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ダービー2023「全頭診断書」
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土曜の東京芝コースは、ロベルト系の好走が目立ちました。
「東京優駿血統」の欄に「R」の印を付けているのが
3代血統内にロベルトの血を持つ馬になります。
枠順や脚質による馬場傾向の偏りは特にみられず、
展開次第で前が残れば差しも届く「公平な馬場」と言った印象。
ただ、3歳1勝クラスでも、上り最速33秒0が計時される
超高速馬場でしたので、本来の「ダービー血統」である
「母系からスピードを強化された血統馬」が
有利になりやすい馬場であろうと想定しております。
また、実際のスピード能力も血統以上に重要で、
過去10年のダービー連対馬全てに共通する
「時計実績」と言うものが存在致します。
それは・・・
各レースごとに算出される「基準タイム」
と言うものが拙者のデータベース上に設定されています。
これは、クラス・当日の馬場・ペース等を考慮して
その週の開催終了後に算出された、
「このレースは、この時計で走れば上々です」
と言うタイムの事です。
つまり、基準タイム以下の速い時計で
走破した馬はスピード能力が高いと判断できます。
そして、過去10年のダービーで連対した全ての馬は、
2回以上「基準タイム以下」の走破タイムを計時した
実績を持っておりました。
今年のメンバーで、この実績を持つ馬は
馬番を赤太文字表記にしております。
◎6番ショウナンバシット
父:シルバーステート(ディープ系)
母父:メダグリアドーロ(米ND系)
祖母父:米ヴァイスリージェント系/ND系
曾祖母父:ゴーンウエスト(米ミスプロ系)
物凄くなめられてますが・・・
この馬は2億8600万円の超高馬で、
皐月賞は馬場とペースに泣かされながらも
掲示板を確保しております。
シルバーステートは母系にスピード強化血統を
持たせることで、外回りコースのマイル重賞で通用する
スピードを持つ産駒を出す傾向がある種牡馬です。
本馬の母父は、母系から完成の早さと
直線のトップスピードを強化する米国型ND系で、
祖母父、曾祖母父も米国型血統という
徹底したスピード強化配合馬です。
先行タイプですが、キャリア6戦中5戦で上り2位以内の
末脚を繰り出しており、若葉ステークス(OPL)でも
4角2番手から上り最速で勝利しております。
中間はミルコ殿がつきっきりで
フォームの矯正に取り組んだそうで、
陣営はその効果に喜びを表しておりました。
○2番スキルヴィング
父:キタサンブラック(Tサンデー系)
母父:シンボリクリスエス(欧ロベルト系)
祖母父:アドマイヤベガ(Tサンデー系)
サンデーサイレンスの3×4クロスを保持
ソニンク牝系で、ファミリーからはダービー馬ロジユニヴァース、
安田記念馬ソングラインなどが出ております。
父はダービーでは惨敗しましたが、
産駒のイクイノックスが昨年2着に好走しました。
母父シンボリクリスエスはダービー2着馬。
祖母父アドマイヤベガはダービー馬。
本馬の前走は、ダービーと直結しないと言われる
G2青葉賞ですが、通常の「賞金が足りないから背水の陣で」
という理由での青葉賞ローテではなく、皐月賞は無視して
ダービーに的を絞った「計画的な青葉賞ローテ」からの参戦です。
能力の高さは、青葉賞勝利騎手インタビューで、
ルメール殿が「この馬はG1ホースになれます」と
発言し、ファントムシーフに見向きもせずにこの馬の
騎乗を選んだことが証明となりましょう。
前走が青葉賞だから。と言うのは
全く気にしなくても良いと考えますが、
使われてきた距離と脚質に不安があると思います。
つまり、スタートが遅く一度も先行経験が無い
という事が、ダービーではマイナス要素となるという事。
無論、上り3位以内率は100%ですから、
最後は伸びて来るだろうとは思いますが・・・
青葉賞や、ゆりかもめ賞のように、中間のラップタイムが
2F連続で12秒台後半になるような「マッタリした」展開は
ダービーでは望めず、もっとタイトなラップになるか、
道中が緩めばロングスパート戦になるのがダービーの厳しさ。
要するに、今まで以上に位置取りが後方になる
可能性が高く、物理的に追込んで勝てるのか?
