先週の東京重賞「G3根岸S」では
10人気の穴馬推奨馬ワンダーリーデルが2着に激走。
しかし本命のブルベアイリーデ(12人気)が
5着に敗れ馬券はハズレ(*_ _)
今週は日曜東京で、芝のマイル戦重賞
「G3東京新聞杯(芝1600m)」
が行われます。
東京新聞杯は、血統面でも
実績面でも中距離志向の強いレース。
スプリント指向の強いG1安田記念とは、
舞台は同じでも求められる適性の方向が
真逆になるレースでございますな。
今年の東京新聞杯に登録している
各馬の血統と実績を分析し、好走が
期待出来る馬と、危険な人気馬に
迫りたいと存じまする。
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過去5年間の東京新聞杯で
3着以内に入線した馬達の配合は
以下の一覧表の通りでございます。
↓↓↓
ニックス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
ディープ系 | × | 欧ダンチヒ系 | 1- 1- 1- 1/ 4 | 25.0% | 50.0% | 75.0% |
ディープ系 | × | 欧リファール系 | 1- 1- 0- 0/ 2 | 50.0% | 100.0% | 100.0% |
Tサンデー系 | × | 欧キングマンボ系 | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
欧ロベルト系 | × | 米ミスプロ系 | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
Tサンデー系 | × | 欧ネイティヴD系 | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
Tサンデー系 | × | 欧ダンチヒ系 | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
ディープ系 | × | 米ストームバード系 | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
ディープ系 | × | 欧ネヴァーB系 | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
欧キングマンボ系 | × | サンデー系 | 0- 0- 2- 0/ 2 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
Tサンデー系 | × | 欧トゥルビヨン系 | 0- 0- 1- 2/ 3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
欧ロベルト系 | × | 米ヘイロー系 | 0- 0- 1- 0/ 1 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
集計期間:2016. 2. 7 ~ 2020. 2. 9
父か母父に欧州型血統を持ち、
父は2000m以上のG1実績を持つ種牡馬。
例外は・・・
ディープ×米国型ストームバード系
の配合のブロディガルサン1頭のみ。
ブロディガルサンは全兄弟に
リアルスティールとラヴズオンリーユー
を持つ「中長距離」を本領とする
牝系の出身馬でございますな。
これが東京新聞杯の好走血統で、
短距離的なスピード能力よりも、
中距離的なスピードとスタミナの
バランスが重要になるマイル戦重賞。
と言う理解で良いかと存じまする。
上記の事から、今年のメンバーで
血統面から注目すべき馬は・・・
・ヴァンドギャルド
・カテドラル
・サトノアーサー
・サトノインプレッサ
・シャドウディーヴァ
・トライン
・サトノウィザード
・ダイワキャグニー
あと・・・
ハーツクライ系種牡馬のジャスタウェイ。
サンデー系としての分類上は
「Pサンデー系」になっておりますが
賞金シェアは2000mがダントツの種牡馬。
当然ながら要注目の血統と申せましょう。
・ロードマイウェイ
・ヴェロックス
芝の中距離(1800m以上)の
OP特別での優勝実績か重賞で連対実績が
有った馬は、過去5年間で、複勝率は「44%」
複勝回収率は「110%」の黒字回収でございますな。
・エメラルファイト
・カテドラル
・サトノアーサー
・サトノインプレッサ
・シャドウディーヴァ
・ダイワキャグニー
・ニシノデイジー
・プロディガルサン
・ロードマイウェイ
・ヴェロックス
過去5年間の東京新聞杯で
3着以内に入線した馬は、
例外なく近3走以内に5着以内
に好走実績がございました。
近3走全て「惨敗続きだった馬」の
馬券絡みは皆無で、近3走の成績も
参考にすべきレースでございますな。
・エントシャイデン
・カテドラル
・カラテ
・サトノアーサー
・サトノウィザード
・サムシングジャスト
・シャドウディーヴァ
・ダイワキャグニー
・トライン
・トリプルエース
・ブロディガルサン
・ロードマイウェイ
・ヴァンドギャルド
・ヴェロックス
出走表はnetkeiba.comさまより(*_ _)
・ヴァンドギャルド
血統は「ディープ×欧州サドラーズ」
という配合で合格でございますな。
2走前の同舞台重賞「G3富士」で
ラウダシオンを破って優勝しており
これが人気を集める要素となりましょう。
この馬の不安材料は、
1800m以上では連対できず
全て3着以下に敗れておりますな。
今開催の東京芝1600mでは、
サドラーズ系を持つ馬の好走がなく、
目立つのはグレイソヴリン系の血を
持つ馬の好走でございます。
レースの傾向にもそぐわず、
血統傾向としても少々材料に
欠けておる印象で、1人気の
複勝率が過去5年で4割しかないレース。
予想人気通りに1人気に推されるようなら
少し疑ってかかる余地はございますな。
・サトノウィザード
父はキングマンボ系ロードカナロア
母は2000m重賞で4度連対した
ブロードストリートでございますな。
母の父はPサンデー系アグネスタキオンですが
ロードカナロアと言う種牡馬の個性は、
母馬の特徴を引き出すところにあり、
本馬も2000m戦は1勝2着2回。
血統傾向とは少しズレる印象ではありますが
中距離適性は十分であると判断できる戦績で、
昇級戦の前走でも0秒2差の4着ならば、
中距離適性を問われるレース質を考慮致しますと、
今回は大きな上積みを見込めるものと考えまする。
もう1頭は
・※※※※※※
母系にグレイソヴリンとニジンスキーを持つ
欧州型の母系で、本馬自身が中距離重賞勝ち馬。
前走の敗戦は、向こう正面で不利を受けて
ポジションを下げた事が原因で参考外の1戦。
血統の字面通りに東京に強い馬で、
まともに競馬出来れば、ゴール前で
前をまとめて面倒を見るようなシーンも。
馬名はこちらに書いておきます。
↓↓↓
# 東京新聞杯
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