「G３福島記念２０２１」荒れそうなメンバーで波乱の使者はこんな血統

 

日曜福島で行われる「G３福島記念（芝2000ｍ）」。

 

今年は波乱の目も十分にありそうなメンバー構成。

 

福島芝２０００ｍで穴をあける血統と、今年の注目馬は・・・？

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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先週のアルゼンチンも

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評価２位のマイネルウィルトスが２着。

 

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福島芝２０００ｍの穴血統

 

 

福島芝２０００ｍは、下りスタートで、

１コーナーまでの距離が長いために、

登りスタートになる芝１８００ｍよりも

ペースが速くなりやすいコース。

 

そして、逃げ・先行馬が多いメンバー構成や、

多頭数になるとゴール前は全馬がバテている状態になります。

 

 

そのため、持久力（スタミナ）や

スピードの持続力を求められやすく、

欧州血統、特にナスルーラ系の血や、

欧州ノーザンダンサー系の血を

父か母系に持っている馬に有利になります。

 

上の表のように、

昨年以降の「秋開催」で馬券に絡んだ

５人気以下の馬１３頭のうち１１頭が

これに該当しておりました。

 

 

 

福島記念２０２１の注目馬

 

ココロノトウダイはエイシンフラッシュ産駒。

エイシンフラッシュは、母にドイツのＧ１（２８００ｍ）勝ち馬で

その影響はエイシンフラッシュ自身ではなく、その産駒に

強く受け継がれる傾向があります。

エイシンフラッシュ産駒の単勝回収率上位は

・小倉芝１８００ｍ

・福島芝２０００ｍ

これが意味するのは、小回りの中距離での持久力を

産駒に与える傾向が強い種牡馬であるという事。

 

そして、牝系は中山内回り巧者を出しやすい

フェアリードールの牝系で、半姉のフェアリーポルカも、

中山・福島の重賞活躍馬。

ココロノトウダイ自身も、中山金杯２着の他、

福島２０００ｍで２勝を挙げるコース巧者。

 

 

フェアリーポルカはココロノトウダイの半姉。

父が欧州グレイソヴリン系の影響を受けた

キングマンボ系種牡馬ルーラーシップ。

姉弟で揃って好走の可能性もありそう。

 

 

ディアンドルはルーラーシップ産駒。

ルーラーシップは母から欧州グレイソヴリン系の

影響を受けた欧キングマンボ系の種牡馬です。

 

母父スペシャルウイークも

母から欧州ニジンスキーの影響を受けた種牡馬で、

祖母の父は欧州ノーザンダンサー系エリシオ。

 

小倉・福島の小回りで重賞を勝ち負けしており、

２走前は大箱の東京マイルG１ヴィクトリアマイルで４着。

 

適性の低いＧ１で４着できるのは力の表れで、

前走は「短縮好走後の延長」という不利ローテ。

 

今回も延長にはなりますが、延長凡走後の再延長。

前走よりも「短縮好走の反動」が無い分、馬は楽になるでしょう。

 

 

ヒュミドールは、このコースに適性の高い

ステイゴールドの後継種牡馬オルフェーヴル産駒。

 

母父には中距離型欧州グレイソヴリン系のチチカステナンゴ。

 

祖母の父も欧州グレイソヴリン系の影響を受けた

Ｔサンデー系種牡馬アドマイヤベガという配合。

 

芝路線に転向してからは、

長い所を多く使われていますが、

上級条件での芝の勝ち鞍は１８００ｍで、

２走前は小倉２０００ｍのＧ３で僅差の２着でした。

 

ヒュミドールの出身母体である

キストゥヘヴンの牝系は「マイラー牝系」で、

今回の距離短縮は好材料と思えます。

 

 

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