と言う不安が若干あると拙者は考えております。
まぁしかし、ルメール殿が「自信ありマス」と言ったG1は
大抵勝っておりますので、やっぱり勝つんでしょうかねぇ。
▲18番サトノグランツ
父:サトノダイヤモンド(ディープ系)
母父:オラトリオ(欧デインヒル系/ダンチヒ系)
祖母父:エルナンド(欧ニジンスキー系)
ダンチヒの5×4クロスを保持
父はダービー2着馬。
母父オラトリオは仏国1400mG1の勝ち馬で、
スピードの強化を担っております。
祖母父エルナンドは仏ダービー馬で、
凱旋門賞2着、ジャパンカップ3着馬。
母はイタリアの2000mG1の2着馬で、
母の半妹は英・愛オークス馬。
半兄のワーケアは、G1ホープフルSで3着、
弥生賞で2着、ダービーでは3人気8着に終わっており、
牝系ファミリーの適性としては、日本の「非主流条件」が合うイメージ。
前走のG2京都新聞杯(2200m外回り)では、
前半1000m通過が63秒8と言うスローペースを
5番手から追走して、上り2位の33秒3で
ギリギリ差しが届いきましたが、少しエンジンの掛かりが
遅い印象もあり、相手強化と主流条件替りが
プラスになるかどうか疑問を感じるところ。
ただ・・・
好位追走タイプながらも「上り3位以内率80%」、
「基準タイム以下で走破」が3回もある、
と言うのは侮れないところでもあります。
★11番ハーツコンチェルト
父:ハーツクライ(Tサンデー系)
母父:アンブライドルズソング(米ファピアノ系/ミスプロ系)
祖母父:パインブラフ(米ダンチヒ系)
曾祖母父:APインディ(米ボールドルーラー系)
ハーツクライは昨年のダービー馬ドウデュースの父。
サンデー系×ファピアノ系の配合は、
直線のトップスピードを大幅に強化する配合で、
成長を早める効果もあります。
また、祖母父にも成長促進血統+スピード強化+持続力強化の
ダンチヒ系を持ち、曾祖母からは持続力も与えられています。
まさに、ダービー狙いの血統設計図の見本のような配合馬です。
血統構成を考えると、青葉賞よりも
厳しいラップになりやすいダービーの方が
持ち味が活きそうで、東京コースの1800m重賞で
好走経験がある事と、左回りは券外無しも好材料。
基準タイム以下の実績が1度しかないので、
最有力の3着候補と言う評価になります。
注17番ドゥラエレーデ
父:ドゥラメンテ(欧キングマンボ系)
母父:オルフェーヴル(Tサンデー系)
祖母父:オーペン(欧ダンチヒ系)
母のマルケッサは、ダービー2着馬サトノダイヤモンドの半妹。
祖母父オーペンは仏国G1モルニ賞(1200m)勝ち馬。
祖母のマルペンサは、アルゼンチンのG1ホースで、
芝、ダートを問わず1200m~2000mの
幅広い距離のG1で度々連対した競走馬でした。
この影響が強く出たようで、
本馬もG1ホープフルSを先行して優勝し、
アラブのUAEダービー(ダ1900m)でも連対。
父も母父もダービー馬という配合で、
母はダービー2着馬の妹。
牝系からはスプリントG1でも通用する
スピードを補完されている理想的とも言える配合です。
ダートで好走歴のある馬なので
ちょっと狙いにくいような気もしますが、
この馬の場合は、祖母マルペンサの遺伝と
考えられますから、気にしなくても良いと考えます。
また、本馬はサンデーサイレンスを出した
ヘイローの血を4×5×5の多重クロスによって、
日本の芝向きのスピードをふんだんに強化されております。
「逃げ」か「番手」で競馬するタイプですので、
上り3位以内率は40%にとどまりますが、
これは2018年2着のエポカドーロと同じ数値で、
割り引き材料には当たらぬと、都合よく解釈する事にしました。
