血統馬券の参考書オリジナル出馬表
Ｇ１天皇賞秋２０２２ez-winを公開致します。
ez-win（イージーウイン）の
「総合評価点数１位または２位」の馬は、
８０％以上の確率でどちらかが馬券に絡みます。
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※レシピ欄に「LAP」と記している馬は、
想定される消耗戦ラップに適性が高い馬になります。
高速逃げ馬パンサラッサが内枠を引いた事で、
レースの流れは前傾ラップの持続型～消耗戦型となる
可能性が非常に高いのではないかと考えております。
つまり、例年の天皇賞のような
「直線のトップスピード」よりも、「バテずに伸びる」
欧州競馬的な持久力を問われるレースになるであると。
瞬発力勝負となったダービーで、
上り３Ｆ３３秒４の高速上りで優勝した
ディープインパクト産駒でございます。
非常に強い馬なので、展開不問で
馬券に絡む可能性は否定できませぬが・・・
今年の天皇賞では、シャフリヤール最大の武器に
出番はなさそうで、むしろその対極となる
持久力を問われる事になると考えております。
前半よりも後半の方が時計を要する流れになった
天皇賞秋に出走した「瞬発戦型」のディープ産駒は
１頭も馬券になっていない事も大きな不安材料となりましょう。
そのような訳で、恐れながら・・・と、
今回は無印とさせて頂きました。
米国型ストームバード系種牡馬を父に持つ馬で、
３歳秋以降に中距離Ｇ１レースで馬券になった馬は
宝塚記念２着のユニコーンライオンだけ。
そのユニコーンライオンは、欧州色が濃い母系の影響で、
米国型ストームバード系種牡馬産駒としては非常にレアな
晩成タイプでございます。
米国型血統の特徴は
「２歳戦からお金を咥えて帰って来る」
と言う仕上がりと馬体完成の早さであり、
その反動として、筋肉の硬化が早く、
３歳秋以降は、どんどんマッチョ化して
芝のスプリントか、ダート路線向きの馬へと変貌いたします。
ドレフォン産駒が必ずそうなるとは決めつけられませんが、
調教動画や、フォトパドックを拝見いたしますと
「あ・・・マッチョ化しておられますね」
という事で、こちらも無印にさせて頂きました。
◎３番パンサラッサ
父がロードカナロアで、母父にサドラーズ系モンジュー
祖母の父が欧州ネヴァーヴェンド系という持久力に特化した配合。
また、ロードカナロアは母系の配合で適性がガラッと変わる種牡馬ですので、
成長曲線も欧州血統の影響を受けて緩やかな晩成型だと考えられます。
前走の札幌記念では、小回りとは名ばかりの主流血統馬がそのまま通用する
コースの２０００ｍは合わないと判断して軽視しましたが、
ジャックドールと同タイムの２着に踏ん張りました。
その時に感じたのは「本格化しとるがな」という事で、
「小回りの１８００ｍ専用馬」と言う認識は、
改めるべきだと痛感致しました。
天皇賞秋と言うレースは「格」が重要なレースで、
穴をあけるのは、格下で勝ってきている馬よりも
Ｇ１ホースなのになめられて人気にならない馬の方が
圧倒的多数を占めております。
直線が長い東京の根幹距離Ｇ１という事で、
末脚が切れるタイプの馬に人気が集まりがちですが、
今年想定されるペースでは、切れ味よりも
バテずに脚を伸ばす「欧州的な持久力」を評価すべきだと
拙者は愚考致しております。
消耗戦ラップの東京２０００ｍに
非常に高い適性を持つ血統馬と、
消耗戦なら巻き返しが可能になりそうなＧ１馬。
この２頭の名前は
コチラでチェックなさって頂けます。
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