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ここでは、土曜中山で行われる
天皇賞春に向けたステップレース
「G2日経賞(芝2500m内回り)」
について、過去の傾向分析を踏まえて
好走期待値が高い馬に迫って参ります。
日経賞はレースのペースによって
好走脚質が分かりやすく変化致します。
スローで流れれば4角5番手以内。
ミドルペースになれば差しが届きます。
(後方一気の追込みは、ほぼ決まりません)
今年はディアスティマ、タイトルホルダー、
キングオブドラゴン、アスクビクターモアなど
逃げ先行が定番のメンバーが揃いました。
上位人気2頭が前に行くタイプである事も
レースの流れを加速させる要因となり、
極端なスローペースにはなりにくい印象ですな。
となれば・・・
今年は差し馬に警戒が必要になりそうでございます。
このレースは、宝塚記念と同様に
ディープインパクトの牡馬には鬼門のレース。
馬場改修工事後の日経賞8回で、
ディープインパクトの牡馬は11頭が出走。
その内馬券になったのは、
2人気3着のワールドプレミア1頭のみで、
5人気以内に限っても5頭中4頭が散っております。
その逆に牝馬は2頭が出走して
2頭とも馬券になっておりました。
ただ残念な事に、今年は
ディープの牝馬は出ておりません・・・
ですが、牡馬は3頭が出走致します。
・アスクビクターモア
・カントル
・ディアスティマ
この3頭に関しましては、
慎重な取捨選択が必要でございましょう。
今年の出走メンバーの中で最も好走率が高い血統は、
「父がキングカメハメハ系」でございます。
タイトルホルダーの父は、
キングカメハメハ系ドゥラメンテ。
そして母父サドラーズ系は
過去8年で6頭が出走して3勝を挙げる
勝率50%の「好走母父血統」に該当致します。
また、キングカメハメハ産駒は、
過去8年で6頭が出走して4頭が馬券絡み。
今年のメンバーで、父か母父に
キングカメハメハを持っているのは・・・
・カントル
・コトブキテティス
・ヒートオンビート
・ボッケリーニ
・ライラック
キングカメハメハ持ちの差し馬に注目です。
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