ただ、基準タイム以下で走破したのがダート戦・・・
頑張って3着に粘り込んで下さい(*_ _)と言う評価です。
馬連ボックス:2・4・11・14
単勝・複勝:6番
馬連:6ー2・18
ワイド:6ー2・11・17・18
3連複フォーメーション34点
6-2・11・17・18ー印全頭
3連単フォーメーション6点
2⇔6→11・17・18
直近の良馬場で行われた当コースのトレンド血統は
ディープ系×スピード強化血統の配合。
過去に行われた白百合Sも小頭数のスローペースで、
圧倒的に先行馬が有利となっておりました。
◎7番アイスグリーン
牝系ファミリーが1800mに特化した一族で
マイ注目馬の「1800m」登録馬です。
前走は馬場が合わず全く進んで行けず参考外で、
着順よりも重賞で5人気に支持された事を評価します。
★4番メモリーズオブユー
母はアーモンドアイの半姉。
エピファネイア×キングカメハメハの配合は
外回り1800mでは複勝率63%!
遊びながら走るので競馬になっていませんでしたが
今回はチークピーシーズを着用するので
牝系の評価込みで期待しています。
馬連ボックス:1・6・7
馬連・ワイド:3-7 訂正4-7の間違いでした(*_ _)
3連複2頭軸:3・7-全頭(6点) 訂正4・7ー印全頭の間違いでした(*_ _)
2500mと言う非根幹距離重賞ですから、
2200・2500m重賞実績馬は勿論有力ですが、
2勝クラス以上の2200・2500で上り最速勝ちの
実績を持った馬にも注意が必要です。
血統面では、父がディープ、Tサンデー系か
父キングカメハメハが圧倒的な3着内占有率を誇ります。
また、父がサンデー系の場合は
母父が欧州型血統の方がモアベターです。
◎16番サリエラ
父:ディープインパクト
母父:ロミタス(独ニジンスキー系)
祖母父:デインヒル系(欧ダンチヒ系)
全姉サラキアは有馬記念、エリザベスの2着馬で
距離延長に優れた適性を見せておりました。
東京コースが非常に得意な牝系でもあり、
牝系ファミリーの東京芝複勝率は74.1%に及びます。
また、牝系全体がマイルよりも1800m、
2000mよりも2200mに非常に適性が高く、
半兄のサリオスが皐月賞、ダービー2着の実績がありながら
何故かマイル路線に使われて、どんどん汚れていくのを
「有馬使えや!」と、腹立たしい思いで見ておりました。
サリエラ自身は、デビュー戦の1800mを
基準タイムを0秒5も下回る非常に優秀な時計で圧勝。
非根幹距離適性の高さを再認識させられました。
キャリアが4戦と浅いので、2500mを走る
スタミナが熟していない可能性は認めますが、
勝てないまでも馬券圏内を外すイメージはありません。
人気ですがこの馬から入ります。
★11番アーティット
父:ディープインパクト
母父:ガリレオ(欧サドラーズ系)
祖母父:欧エタン系(ネイティヴダンサー系)
母父にサドラーズ系を持つため
成長に時間が掛かりましたが、ようやく完成期を迎えた印象。
非根幹距離で好走を続けており、
勢いが大事なディープの牡馬ですから、
重賞初挑戦でも侮れない存在でしょう。
○10番ヒートオンビートは、
キングカメハメハ×ディープインパクトの配合で、
当コース重賞は上位常連。
馬連ボックス:1・4・11・16
単勝・複勝:11番
ワイド:11-10・16
馬連16-3・7・10・11
3連複フォーメーション17点
16-10・11-印全頭(7・10・16:7770円的中🎯)
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京都芝1200mのCコース使用時は、
