せましょう。

 

母はイタリアのG1馬で、祖母の姉はフランスG1を

2勝し、凱旋門賞の3着馬でもございますな。

 

母の父グリーンチューンはニジンスキー系で、

フランスG1を2勝。その父グリーンダンサーは、

1991年のフランスリーディングサイアーに輝いた種牡馬。

 

ラップ的な側面からも、本馬はスローペースの

上り勝負を本領としており、道中の流れが滅茶苦茶に遅い

凱旋門賞の流れは肌に合うのではございますまいか。

 

ブックメーカーのオッズでは、単勝34倍の7番人気。

日本では2番人気でございますなぁ・・・

 

もしキセキが本来のペースで行き切るならば、

日本馬がエネイブルに勝てる可能性が膨らむのですが、

さてさてどうなりますか。

 

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