過去のダービーで馬券になっているのは、
後半の1F毎のラップタイム間の「加速秒数と減速秒数の合計」が
「加速秒数の方が大きいラップパターン」で連対していた馬。
今年の皐月賞は、前半1000m通過タイムが
59秒1で、後半のラップタイムの推移は・・・
加速0.4秒→減速0.1秒→加速0.5秒
→加速0.1秒→加速0.2秒
というラップパターンで、後半の加速・減速を
トータルすると1.1秒の加速ラップを踏んでおります。
前半1000mが1分を切っているのに、
後半も減速箇所が1か所しかなく、それも僅かな減速。
そして、1秒以上の加速ラップ。
これは、非常にレアなパターンで、異常なレベルの高さ。
4着以降の馬が完全に置いてけぼりになるのも、
至極当然の結果であったと申せましょう。
これを考えると、今年のダービーは2016年の再現。
という可能性が非常に高く、皐月賞上位3頭のBOX馬券で
獲れてしまいそうな気がいたしますな。
ただ、2016年は上位3頭が全てディープインパクト産駒。
今年は、ロードカナロア産駒・ディープ産駒・ジャスタウェイ産駒
とバラエティに富んでいる分、血統の力で別路線組の台頭を
僅かながらも期待出来るかも知れませぬ。
今回のEZ・WINには、新たに「ラップ指数」
と言うものを増設しております。
指数ではありますが、数値が小さいほど
「レベルの高いレースで馬券になっている」
という意味のものであります。
⑭⑮の2頭のラップ指数は稍重馬場でのもので、
力が必要な馬場で有る分、当然後半は減速が大きくなりがちです。
ですので、要注意の意味で背景色を施しております。
ダービーの血統傾向は、同年のオークスと
リンクするケースも良くございますな。
今年のオークス1着・2着は
ディープ×ストームバード系
という配合馬で、2着馬は12番人気の爆穴。
昨日もマイル戦は1分33秒を切っており
今週も先週同様の高速馬場でございますれば、
ディープとスピード持続型血統の配合馬には
注意が必要でございましょう。
該当馬はダノンキングリーとロジャーバローズ。
サートゥルナーリアの父ロードカナロアも
スプリント帝王で、アーモンドアイもJCを
世界レコードで優勝しておりますように、
高速馬場もドンと来いでございましょう。
あとは、接着装蹄が気になるものの、好調教で、
総合評価・ラップ指数が共に上位のクラージュゲリエ。
両親にダービー馬を持つダビダビ配合馬でもあります。
一発に期待しましょう。
サートゥルナーリアの不安材料は、
騎手だけでございましょうか。
レーン殿はスプリント大国の豪州産。
普段の倍の距離を走るレースに経験値は低く、
オークスでも3番人気のコントラチェックを
ペースオーバーの競馬で圏外に飛ばしております。
テン乗り(初騎乗)で勝てないジンクスがあるダービー。
戸崎殿にダービージョッキーの称号をつかむ
チャンスが巡って来たのではございますまいか。
拙者の予想印は
◎ダノンキングリー
○サートゥルナーリア
▲クラージュゲリエ
★ロジャーバローズ
△リオンリオン
△ランフォザローゼス
×ヴェロックス
×マイネルサーパス
以上でございます。
それでは皆様、良いダービーを!
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