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【種牡馬系統別集計】
種牡馬系統 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ダンチヒ系 | 2- 0- 1- 8/11 | 18.2% | 18.2% | 27.3% |
Pサンデー系 | 1- 1- 0- 5/ 7 | 14.3% | 28.6% | 28.6% |
レッドゴット系 | 1- 1- 0- 0/ 2 | 50.0% | 100.0% | 100.0% |
ロベルト系 | 1- 0- 0- 4/ 5 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
ブランフォード系 | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
キングマンボ系 | 0- 3- 1-13/17 | 0.0% | 17.6% | 23.5% |
グレイソヴリン系 | 0- 1- 1- 4/ 6 | 0.0% | 16.7% | 33.3% |
Tサンデー系 | 0- 0- 2-11/13 | 0.0% | 0.0% | 15.4% |
ディープ系 | 0- 0- 1- 7/ 8 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
集計期間:2014. 1.19 ~ 2019. 1.14
今週の日曜中山11Rは、
3歳馬限定重賞「G3京成杯(中山芝2000m)」。
京成杯は、血統傾向に面白い傾向の有るレースでございますな。
上記の表は、中山コース路盤改修後の2014年から
昨年2019年の6年間の種牡馬系統別戦績一覧でございます。
サンデー系の上位種牡馬である
ディープインパクト系やTサンデー系種牡馬の産駒が
非常に苦戦しておるのがお分かりいただけましょう。
個々の種牡馬に目を向けてみますと・・・
【種牡馬別集計】
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ハービンジャー | 2- 0- 1- 6/ 9 | 22.2% | 22.2% | 33.3% |
バゴ | 1- 1- 0- 0/ 2 | 50.0% | 100.0% | 100.0% |
ノヴェリスト | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
デュランダル | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
スクリーンヒーロー | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
キングカメハメハ | 0- 3- 1- 5/ 9 | 0.0% | 33.3% | 44.4% |
チチカステナンゴ | 0- 1- 0- 1/ 2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
ダノンシャンティ | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
ディープインパクト | 0- 0- 1- 6/ 7 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
ゼンノロブロイ | 0- 0- 1- 2/ 3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
ステイゴールド | 0- 0- 1- 1/ 2 | 0.0% | 0.0% | 50.0% |
カンパニー | 0- 0- 1- 0/ 1 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
集計期間:2014. 1.19 ~ 2019. 1.14
サンデー系種牡馬以外で馬券になった全ての馬が
欧州血統初牡馬の産駒であった事も特筆すべきポイント。
また、母父についても、
サンデー系以外の母父馬を持つ馬の母父馬は
ほとんどが欧州血統種牡馬でございました。
過去5年の京成杯において、
4番人気以下で馬券になった7頭は
4L系統内に、最低2ラインの欧州血統を
持っておりました。
過去5年の京成杯において、
4番人気以下で馬券になった7頭は、
全て「前走で初角を5番手以内で通過」しておりました。
つまり穴馬探しは「前走先行馬」から。
というのが、京成杯のセオリーと申せましょう。
そして、さらにもう1点。
「近2走以内に上がり3Fタイム順位2位以内」
という実績も併せ持っておりました。
過去5年の京成杯において、
4番人気以下で馬券になった7頭の前走は、
6頭が右回りコースで、左回りだった馬は1頭のみ。
人気薄は「前走右回りだった馬」が
京成杯の穴馬探しのセオリーと申せましょうな。
血統傾向・脚質傾向・前走傾向の全てに該当し、
なおかつ4人気以下が想定される馬は・・・
・キングオブドラゴン
兄弟馬の中山芝1800m~2000mの実績は
場所 | 総数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
中山 | 11 | 18.2% | 63.6% | 55 | 115 |
このように非常に優秀でございますな。
このデータはクラス自体は低いので、
重賞で通用するかどうかは微妙なところでございますが、
半兄には3歳限定重賞「G3きさらぎ賞」勝ち馬の
アメリカズカップが居るファミリー。
父はTサンデー系種牡馬ハーツクライではありますが、
父母父、母母父は共に欧州血統で、父母父は凱旋門賞馬
トニービンで母母父はヨーロッパのリーディングサイアー
に7度輝いた名ステイヤー「フェアトライアル」の
流れをくむ典型的な欧州血統でございますな。
母父は米国型ではございますが、
フォーティーナイナー系種牡馬で、
これは母系の特徴を引き出す才能に優れた系統。
つまり母は、フェアトライアル系という
欧州血脈の影響を強く受けたフォーティーナイナー系。
という事になりますな。
もう1頭。
・ヴィアメント
前走が東京コースなので、厳密に言えば
条件からは外れておりますが・・・
過去5年の京成杯で4頭が馬券に絡んでいる
キングカメハメハ産駒で、キングカメハメハは
欧州型キングマンボ系種牡馬でございますな。
脚質傾向には合致しており、
昨年は不振を極めたミルコ殿の手綱。
年が改まり、不振からの脱却があるやも知れませぬなぁ。
最終結論は、レース当日13時頃に
EZ-WIN予想として当ブログにて公開予定でございます。
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