上半期最後のG1レース
宝塚記念を、血統とラップ、加速指数で
予想して参りまする。
加速指数についての説明は
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昨日の夕立で、重い馬場になる事を願っておりましたが、
どうやら乾いちゃった感じで、残念無念でございますなぁ。
スティッフィリオとクリンチャーに期待しておりますが、
良馬場では少々チャンスが小さくなりましょう。
とは言え、ここでG1初制覇!
というパターンが多いレースだけに、
クリンチャーには良馬場でも頑張って欲しいですな。
そう言う意味では「最強の1勝馬」の称号を
ほしいままにするエタリオウも、加速指数が高く
大願成就の可能性も考えておくべきかも知れませぬ。
1枠にキセキが入り、さらにはテンが速い④⑤⑥が
揃って真ん中より内に入った事で、乱ペースとまでは
ならなさそうな印象でございますな。
川田騎手が凄いのは、結構強気なペースで
逃げてるふりをしながらも、全後半のラップ差は
後半の方が速い「後傾ラップ」を刻んでおる。
と言うところでございましょう。
もちろん、それを可能にするキセキも
相当に凄い馬でございますな。
そんなキセキの加速指数が意外と低いのは、
後傾ラップを先行しておる為に指数が上がりきらぬ。
と言うのが正確なところでございますな。
また、それゆえに勝ち切れぬという側面も。
話しを展開予想に戻します。
キセキより先に動けば自分がつぶれる。
そういう風に、他のジョッキーは洗脳されており、
恐らくはキセキのマイペースとなりましょう。
なにより、今回は1枠に入った事で、
「控えると包まれる」ために、位置取りの選択肢が
逃げの1択となったのではないかと考えまする。
となれば、ペースは前半1000mが60秒前後。
ミドルペースの後傾ラップ。という事になりましょう。
そういうレースで高い共通指数を出してきた馬で、
牝系ファミリーを含んだ血統的に、ここに適性の高い馬。
それがこのレースで中心視すべき馬。
という事になりましょうか。
それでは早速、そういう趣の深い馬を探して参りましょう。
キセキが織りなすであろうペースで、120以上の
高い指数をマークしておったのは以下の面々。
①キセキ
②レイデオロ
④アルアイン
⑦マカヒキ
⑨クリンチャー
⑫リスグラシュー
以上の6頭が該当馬でございますな。
レイデオロとリスグラシューは、
あらゆるコース形態・ラップパターンでも
常に安定して120以上の共通加速指数を発揮しており、
この2頭のどちらかが最も信頼感の有る存在と申せましょう。
マカヒキは、血統的な押し材料が乏しく、
ちょっと買いづらい印象ですなぁ。
あとは、加速指数的には足りる可能性がある
スティッフィリオは押さえたいところ。
前半が流れる厳しいペースで本領を発揮する先行馬で、
鞍上が手の合う丸山殿に戻り、調子もかなり良さげ。
血統面ではイチオシの存在なので、
良馬場でもかすかな望みを託したいと存じまする。
嫌な予感がするのはエタリオウ。
血統背景や、ラップパターンからは
消していい存在ですが、ヨコノリ殿の騎乗。
と言うのが何とも不気味・・・
さほど人気しておるわけでもないので、
馬券の隅っこにコソッと押さえておきまする。
牝馬が強いレースでもあり、
母父がサドラーズウエルズの影響が強い
欧州血統と言うのは、いかにも宝塚記念向き。
本命はリスグラシューでございまする。
それでは良いG1を。
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