今週の日曜札幌では、G1ホースの始動戦となる
G2札幌記念(芝2000m)が行われます。
あまり派手な波乱は少なく、
前年以降にG1で好走していた能力上位馬が
普通に勝ち負けする印象の強いレースでございますな。
ここでは、過去の札幌記念のデータを元に、
血統傾向や、人気、前走などの傾向から
今年の注目馬を探って参りまする。
御用とお急ぎでない方は、
しばし拙者くまもんにお付き合い下さいませ(*_ _)
※出走表はnetkeiba.comさまより拝借(*_ _)
2012年以降に札幌で行われた札幌記念9回の
1番人気馬は未勝利ですが、複勝率は約90%!!
一方で、9人気以下の大穴は、ほぼ沈黙している状況で、
あまり無理な穴狙いは空振りに終わる可能性が高いレースと
考えて予想するのが無難であろうと考えられますな。
このレースは母父馬の系統に、
大きな偏りが見られるレースでございます。
ご覧のように、母父に「ヴァイスリージェント系」を
持つ馬に非常に相性の良いレースでございます。
今年の出走予定馬で該当するのは・・・
・ハヤヤッコ
・マカヒキ
ちなみに・・・
人気のソダシは、父が「ヴァイスリージェント系」でございますな。
札幌競馬場は、小回りに分類されるものの、
3角~4角のコーナー半径が大きいために、
直線に入る前から、コーナリング中に加速が始まります。
そのため、末脚の伸びが活きるコースであり、
主流の種牡馬が普通に通用する「特殊な小回りコース」
という認識が大切になります。
期待値が高い種牡馬は、
・モーリス
・ローズキングダム
この2頭の種牡馬でございます。
今年のメンバーで該当するのは・・・
・ジャックドール(モーリス産駒)
・フォワードアゲイン(ローズキングダム産駒)※回避の見込み
過去5年の札幌記念で馬券に絡んだ
15頭の脚質は以下のようになっております。
中団からの差しが非常に優秀で、
7頭の連対馬を出しております。
これも「特殊な小回りコース」ゆえのデータと申せましょう。
今年の出走予定馬で、メンバー上位の上りを使えそうな馬は・・・
・アラタ
・アンティシベイト
・ケイデンスコール
・ジャックドール
・ソダシ
・ハヤヤッコ
・フィオキアリ
・ユニコーンライオン
・レッドガラン
このレースは「格」が重要なレースで、
条件戦からの昇級・格上挑戦組は壊滅的でございます。
このように、前走でG1に出ていた馬の信頼度が高く、
特に1600m・2400mのG1に出ていた馬が優秀ですな。
また、前走G3組では、函館記念からの
臨戦だった馬が4頭の3着以内馬を出しております。
今年の該当馬は・・・
・アイスバブル(函館記念10着)
・アラタ(函館記念6着)
・グローリーヴェイズ(G1ドバイSC8着)
・サトノクロニクル(函館記念11着
・ソダシ(G1ヴィクトリアM1着)
・ハヤヤッコ(函館記念1着)
・ユーバーレーベン(G1ドバイSC5着)
・グローリーヴェイズ
3冠馬3頭が出走した「伝説のジャパンカップ」で、
1着アーモンドアイに0秒3差。
2着コントレイルには0秒1差の5着。
主流コースのG1でも超一流馬に引けを取らぬ能力の持ち主。
洋芝で開催される香港2000mの
G1クイーンエリザベスで2着しており、
同じく香港の2400mG1で優勝と、
高い洋芝適性を見せております。
牝系が時計の掛かる馬場に強い「メジロ牝系」なので、
東京などの高速馬場よりも、今の札幌の馬場の方が
血統的にも向いていそうでございますな。
・※※※※※※※
この馬の一族は、高速上りには対応出来ず
時計を要する馬場での上り比べに強い牝系でございます。
今の札幌は適度に時計の掛かる馬場状態で、
週末には多少雨が降るような予報になっており
この馬向きの馬場になりそうであること。
そしてもう一つの強調材料は、
パンサラッサとジャックドールの逃げ馬2頭が
速い流れを演出する可能性が高く、
上り時計を要する展開となりそうな事。
この馬の名前は
コチラに書いております
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