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本日の重賞は、
京都開催から中京開催に変わる3歳重賞
「G3シンザン記念2021(芝1600m左)」。
中京芝1600mの2020年12月開催と、
今年1月の開催におけるトレンド血統を重視して、
総合評価シート「EZ-WIN競馬新聞」で
「G3シンザン記念2021」を予想をして参ります。
シンザン記念予想の御参考となりますれば誠に光栄の至り。
無料メルマガの読者様には既におなじみの
「トレンド血統」
ここで改めてご説明させて頂きますと・・・
同一開催や連続開催の場合、その開催期間中のコース別に、
好走率が非常に高く、回収期待値が高い血統をチェックし、
普通は拾えないような穴馬を見つけ出すための血統馬券の
手法のひとつでございます。
例えば・・・
昨年の12月27日(日曜日)
阪神1Rダート1800m未勝利戦
10人気で2着に好走した
14番ヴェールアップ(牝馬)。
この馬はダート適性があまり高くない
ルーラーシップ産駒の牝馬でございます。
2017年以降の「阪神ダ1800m」における
ルーラーシップ産駒の成績は「複勝率24.6%」
「複勝回収率は73%」の赤字回収でございます。
これを牝馬に限定しますと更に成績がダウンし、
「複勝率16.9%」「複勝回収率37%」
となっております。
ところが・・・
2020年第6回開催の阪神ダート1800mにおいて、
ルーラーシップ産駒の成績は「複勝率62.5%」
「複勝回収率137%」の大幅黒字回収となっておりました。
しかも、これを牝馬に限定いたしますと
「複勝率75%」「複勝回収率170%」
その成績は牡馬よりも成績が良くなっておりました。
つまり、ダートが苦手なルーラーシップの牝馬が、
めちゃくちゃ走りやすい「芝志向の馬場」になっていた。
という事でございますな。
このレースの複勝配当は、
1人気と2人気が順当に馬券に絡んだにもかかわらず、
「複勝900円」の高配当となりました。
このように、
「特定の種牡馬産駒がまとめて走る」事を利用して、
穴馬券を狙う手法が「トレンド血統」でございます。
馬名に背景色があるのは、
コース・レースの要注意血統馬になります。
また、馬名が赤文字の馬は
回収期待値が特に高い馬でございます。
調教評価欄に「黄色」が付いているのは
ウッド、ダート、芝、ポリトラックといった
坂路以外のコースで好時計をマークした馬。
アルファベットの評価があるのは
坂路調教でラスト1Fが最速になる
「加速ラップ」を踏めていた馬にになります。
また▲・△が付いているのは
加速ラップでは無いものの、
坂路時計が優秀だった馬になります。
脚質欄の数字は、左が初角通過順位、
右は上り3Fタイム順位となっております。
騎手・調教師の背景色は
コースの複勝率が高い騎手・厩舎で
赤・黄・オレンジの順で複勝率が
高い事を示しています。
また騎手名・調教師名が赤文字の場合は
複勝回収率が100%を超える「穴騎手」
「穴厩舎」であることを意味します。
前走不利欄の着色は、前走が馬場傾向、
展開、枠順、距離ローテが不利で有った馬で
オレンジ=不利小
黄色=不利中
赤色=不利大
紫色=非常に有利
であった事を意味します。
3歳重賞と言う事で、成長曲線が穏やかになる
サドラーズ系の影響を受けた馬よりも、
ダンチヒ系の血とディープ系を重視したいと存じまする。
2番の母父はダンチヒ系。
母父ダンチヒはトレンドにも該当しております
ただ、距離延長になるのが割引材料。
3番は母父ディープインパクトで祖母の父にダンチヒ系。
5番はディープ系種牡馬キズナ産駒。
母父はヴァイスリージェント系で、
サンデー系×米国型のスピード強化血統。
金杯もサンデー系×スピード強化血統が
爆穴をあけており、傾向にも合致。
父ディープよりも父キズナの方がトレンドでもあり、
良馬場ならば底を見せていないので
ここで拾っておきたい伏兵。
14番はサンデー系×プリンスリーギフトの配合。
京都金杯で突如逃げて14人気3着した
エントシャイデンと同系の配合。
ここも逃げ馬不在で突如の逃げを警戒
バスラットレオンは母父サドラーズ。
サドラーズウエルズ持ちらしく
洋芝の札幌で好走しているように
今の中京の軽めの馬場は合わなそうで
ここでは買いたくない人気馬でございますなぁ。
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