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G3共同通信杯2021分析レポート「注目血統は?」

 

 

今週の日曜東京重賞は、

クラシックを占う上で非常に重要な

3歳馬限定戦「G3共同通信杯(芝1800m)」

が行われます。

 

1800mと言う非根幹距離のレース

という事もあり、欧州指向の血統を持つ馬の

好走が非常に目立つレースでございますな。

 

そして米国指向の血統でこのレースを

勝ち負けするような馬はダービーでも

好走する傾向がございます。

 

ここではダービーも視野に入れつつ、

今年の好走馬を探して参りましょう。

 

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G3共同通信杯2021出走登録馬

 

出走表はnetkeiba.comさまより(*_ _)

 

 

 

「G3共同通信杯」過去の血統傾向

 

 

種牡馬別集計

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
ディープインパクト 2- 1- 2- 4/ 9 22.2% 33.3% 55.6% 297 158
ハーツクライ 1- 0- 0- 4/ 5 20.0% 20.0% 20.0% 62 26
オウケンブルースリ 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0% 1360 390
New Approach 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0% 600 310
マンハッタンカフェ 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3% 0 150
ダイワメジャー 0- 1- 0- 1/ 2 0.0% 50.0% 50.0% 0 55
オルフェーヴル 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0% 0 460
エイシンサンディ 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0% 0 310
エイシンフラッシュ 0- 0- 1- 2/ 3 0.0% 0.0% 33.3% 0 573
ゼンノロブロイ 0- 0- 1- 1/ 2 0.0% 0.0% 50.0% 0 135
キングカメハメハ 0- 0- 1- 1/ 2 0.0% 0.0% 50.0% 0 0

集計期間:2016. 2.14 ~ 2020. 2.16
限定条件:牡・セン馬のみ

 

種牡馬成績はディープインパクト

が圧倒的でございますな。

 

その他の種牡馬は、

サンデー系種牡馬の場合は、

母父に欧州血統を持つ種牡馬。

 

他は欧州型サドラーズ系、

欧州型グレイソヴリン系、

欧州型キングマンボ系、

などの欧州型血統の種牡馬の

好走率が非常に高く、欧州指向が

強いレースであることがうかがえますな。

 

そして母系の方も・・・

 

 

母父馬系統別集計

母父馬系統 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
ミスプロ系 1- 3- 1- 5/10 10.0% 40.0% 50.0% 31 128
ロベルト系 1- 0- 2- 1/ 4 25.0% 25.0% 75.0% 565 210
ストームバード系 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0% 210 80
フェアリーキング系 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0% 680 195
ヌレイエフ系 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0% 600 310
サドラーズ系 0- 1- 1- 2/ 4 0.0% 25.0% 50.0% 0 107
ハンプトン系 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0% 0 450
サンデー系 0- 0- 1- 3/ 4 0.0% 0.0% 25.0% 0 430

集計期間:2016. 2.14 ~ 2020. 2.16
限定条件:牡・セン馬のみ

ミスプロ系は2頭が欧州型で、

米国型に分類されるのは3頭の

ミスプロ系と1頭のストームバード系。

 

過去5年の3着以内馬15頭の内、

11頭は欧州血統の母父馬を持っておりました。

 

 

 

そして母父米国型で好走した4頭の内

2頭がダービーでも2着に好走。

1頭はダービー不出走。

1頭はダービーで13人気10着。

 

 

 

上位人気馬の血統

 

・ステラヴェローチェ

ノーザンファーム生産のバゴ産駒。

 

ノーザンファーム生産のバゴ産駒は

非常に成功率が高く、クロノジェネシスのような

一流馬も出しておりますな。

 

バゴは欧州型ブラッシンググルーム系。

 

母父が、圧倒的な好走率を誇る

ディープインパクトならば、

ここでは素直に主役の評価が

必要となりましょう。

 

 

・シャフリヤール

ディープ産駒ですが母父は

米国型APインディ系でございますな。

 

皐月賞馬アルアインの全弟で、

それゆえに人気を集めそうですな。

 

ここで勝ち負けするようなら

クラシックでも軽視出来ぬ存在となり、

消えるようなら「兄の七光り」という

可能性もございますな。

 

 

・ディオスバリエンテ

父は欧州型キングマンボ系。

 

母はディアデラノビアで

兄弟姉妹もディアデラマドレなど

重賞活躍馬が多数おりますな。

 

新馬戦の指数も高く、血統構成からも

牝系の質の高さからも軽視は出来ぬ存在。

 

 

 

・エフフォーリア

 

父は欧州型ロベルト系種牡馬エピファネイア

 

母系はケイティーズファーストの牝系で、

種牡馬アドマイヤムーンの出身母体ですな。

 

他にも重賞好走馬を多数輩出している牝系で、

サンデーサイレンスの4×3クロスが発生する

配合はエピファネイアの成功パターン。

 

ただ、東京1800mのエピファネイア産駒の

成績はあまり良いとは言えぬ事に加えて

距離短縮を好まぬ血統でもございますな。

 

 

 

共同通信杯2021の注目穴馬

 

・※※※※※※※※

 

この馬の父の産駒はコース複勝率5割。

複勝回収率が200%を超えるコースの

穴種牡馬でございまする。

 

距離ローテも現在連対率100%を維持しており

出走してくれば、必ず買いたい1頭でございます。

 

馬名はこちらに書いておきます。

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