Categories: 先週の回顧

高松宮記念の回顧

先週のG1高松宮記念を振り返り、

反省点・次走注目馬を取り上げて、

今後の糧と致しとうございます。

 

高松宮記念

それにしても3連単450万馬券とは・・・

見事に荒れましたなぁ・・・(*_ _)玉砕

 

レースは好スタートのセイウンコウセイと、

外から仕掛けたラブカンプーとモズスーパーフレアの

先手争いがあった割にはミドルに近いハイペース。

 

高松宮記念のペースとしては、

やや遅い位のペースでございましたが、

中山巧者のモズスーパーフレアは、

左回りが堪えたのか、直線半ばで失速。

 

中山よりもコーナー角度がきつい為、

高速を維持したコーナーワークで後続を引き離す

という得意パターンの競馬が出来ず、直線で

早々に後続に並びかけられると言う苦しい展開に

耐えきれなかったとも考えられましょう。

 

単勝に300万をぶち込んだ方は

実に気の毒でございます。

 

とまれ、秋のスプリンターズまで

G1タイトルはお預けでございますな。

 

拙者の本命⑨ナックビーナスと、

対抗の⑥アレスバローズの2頭は好位から。

 

が、しかし・・・

向こう正面の中ほど辺りで、ダノンスマッシュに

いきなりの斜行・割り込みで激しくぶつけられ、

アレスバローズとナックビーナスの2頭は

立ち上がる寸前の大不利。

 

そのため大きくポジションを下げる事になり、

ナックビーナスは中団から、4コーナーでは外を回す競馬。

終いの切れ味比べに混ざる形の競馬となっては、

この馬には分が悪すぎる展開でございました。

 

アレスバローズは果敢に立て直し、

4コーナーを回ると馬群の真ん中を割りにかかるも

ラブカンプーとダノンスマッシュに進路を阻まれ

追い出せずに急坂を上るという2重の不利。

 

レース後の川田騎手の怒りに満ちた

コメントも当然の事でございましょうなぁ。

 

まぁしかし、これも競馬。これが競馬。

無理にでも納得するしかございませぬな(>_<)

 

人気を集めたダノンスマッシュは、

好位4番手からの競馬ながら外を回す形。

本馬以外の上位入線4頭全てが内を通った馬。

という内有利馬場もこたえたのでございましょう。

外を回した馬の中で最先着は評価して然るべき内容。

 

父ロードカナロアは、

当レース初挑戦で3着でございましたが、

息子は4着。偉大な父を超える事は叶いませんでしたなぁ。

 

勝ち馬ミスターメロディは初の1200m戦が

G1という事で、少々舐めてかかっておりました(*_ _)

出っ歯?さんま?歯ぁちゃいまんねん・・・

 

父系の短縮ローテの期待値が低く、

牝系ファミリーも、短縮は決して得意ではない。

と言うのが軽視した理由でございますが・・・

 

好位から内を突いて抜け出す福永殿の手綱さばきも

大きな勝因でのひとつでございましょう。

 

2着のセイウンコウセイは1昨年の優勝馬。

鞍上も、その時の幸殿への乗り戻り。

前走15着が「能力のかげり」と早合点した

拙者の痛恨のミスでございました(*_ _)

 

前走は、枠順・馬場・展開と不利の3重苦。

しかも逃げての大敗であれば、真っ先に巻き返しを

想像しておくべきでございました(*_ _)

 

一番の驚きは3着のショウナンアンセム。

ゴール寸前まで2番手でございましたが、

最後にセイウンコウセイに差し返されての3着。

その辺りは、やはり牝系スケールの差でございましょうか。

 

前走のオーシャンステークスで大穴として

押さえ評価をしておりましたが、そこで5着。

 

左回りへの高い適性を考えれば、

今回も当然押さえるべきところ(*_ _)

 

それにしても、4角後方馬群に居て

直線だけでここまで上がって来れたのは、

内有利馬場と康太殿の好騎乗の賜物でございましょう。

 

EZ・WIN評価1位のティーハーフが

5着に好走しとりましたな(;・∀・)

同じく1位評価のレッツゴードンキは、

後方からの競馬ながら、ラスト3Fタイムは最速。

 

それも直線で、ティーハーフに前を塞がれ

一旦ブレーキをかけてのものだけに、

能力にかげりは微塵も見られませぬ。

 

ただ、マイルは少し長く、1200mは

少々忙しい感もございますれば、買いどころは

やはり1400mでございましょうか。

 

次走注目馬は、今回「不利三昧」だった

アレスバローズでございますな。

 

あと1頭は⑯デアレガーロ。

外枠という不利と、外が伸びない馬場で

最後はレッツゴードンキに迫る勢いの脚色。

 

もう少し外が伸びる馬場であるか、

ペースが速くなっておれば圏内に

届いたのではあるまいか?

と思わせる末脚でございましたな。

 

以上、高松宮記念回顧と反省でございました。

 

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