今週の日曜阪神の重賞は「G3阪急杯=芝1400m内」。
非根幹距離適性が問われるレースでもあり、
血統・脚質にもある程度の傾向が見受けられます。
本日は阪急杯を距離適性・血統・脚質より紐解いて、
競馬予想・馬券的中への参考資料を作成して参ります。
御用とお急ぎでない方は、しばしお付き合いを(*_ _)
過去5年の3着以内馬15頭全てに共通するのは
上級条件(1000万クラス以上)の
1400m(芝・ダートは不問)で勝っているか、
重賞の場合は連対実績があった。
という事です。
非根幹距離(400mで割り切れない距離)で
行われるレースなので、やはり距離実績は
非常に重要なファクターと申せましょう。
今年の出走登録メンバー18頭の中で、
1000万クラス以上の1400m戦で
優勝実績があるか、重賞連対実績が有る馬は
以下の通り。
・コウエイタケル
・スターオブペルシャ
・タイムトリップ
・ダイアナヘイロー
・ダイメイフジ
・トウショウピスト
・ヒルノデイバロー
・ミスターメロディ
・ラインスピリット
・リョーノテソーロ
・リライアブルエース
・レッツゴードンキ
・ロードクエスト
※スマートオーディン
近親は↓↓↓のように1400巧者。
近親馬:距離別集計
距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1400m | 2- 1- 0- 4/ 7 | 28.6% | 42.9% | 42.9% | 172 | 164 |
集計期間:2010.10. 2 ~ 2019. 1. 5
スマートオーディン自身が、非根幹距離の
1800m・2200mにはめっぽう強く、
雨馬場で走れなかった共同通信杯と、
昨年2年ぶりのレースかつ雨馬場で大敗した
エプソムカップを除くと5戦4勝2着1回。
一般的に、競走馬(特に牡馬)は、
加齢とともに筋肉の硬化が始まると、
短距離志向にシフトするケースが多く、
今回の距離短縮で一変する可能性は、
頭の片隅に置いておくのがよろしかろうと。
過去5年のこのレースで馬券になった馬の
血統傾向は以下の通りでございます。
・父または母父か父母父にノーザンダンサー系を持つ馬。
・上記以外の場合は、父または母父がミスプロ系。
・父がマンハッタンカフェ
特に、父がサンデー系種牡馬の場合は、
父母父がノーザンダンサー系であることが理想的。
今年の該当馬は以下の通り
・エントシャイデン
・スターオブペルシャ
・タイムトリップ
・ダイアナヘイロー
・ダイメイフジ
・トウショウピスト
・ヒルノデイバロー
・ミスターメロディ
・ヤングマンパワー
・ラインスピリット
・リョーノテソーロ
・リライアブルエース
・レッツゴードンキ
以上の内、太字表記の馬は1400m実績馬です。
・近2走以内に先行経験
・近3走以内に上り4位以内(上り2位以内がベター)
先行経験馬は、近3走以内にG1なら掲示板、
G1以外のクラスの場合は上級条件で連対しておりました。
今年の脚質該当馬は以下の通り。
・エントシャイデン
・スターオブペルシャ
・スマートオーディン
・タイムトリップ
・ダイアナヘイロー
・ダイメイフジ
・ミスターメロディ
・ラインスピリット
・リョーノテソーロ
・リライアブルエース
・レッツゴードンキ
・ロードクエスト
・ロジクライ
赤文字表記の9頭が、距離・血統・脚質の
傾向全てに該当する馬になります。
ここまでの3つの条件にかなった馬が
9頭と多く、「いっこも絞れてへんがな~」という
そしりの声が聞こえて来そうでございますな。
それでは、最後の絞り込み条件を設定して
最終的な結論を導く事にいたしましょう。
このレースと申しますか、
このコース自体、構造的に前半のペースが
1200m戦なみのペースで流れる事が多く、
その影響があるのか、このレースの好走馬には
芝1200mのOP特別優勝実績か、芝1200の
重賞で連対実績が有った馬が多数派を占めておりまする。
でございますれば、これを最終関門条件とし、
最後の絞り込みに取り掛かって参りましょう。
芝1200mのOP特別優勝か重賞連対実績馬
・ダイアナヘイロー
・タイムトリップ
・ダイメイフジ
・ヒルノデイバロー
・ラインスピリット
・レッツゴードンキ
この6頭が該当しました。
赤文字表記の5頭が全ての好走条件を
満たした「今年の有力候補」という事になりまする。
この中で、1枠~4枠に入る馬がおりましたら、
その馬を中心に据えることもアリかと存じまする。
以上、阪急杯のレポートでございました(*_ _)
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