平地競走(ジャンプ以外)では東京最長の
3400mで開催されるハンデ重賞でございます。
非根幹距離のレースでございますれば、
前走の距離が同じく非根幹距離である
2200m・2500m・3000m以上
だった馬の好走が目立つレースでございまする。
また、51キロの軽ハンデか、
56㌔以上を背負う7歳以上の高齢馬の馬券絡みが多く、
年寄りをバカにしてはならぬレースでございます。
東京芝3400m
向正面の上り坂からスタートして、
芝コースを1周半するレイアウト。
ダイヤモンドステークス専用コースで
年に一度しか開催が無いコースでございます。
スタートから最初の第3コーナーまでは約250m。
スタート後は3コーナーに向けて緩やかに下っていき、
ホームストレッチ(直線)は約530m。
直線へ向いてすぐに約160mの上り坂
(高低差約2m)があり、その後300mはほぼ平坦。
ゴール板を過ぎてから向正面の半ばまで緩やかに下って、
スタート地点の上り坂を過ぎてから2周目の3コーナーへ。
最後の直線で末脚がより伸びる馬が好走しやすいコースで、
直線まで末脚を温存できるスタミナと折り合いが重要。
欧州型血統を持つ馬の好走が目立つレースで、
特にナスルーラ系(グレイソヴリンの血は大事)、
ニジンスキー・ノーザンテーストと言った、
底力系ノーザンダンサーの血を持つ馬も良く走ります。
あとは、リボー系・ファイントップ系も相性が良いのか
両方の血を併せ持つフェイムゲームがこのレースで
3勝2着1回と実績を残しておりますな。
その他では、ロベルト系とダンスインザダークの血を
持つ馬も好走しておるように、長丁場に強い血を
どこかに持っておることが重要なレースでございましょう。
バテバテになりながらも、メンバー上位の上り脚を
発揮できる馬を買うべきレースでございます。
過去5年で、馬券に絡んだ15頭の内13頭が
「近2走以内に上り3Fタイム順位3位以内」
という実績が有り申した。
これを、近2走から近3走以内と致しますれば、
15頭全てが該当する「必須条件」とも言えましょう。
過去5年で、このレースで上り最速をマークした馬は
のべ6頭おり、全てが馬券に絡んでおりまする。
そして、共通点は「4L系統内にグレイソヴリンの血」
を持っておったという事です。
東京の長距離重賞は、やはりグレイソヴリンの血。
特にトニービンを持つ馬はやはり強うございますなぁ。
前走2000mからの臨戦で馬券になったのは
13頭出走して1頭のみという最悪ローテ。
血統構成・近親実績からも3400mは
やや無理筋の感が有り、ここは静観。
ダート路線から芝に転向してこれが3戦目。
2走前に上り2位をマークしており、母系に
カロ~グレイソヴリンの血を持っておりますな。
カロの血を引く馬には、ビワハヤヒデなどの
中~長距離G1活躍馬がでております。
父のマンハッタンカフェも、菊花賞・有馬記念
天皇賞春と2500m以上のG1ウイナーで、
産駒のヒルノダムールも天皇賞春の勝ち馬。
産駒には非根幹距離に強い仔が多く、
さらに父母父がリボー系。
前走で距離慣れと、クラス慣れが見込めるようなら
ここは化けて来る可能性もございましょう。
連下△評価と致しまする。
上り3位以内の末脚は、1年8カ月のご無沙汰。
ニジンスキーの血と、ミルリーフのクロスを持つ
凱旋門系の母系ですが、一族に2500m以上で
馬券になった馬はおらず、ここで一変という
イメージは湧きませぬ。今回はごめんなさい(*_ _)
祖母はAJCC・アルゼンチン共和国杯
などの重賞を制したメジロモントレー。
近親にモーリスが居るファミリー出身ですな。
ただ、モーリスがいるのはこの条件下では
割引材料になってしまいますな(笑)
一族は2000mまでが好走レンジで、
血統構成からも推し材料はございませぬ。
今回はお見送りという事で(*_ _)
OPクラスに昇級して以来、
ずっと1秒以上の着差で負けております。
馬体の造りから言えば、速い上りを
使えそうに見える割に、OPでは全く。
ファミリーの勝ち星シェアがダートに
傾いていることから、「スピード不足」
という事になりましょうか。
父がキングカメハメハで母父サンデーサイレンス
この配合は17年の2着馬ラブラドライトと同じ。
さらに母系にニジンスキーを持っておりますれば、
余裕が有れば3列目に加えておくのもアリかと。
まず要らぬでしょうが・・・
準OPクラスからの格上挑戦馬。
ファミリーにはこれといった活躍馬はおらず、
2400m以上に実績が有るのも本馬のみ。
ただ、51キロという軽ハンデと、
ファイントップ・ノーザンテーストを持つ
父ステイゴールドと言うのは推し材料。
鞍上が戸崎殿というのも悪くないでしょう。
ハーツクライ産駒が居ないここなら
出番があるやも知れませぬな。
☆評価としておきまする。
オーストラリア遠征からの帰国初戦。
昨年の3着馬でございますれば、
適性をうんぬんする必要はないでしょう。
G1以外のレースならとりあえず3列目には
押さえた方が良いタイプかも。
×評価としておきまする。
ダート一族の出身で、
ファミリーには芝の1000万条件を
勝ち上がった馬がおりませぬな・・・
無印で。
母シーザリオは日米両国のオークス馬。
母系がスペシャルウイークにサドラーズ。
半兄には菊花賞馬エピファネイア。
ここに入れば「はきだめの鶴」
といった風情でございますなぁ。
距離は3400mでも問題ありますまい。
問題が有るとすれば「回りが変わると弱い」
というクセがある事でございましょう。
右回り→左回り
左回り→右回り
この変化が有る時は、馬券に絡めぬ定め。
人気程の信頼感はございませぬなぁ。
評価は連下△印としておきまする。
前走は直線で追われると内にささるクセを発揮。
左回りに替わるのは良いかも知れませぬなぁ。
父が大系統ミスプロ系で母系にニジンスキーの血
という配合は、昨年の2着馬・一昨年の勝ち馬と
同じ配合でございますな。
キングカメハメハ×母父ダンスインザダーク
という配合は東京の長丁場には合いそうな配合。
このレースは単勝3倍未満の1番人気は
必ず勝っておるレースでございますな。
ならばここで逆らう意味はございますまい。
グローブシアターが危ない人気馬ならば
馬単1着固定流しが良いレシピかも。
馬単10番1着流し
⇒2番・5番・6番・7番・9番
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