今週の土曜中山では、
波乱の牝馬ハンデ重賞
「Ｇ３中山牝馬ステークス」が
芝１８００mの非根幹距離で開催されます。
小回りコースの非根幹距離では、
直線のトップスピードは、あまり求められず、
持久力やスピードの持続力が重要になりますな。
そのため、人気馬が消えて、
人気薄の激走シーンが何度も繰り返されます。
※出走表はnetkeiba.comさまより拝借(*_ _)
穴馬を探る前に、まずは人気馬に死角があるかどうか？
穴馬のために「空席」が用意されるかどうか？
という事が大切になってましりましょう。
という事で、ネット競馬さんの予想人気から、
今年上位人気に支持されそうな馬について
その「死角」の有無を確認しておきまする。
馬場改修工事後の中山で行われた
過去７回の中山牝馬Ｓにおけるトップハンデは
５６キロでございました。
５５．５キロ～５６キロを背負った馬は
１０頭おりましたが、馬券に絡んだのは
２頭のみで、勝ち馬は出ておりません。
テルツェットの斤量は５６．５キロ。
ハンデの軽い馬が
走りやすい傾向が強いこのレースで、
牡馬換算で５８．５キロという斤量は、
かなり過酷な条件と申せましょう。
テルツェットの牝系ファミリーには
ラブズオンリーユー・リアルスティールと言った
非根幹距離や海外Ｇ１活躍馬がおりますが、
中山の中距離重賞で勝った馬は出ておりません。
また、１８００ｍを最も得意としていた
リアルスティールでさえも、斤量５８キロを
背負った中山記念では、２人気８着に惨敗しております。
特に小柄な牝馬の場合には、
わずかな斤量差でも着順に大きな影響を与えるもの。
何やら危険なにおいが立ち込めて参りますな。
これは、過去７回の中山牝馬Ｓで
馬券に絡んだ２１頭中２０頭が該当するデータでございます。
前走よりも斤量が２キロ以上増えて馬券に絡んだのは
１６年の１人気２着馬ルージュバックのみでございますな。
ただし、ルージュバックの前走は、
３歳で出走した有馬記念での５３キロで、
古馬換算すると５５キロを背負っていた事になり、
実質の斤量増加は「＋１キロ」と考えるべきかも知れませぬ。
このデータから「危険信号」を察知致しますと・・・
・ミスニューヨーク（前走比＋２キロ）
・ルビーカサブランカ（前走比＋３キロ）
この２頭は「黄信号点滅状態」と申せましょう。
その他で「黄信号点滅」に該当するのは
・アブレイズ（＋２キロ）
・フェアリーポルカ
本馬自身を含め、兄弟馬、
牝系ファミリーの全てが
「距離延長ローテ」で信頼度が
大きく下がる傾向にございます。
むしろ「距離短縮ローテ」が
狙い目になる家系で、フェアリーポリカが
中山牝馬Ｓを勝った時も、前走２０００ｍ
からの距離短縮ローテでございました。
近親にもこのレースの勝ち馬
トーセンビクトリーがおりますが、
トーセンビクトリーが勝った時も
「距離短縮ローテ」でございました。
近走も惜しい競馬が続いており、
ある程度、穴人気しそうな気配ですが
今年はちょっと狙いにくい印象でございますな。
オリジナル競馬新聞
ＥＺ－ＷＩＮ（イージーウイン）の
総合評価点数１位または２位の馬は、
約８割のレースで馬券に絡みます。
特にＧ１レースでの総合評価点数順位は
非常に精密で、全G１レースの半分以上が
評価点数順位１位馬から５位馬の５頭ボックスで
３連複を的中出来ております。
昨年のオークスなど、３連複５頭ボックスなら
１０点買いで１０万馬券を的中出来ておりました。
↓↓↓
１着 評価１位 ９番ユーバーレーベン（３人気）
２着 評価２位 ７番アカイトリノムスメ（２人気）
３着 評価５位 ８番ハギノピリナ（１６人気）
３連複 １０万９１９０円
３連単 ５３万２１８０円
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過去７回の中山牝馬Ｓにおいて
２桁人気で馬券に絡んだのは以下の３頭でございます。
１５年 Ｇ３クイーンＳ（札幌芝１８００ｍ）７人気１着
１５年 Ｇ３福島牝馬Ｓ（福島芝１８００ｍ）１３人気３着
１２年 Ｇ３フラワーカップ（中山芝１８００ｍ）１人気２着
１８００ｍ 【２・１・１／８】複勝率５０％
なし
内回りコースの２０００ｍを最も得意としていた馬。
中山２０００ｍはＧ１ホープフルＳで通用せずでしたが、
札幌・京都・阪神の２０００ｍでは１０戦して複勝率８０％
１８００ｍの実績は、勝ち鞍こそありませんが
【０・１・２／６】で、複勝率は５０％ございました。
無し（ディープ産駒の昇級戦重賞）
【２・２・３／１０】複勝率７０％
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今年の中山牝馬Ｓで注意が必要な馬、
激走に期待したい馬は、以下の通りでございます。
・ドナアトラエンテ
昨年は１人気を裏切って９着に惨敗。
しかし、ドナアトラエンテは、
全姉ドナウブルーと同様に、
休み明けで好走した次走は
大きく反動が出るタイプでございますな。
また、全姉ドナウブルーも、
休み明け２走目の中山牝馬Sでは、
４人気１１着に惨敗致しました。
前年の同レースで、
１人気に支持された馬が惨敗し、
その敗戦に明確な敗因が有る場合、
翌年の同レースに、前回と同じ
「敗因」となる要素が解消されているならは、
厳重な警戒が必要でございましょう。
・ゴルトベルグ
１８００ｍ専用馬と言っても良い距離巧者。
また母のグルヴェイグも距離巧者で、
１８００ｍは４戦して２勝２着２回。
さらにエアグルーヴの牝系は
中山１８００ｍ巧者の一族で
その成績は以下の通りでございます。
↓↓↓
斤量面でも前走比「－１キロ」の５３キロで、
今の「２回中山開催」におけるキングマンボ系
種牡馬産駒の好調さを考えますと、
馬券には必ず入れておきたい１頭でございます。
この馬の１８００ｍの連対率は６０％。
父の産駒も中山芝１８００ｍ巧者が多く
その成績は以下の通り、非常に期待値の高い
ものとなっております。
↓↓↓
また、母系には
欧州型ノーザンダンサー系の中でも、
特に持久力や底力を向上させる血を
持っており、中山牝馬Ｓで大穴を
あけるタイプの配合でございますな。
この馬の名前は
コチラに書いております
↓↓↓
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