今週は東京で明け3歳馬の重賞が2鞍行われます。
本日は、土曜の3歳牝馬重賞
「G3クイーンカップ」の舞台、
東京芝1600mにおける
「2歳~3歳春・牝馬」
に限定した血統傾向を分析致して参りましょう。
※出走表はnetkeiba.comさまより拝借(*_ _)
オリジナル競馬新聞
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総合評価点数1位または2位の馬は、
約8割のレースで馬券に絡みます。
特にG1レースでの総合評価点数順位は
非常に精密で、全G1レースの半分以上が
評価点数順位1位馬から5位馬の5頭ボックスで
3連複を的中出来ております。
昨年のオークスなど、3連複5頭ボックスなら
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1着 評価1位 9番ユーバーレーベン(3人気)
2着 評価2位 7番アカイトリノムスメ(2人気)
3着 評価5位 8番ハギノピリナ(16人気)
3連複 10万9190円
3連単 53万2180円
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今週から阪神が開幕致します。
日曜阪神で行われる「G2京都記念」は
宝塚記念と同じく非根幹距離の
「芝2200m内回り」で行われます。
ご存知の通り、
非根幹距離の上級条件では
血統傾向に明確な特徴が出て参ります。
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クイーンカップが行われる
東京芝1600mの血統傾向を、
2歳から3歳春の牝馬に限定して
分析してみました。
その結果、やはり圧倒的なのは・・・
若い馬のレースでは、
馬の完成度も非常に重要になります。
過去10年の3歳春のクラシック(NHKマイル含む)に
20頭の勝ち馬を送り込んだ種牡馬ディープインパクト。
これは3歳春G1レース5競走全体の
勝ち数シェア40%に相当します。
その能力の高さと、完成の早さは
他の追随を許さぬレベルで、
2歳から3歳春の牝馬に限定致しますと、
以下の通りでございます。
【東京芝1600m】
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 12- 8- 4-32/56 | 21.4% | 35.7% | 42.9% |
集計期間:2019. 1.27 ~ 2022. 2. 6
限定条件:2歳~3歳春・牝馬のみ
・アオイモエ
・ウインエクレール
・ラリュエル
・ロムネヤ
この4頭のうちロムネヤ以外の3頭は、
クイーンカップでは関東馬が
馬券になりにくいキャリア1戦組で、
関西馬は「ラリュエル」だけでございます。
ちなみに・・・
ラリュエルの血統は
「ディープ×キングカメハメハ」
という配合で、昨年の勝ち馬
アカイトリノムスメと同じ配合。
また、クイーンカップは、
流れが速くなりやすいレース質。
それゆえに、持続力強化血統の
ボールドルーラー系の血を持つ馬が
良く馬券に絡む傾向がございますな。
ラリュエルの牝系は
ストレートレーンの牝系で、
これはボールドルーラー系の牝系
でございます。
そして、半兄のステイフーリッシュは
晩成型種牡馬のステイゴールド産駒ながら
新馬戦からの参戦で2歳G1の
ホープフルステークス3着の実績が有り、
同じ矢作厩舎の管理でございますれば、
ラリュエルもキャリア2戦目で重賞好走
と言う可能性は十分にございましょう。
という事で、
今年の注目馬の1頭目は
ラリュエルでございまする。
↓↓↓
前半のペースが上がるようなら
ボールドルーラー系とダンチヒ系の
2大持続力血統を持つこの馬が
面白いと考えております。
この馬は半兄と叔父がともに
2歳マイルG1を勝っており、
半兄は3歳春のマイルG1も
制している早熟の家系であることも推し材料。
本馬の前走は、距離延長と
終始外を回って追走したロスが敗因。
今回は大幅な鞍上強化で
陣営の本気度も感じられるところ。
参考までに・・・
この馬の馬主と、
今回騎乗の騎手とのタッグでは、
以下のように複勝率が5割を超えており、
この騎手の起用は、馬主にとっての
「勝負鞍」でございます。
【馬主+騎手成績】
着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|
6- 4- 4-11/25 | 24.0% | 40.0% | 56.0% |
集計期間:2013. 6.29 ~ 2022. 2. 6
この馬の名前はコチラに書いております。
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