2枠・3枠・4枠・7枠が好走枠で、特に初日は3枠と7枠が有利枠。
京都開催の葵ステークスは過去データがゼロですので、
データからの推奨血統はありません。
3歳戦血統は、平坦コースの1200mにおける血統評価です。
◎5番ペースセッティング
父:ショーケーシング(欧ダンチヒ系)
母父:ファストカンパニー(欧ダンチヒ系)
祖母父:ヨハネスブルグ(米ストームバード系)
ザフォニック(欧ミスプロ系)の3×4クロスを保持
父・母父共に欧州の1200mG1ホースで、
ザフォニックも1200mG1ホースです。
陣営も1200mがベストと見ているようで、
血統構成からも距離短縮は好材料だと考えます。
前走の惨敗は、距離延長のシンザン記念で
激走した反動と、重すぎる馬場が敗因。
良馬場、右回り、平坦コースと得意条件への
距離短縮で本来の姿に戻ると考えます。
★4番トールキン
父:ダイワメジャー(Pサンデー系)
母父:キングカメハメハ(欧キングマンボ系)
祖母父:エルティッシュ(米ターントゥ系)
坂で止まるタイプで、牝系ファミリーも
中山・阪神は苦手なコースです。
平坦の1200mは、3戦して全て基準タイム以下で走破しており、
マイ注目馬に「平坦1200」で登録している馬になります。
2頭出し(西園厩舎)の人気薄にも該当しますので楽しみです。
○15番モズメイメイ(4人気1着)
折り合いに難があるので、ユタカさんへの手戻りと、
距離短縮はプラス材料になりそうで、Cコース初日は
7枠の先行馬が恵まれやすい傾向にあるのも好材料。
能力は高いので、ここなら走るはず。
馬連ボックス:1・2・5
複勝:4番
ワイド:4-5
単勝:5番
馬連:5-1・2・4・13・15
3連複:5-1・4・13・15-印全頭
けやきS過去10年で、最も多く3着以内馬を出した配合は
ミスプロ系(大系統)とサンデー系(大系統)の配合です。
また、良馬場では先行馬有利な傾向が出ております。
馬券の中心は4歳~6歳で、高齢馬は好走率が低くなります。
◎7番ジレトール(5人気2着)
父:ロードカナロア(欧キングマンボ系)
母父:スズカマンボ(Dサンデー系)
母サンビスタはダートG1を2勝。
従兄弟のハヤブサナデクンはダート重賞3着内の常連馬。
近親のスマートアバロンは根岸Sの3着馬。
本馬は「マイ注目馬」に「左・1400・良」で登録している馬で、
左回りの良馬場ダート1400mでは4戦して3勝2着1回。
前走は8着と大きく負けましたが、
右回りであった事と、先行馬総崩れで、差し追込み決着となる
超外差し有利馬場、展開不向きによる敗戦でした。
世間では「昇級の壁」と見られているのか
今回はあまり人気になりませんが、欅Sは昇級馬が
バンバン走るレースでもあり、得意条件なら普通に
勝ち負けになると考えております。
○15番ルコルセール
父:ロードカナロア(欧キングマンボ系)
母父:サンデーサイレンス
祖母父:欧ヌレイエフ(ノーザンダンサー系)
母ラバヤデールは、ダートの大種牡馬ゴールドアリュールの全妹。
半兄ソロル(父シンボリクリスエス)はダート重賞ウイナー。
母の半弟ゴールスキーは、当コースG3根岸Sの勝ち馬。
本馬の従兄弟にはG1馬ペルシアンナイト
初めての1400mと、ゲートが課題になりますが、
能力的にはメンバー最上位で、ダートの良血馬。
叩き良化型の休み明けバトルクライに人気が集中するなら
こちらを上に取ろうと思います。
馬連ボックス:5・7・15
単勝:◎7番
馬連:7-印全頭(7-16:1150円的中🎯)
3連複:7-4・5・8・15-印全頭
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