今週は3冠レースの最終戦「G1菊花賞」が、
日曜阪神芝3000m内回りコースで行われます。
ダービー馬も皐月賞馬も居ない阪神開催の菊花賞
というのは、昨年と同じでございますな。
さて、阪神開催の菊花賞は、
今年が2度目という事で、菊花賞データとしての
データは昨年の1回分しかございません。
そこで、古馬の重賞として
同コースで行われる「G2阪神大賞典」の
データを流用したいところでございますが・・・
3歳戦と、古馬混合戦のデータをそのまま
ごっちゃにするのも、少々はばかられる処・・・。
ですので、まずは京都開催も含めた
菊花賞の典型的な流れ「菊花賞ペース」で展開した
阪神大賞典のデータを抽出・採用したいと存じまする。
※馬名に背景色があるのは
抽選対象馬で、除外される可能性のある馬です。
まずは、「菊花賞ペースとはなんぞや?」
についてお話しておきまする。
レースの中盤でラップタイムが大きく緩み、
ラスト4F目から加速が始まる、と言うのが
菊花賞ペースであると判断できます。
※17年は極端な不良馬場で行われました。
過去5年間で「菊花賞ペース」に近い流れで展開した
阪神大賞典は、2018年と2019年の2回でございます。
データ量としては十分とは申せませぬが、
昨年の菊花賞と、18年・19年の阪神大賞典。
この3回分のデータを参考に、
好走血統の傾向を探って参りまする。
菊花賞ペースだった阪神大賞典と、
昨年の菊花賞好走馬の血統構成は
以下のようになっております。
※ディープインパクト持ちが含まれていないのは
該当馬の出走が19年4着のラストドラフト1頭のみだったからです。
※4着ステラヴェローチェは3着馬と「ほぼ同着」でした。
上の※(注釈)に書いたように、
阪神大賞典ではディープインパクトを
父か母父に持つ馬は1頭しか出ておりませんでした。
一方で、昨年の菊花賞では
母父にディープインパクトを持つ馬が
大接戦の2着~4着を独占しており、
父と母父がディープインパクトと、
中長距離タイプ欧州型血統の組合せに
なる馬には注意したいと思います。
・アスクビクターモア
・タイムオブフライト
・ヤマニンゼスト
阪神大賞典で3頭、菊花賞でも3頭の
好走馬を出したのは「ロベルト系の血」。
今年の登録馬で「ロベルトの血」を持つのは・・・
↓↓↓
・アスクビクターモア(曾祖母父)
・インプレス(母父)抽選
・シホノスペランツァ(母父)抽選
・ジャスティンパレス(祖母父)
・セイウンハーデス(父母父)
・タイムオブフライト(母父)抽選※父がディープインパクト
・ビーアスドニッシモ(曾祖母父)
・ボルドグフーシュ(父)
・マイネルトルファン(祖母父)抽選
・ヤマニンゼスト(父)※母父がディープインパクト
・ヴェローナシチー(父)
上位人気が予想される3頭の評価は、
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ロベルト持ちの1頭になりますが、
この馬の場合、牝系ファミリーに着目しております。
家系図をさかのぼれば、
先週の秋華賞を勝ったスタニングローズの牝系
ローズ一族と同じ流れをくむ牝系の出身馬になります。
ちなみに、この牝系からは、
菊花賞2着馬ローズキングダム、
菊花賞3着馬ローゼンクロイツが出ております。
上り時計を要する条件下でメンバー上位の上りを使える
この馬にとっては、阪神開催の年に3歳を迎えられる事は
幸運であったのかも知れませぬな。
この馬の名前は
コチラに書いております。
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