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今週の日曜京都の重賞は、3歳馬限定戦
「G3きさらぎ賞 芝1800m外回り」
毎年1桁頭数の小頭数での開催となるレースで
馬券妙味が薄いレースと思われがちですが、
実際には、ほぼ毎年4番人気以下の馬が馬券になる
小点数購入でミドルリターンを見込めるレース。
血統傾向と、過去のレース傾向から
今年の「福の神」を探して参りましょう。
出走表はnetkeiba.comさまより(*_ _)拝借
まずは京都芝1800m外回りコースの
全体的な血統傾向を見ておきまする。
(今年のきさらぎ賞に出走登録の有る馬のみ対象)
↓↓↓
【種牡馬別集計 全年齢】
種牡馬 | 総数 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|---|
ディープインパクト | 217 | 17.5% | 45.2% |
ルーラーシップ | 78 | 9.0% | 37.2% |
オルフェーヴル | 66 | 9.1% | 33.3% |
ダノンシャンティ | 10 | 10.0% | 40.0% |
シンボリクリスエス | 16 | 6.3% | 18.8% |
ゴールドシップ | 5 | 0.0% | 40.0% |
エピファネイア | 6 | 0.0% | 33.3% |
集計期間:2017. 1. 8 ~ 2020. 2. 2
続いて、3歳馬に限定した血統傾向を・・・
↓↓↓
【種牡馬別集計 3歳限定戦】
種牡馬 | 総数 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|---|
ディープインパクト | 71 | 22.5% | 52.1% |
オルフェーヴル | 34 | 8.8% | 20.6% |
ルーラーシップ | 34 | 2.9% | 29.4% |
エピファネイア | 3 | 0.0% | 66.7% |
ゴールドシップ | 1 | 0.0% | 0.0% |
シンボリクリスエス | 6 | 0.0% | 0.0% |
ダノンシャンティ | 5 | 0.0% | 0.0% |
集計期間:2017. 1.17 ~ 2020. 1.19
3歳戦に限ると、ディープインパクトが
勝率・複勝率共にUPしております。
では、どんなディープ産駒が買いなのか?
過去5年間のきさらぎ賞で馬券になった
ディープ産駒の好走傾向は・・・
↓↓↓
【前走クラス】
前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
同クラス | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
昇級戦 | 2- 4- 1- 5/12 | 16.7% | 50.0% | 58.3% |
集計期間:2015. 2. 8 ~ 2019. 2. 3
前走も重賞だった馬よりも、
今回が昇級戦になる馬の方が圧倒的でございますな。
また、この傾向はディープ産駒に限らず、
前走でG1以外の重賞かOP特別に出走していた馬は
5頭おりますが、全滅しております。
【レース間隔】
間隔 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4週 | 0- 0- 1- 1/ 2 | 0.0% | 0.0% | 50.0% |
5~ 9週 | 2- 4- 0- 4/10 | 20.0% | 60.0% | 60.0% |
10~25週 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
集計期間:2015. 2. 8 ~ 2019. 2. 3
フレッシュな状態の方が走りやすいディープ産駒
でございますが、休み明けの馬はまだ馬券になっておりません。
また、間隔が詰まるよりも
ゆとりのあるローテで出走してくる馬が
堅実に走る傾向がございますな。
ディープ産駒以外にもこの傾向は出ており、
「きさらぎ賞の傾向」として捉えるべきかも知れませぬなぁ。
↓↓↓
【レース間隔別集計 きさらぎ賞過去5年】
間隔 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
連闘 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2週 | 0- 0- 1- 4/ 5 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
3週 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
4週 | 1- 0- 2- 4/ 7 | 14.3% | 14.3% | 42.9% |
5~ 9週 | 3- 5- 2- 9/19 | 15.8% | 42.1% | 52.6% |
10~25週 | 1- 0- 0- 6/ 7 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
これらの事から、今年1番人気が濃厚な
ディープ産駒の「アルジャンナ」には危険な香りが・・・
ディープ産駒では、唯一好走条件を満たす
・ストーンリッジ(5番人気予想)
同じ父を持つ全兄弟たちは、軒並み3歳重賞好走馬。
特に、マウントシャスタとベルキャニオンは
どちらも1800mの3歳限定重賞2着馬ですな。
祖母のクロカミも1800m巧者でございました。
また、今朝の最終追切りでは、
栗東坂路で加速ラップ「評価B」に該当する
好ラップかつ好タイムで駆け抜けております。
もう1頭は、穴馬ではございませぬが
今回のメンバーで唯一の「前走G1出走馬」
・グランレイ(3番人気予想)
過去5年の「きさらぎ賞」において
前走でG1に出走していた馬の成績は・・・
↓↓↓
前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
G1 | 1- 0- 2- 2/ 5 | 20.0% | 20.0% | 60.0% |
近親には1800m巧者ダイワキャグニーがいる牝系。
このファミリーの、1600mからの距離延長で
1800mに出走した際の勝率は40%
今朝の最終追切りでは、栗東坂路で追われ
4Fタイム52秒5の好時計で駆け抜け、
ラスト1Fが最速になる「加速ラップ」を踏んでおり
その評価は極めてA評価に近い「B評価」でございます。
母父のファルブラヴは、中山開催のジャパンカップ優勝馬で、
欧州型ノーザンダンサー系の代表格であるサドラーズウエルズの
全兄弟であるフェアリーキングの産駒でございますな。
今の京都芝は、年明け「京都金杯」からの連続開催で、
馬場の傷みが進んだ「スタミナが活きる欧州指向馬場」
また、フェアリーキングはサドラーズウエルズよりも
軽い日本の馬場向きのスピード能力に秀でており、
スタミナに加えて、ラストの切れ味も求められる
今の京都芝外回りコースには、サドラーズ系よりも
適性が高い血でございますな。
最終結論は、EZ-WIN予想を
レース当日に当ブログにて公開致しますが・・・
拙者の馬券は、ほぼこの2頭から。
と既に決めておりまする。
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# きさらぎ賞
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