宝塚記念 最終結論

上半期最後のG1レース

宝塚記念を、血統とラップ、加速指数で

予想して参りまする。

 

加速指数についての説明は

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宝塚記念2019

 

昨日の夕立で、重い馬場になる事を願っておりましたが、

どうやら乾いちゃった感じで、残念無念でございますなぁ。

 

スティッフィリオとクリンチャーに期待しておりますが、

良馬場では少々チャンスが小さくなりましょう。

 

とは言え、ここでG1初制覇!

というパターンが多いレースだけに、

クリンチャーには良馬場でも頑張って欲しいですな。

 

そう言う意味では「最強の1勝馬」の称号を

ほしいままにするエタリオウも、加速指数が高く

大願成就の可能性も考えておくべきかも知れませぬ。

 

展開予想

1枠にキセキが入り、さらにはテンが速い④⑤⑥が

揃って真ん中より内に入った事で、乱ペースとまでは

ならなさそうな印象でございますな。

 

川田騎手が凄いのは、結構強気なペースで

逃げてるふりをしながらも、全後半のラップ差は

後半の方が速い「後傾ラップ」を刻んでおる。

と言うところでございましょう。

 

もちろん、それを可能にするキセキも

相当に凄い馬でございますな。

 

そんなキセキの加速指数が意外と低いのは、

後傾ラップを先行しておる為に指数が上がりきらぬ。

と言うのが正確なところでございますな。

 

また、それゆえに勝ち切れぬという側面も。

 

話しを展開予想に戻します。

 

キセキより先に動けば自分がつぶれる。

そういう風に、他のジョッキーは洗脳されており、

恐らくはキセキのマイペースとなりましょう。

 

なにより、今回は1枠に入った事で、

「控えると包まれる」ために、位置取りの選択肢が

逃げの1択となったのではないかと考えまする。

 

となれば、ペースは前半1000mが60秒前後。

ミドルペースの後傾ラップ。という事になりましょう。

 

そういうレースで高い共通指数を出してきた馬で、

牝系ファミリーを含んだ血統的に、ここに適性の高い馬。

 

それがこのレースで中心視すべき馬。

という事になりましょうか。

 

それでは早速、そういう趣の深い馬を探して参りましょう。

 

ペースと共通指数

キセキが織りなすであろうペースで、120以上の

高い指数をマークしておったのは以下の面々。

 

①キセキ

②レイデオロ

④アルアイン

⑦マカヒキ

⑨クリンチャー

⑫リスグラシュー

 

以上の6頭が該当馬でございますな。

 

レイデオロとリスグラシューは、

あらゆるコース形態・ラップパターンでも

常に安定して120以上の共通加速指数を発揮しており、

この2頭のどちらかが最も信頼感の有る存在と申せましょう。

 

マカヒキは、血統的な押し材料が乏しく、

ちょっと買いづらい印象ですなぁ。

 

あとは、加速指数的には足りる可能性がある

スティッフィリオは押さえたいところ。

 

前半が流れる厳しいペースで本領を発揮する先行馬で、

鞍上が手の合う丸山殿に戻り、調子もかなり良さげ。

 

血統面ではイチオシの存在なので、

良馬場でもかすかな望みを託したいと存じまする。

 

嫌な予感がするのはエタリオウ。

血統背景や、ラップパターンからは

消していい存在ですが、ヨコノリ殿の騎乗。

と言うのが何とも不気味・・・

 

さほど人気しておるわけでもないので、

馬券の隅っこにコソッと押さえておきまする。

 

 

結論

 

牝馬が強いレースでもあり、

母父がサドラーズウエルズの影響が強い

欧州血統と言うのは、いかにも宝塚記念向き。

 

本命はリスグラシューでございまする。

 

それでは良いG1を。

 

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