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「G3クイーンS2021」函館開催で注目すべきはこの血統

 

今週の平地重賞は、日曜函館の「G3クイーンS」。

 

このレースは8月中旬に札幌で行われますが、

今年は変則開催で、函館が舞台となります。

 

 

ちなみに、クイーンSが函館で行われるのは

2013年以来、8年ぶりでございますな。

 

 

 

G3クイーンS2021の注目馬

 

今年のクイーンステークス

注目馬はコチラに書いております。

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函館芝1800m 今年の血統傾向

 

函館芝1800mは「小回り+平坦」で、

コーナー半径が小さく、実質的な加速区間は

4コーナーを抜けてゴールまでの約260mだけ。

 

 

また、ペースが落ち着きにくく、

ハイペースになる事も多いコースですな。

 

 

そのため瞬発力よりも持久力を求められるので、

父がサンデー系ではない種牡馬の産駒が走りやすい傾向が見受けられます。

 

 

今年の函館開催で行われた芝1800m戦17鞍でも、

3着以内に入線した51頭の内、過半数の27頭が、

父がサンデー系以外の種牡馬産駒でございました。

 

 

その「非サンデー系」の中でも特に3着以内率が高いのが、

「欧州型キングマンボ系」「欧州型ロベルト系」の2系統。

 

 

他では、サドラーズ系・ダンチヒ系といった、

欧州由来のノーザンダンサー系種牡馬産駒が、

複数の3着以内馬を出しております。

 

 

 

クイーンS2021の「非サンデー系」

 

今年のクイーンステークス登録馬は、

父にサンデー系種牡馬を持つ馬が大多数で、

「非サンデー系種牡馬」を父に持つ馬は、

以下の4頭だけでございますな。

 

 

・サトノセシル

・フェアリーポルカ

・マイエンフェルト

・ルビーカサブランカ

 

 

 

父がサンデー系の注目血統

 

今年の函館芝1800mにおいて、

父サンデー系の中で回収期待値が高いのは

「キズナ産駒」でございまする。

 

 

クイーンSの登録馬では、

・シャムロックヒル

が該当致しますな。

 

シャムロックヒルは、阪神2000m内回りの

重賞「G3マーメイドS」を勝っての参戦で、

同じ阪神内回りコースの非根幹距離である

2200mにも勝鞍がございます。

 

 

また、函館は今週から「Bコース」に替わり、

前残り馬場になる可能性も十分でございますれば、

先行脚質の本馬は、馬場に恵まれる可能性もありそう。

 

 

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