秋のG1シリーズ開幕戦
G1スプリンターズステークスが
日曜中山11R(15時40分)で開催されます。
ここでは、スプリンターズステークスの出走各馬の
適性について適性総合評価シートEZ-WINで予想します。
主に血統傾向・調教・近走脚質・ラップ適性・スピード指数
についてそれぞれを採点対象にして総合評価点数を算出。
特に今年のスプリンターズSは、
例年にないハイペースが予想されますれば、
ラップ適性を重視した採点となっております。
見やすいPDF版EZ-WINは
↓↓↓クリックで見られます(無料)
血統評価欄に*印がついているのは、
当コースにおける「ニックス配合馬」となっとります。
ニックス配合とは、父と母父の系統が
非常に相性が良く、配合の成功パターンにあてはまる
配合の事をさします。
究極の適性比べとなりやすいG1レースでは、
血統の後押しの有無も、勝ち負けに大きく関わって参ります。
RP指数とは、レースの流れ(ラップパターン)を
数値化したもので、数値が小さいほど前半が速い
ハイペースで、後半に全馬がバテて時計が掛かる流れ。
ということになります。(詳しい説明はココをクリック)
RP指数好走レンジ欄が赤文字表記になっている馬は、
今回予測されるハイペース耐性が非常に高い馬でございまする。
なお、⑮イベリスについては、RP指数46.9が
これまで参戦してきたレースの最低RP指数であり、
これより低い数値のRP指数への適性は未知数ですな。
また、⑯ファンタジストは2走前の北九州記念(RP42.1)で
大敗しておりますが、休み明けで久々の1200m戦という事もあり
これは参考外とした方が良いかもしれませぬ。
小倉2歳Sでは、RP指数44.1のラップで圧勝しており、
更なるハイペース耐性を持っておる可能性は否定できませぬ。
この2頭は評価点数は低いものの、
完全無視はいささか危険であるやも知れませぬなぁ。
直近のコースの脚質傾向としても、
スプリンターズステークスのレース傾向としても、
好走馬の近走脚質は、以下の2パターンでございまする。
1.前走で先行(初角5番手以内)していた馬。
2.前走で先行していなかった馬は
近2走以内に上り3F3位以内の実績馬。
EZ-WINの評価1位は3歳牝馬⑨ディアンドル
スプリンターズSは、牝馬が穴をあける傾向が有るレース。
特に3歳牝馬は、古馬の牡馬♂に比べて斤量4キロの恩恵があり、
また、3歳馬は一般的にスピード指数が低く算出される傾向があるため
人気になりにくいという側面もあるのでございましょう。
展望レポートにも書きましたが、
スプリンターズステークスは「ニジンスキー系」を
持つ馬が良く走るレースで、本馬も母父母にニジンスキー。
不安材料は時計的な実績が無い点でございましょうか。
前走の北九州記念は良馬場のハイペースながら、
1分8秒台の決着時計で、時計が掛かる馬場。
対して、今の中山はレコードタイムが更新されるような
高速馬場で、ペースも落ち着きようがないメンバー構成。
2012年のスプリンターズステークスで、
ロードカナロアが打ち立てた「1分6秒7」の
コースレコードを更新する可能性もございましょう。
そう言う馬場でどこまでやれるか?
母系の底に眠る高速スプリント血統「カロ」の血に
期待をかけてみたいところでございますなぁ。
1位と僅差の評価2位は
⑧タワーオブロンドン
こちらは高速馬場が大好きなタイプで、
前走のセントウルステークスでは、阪神芝1200mの
コースレコードを更新しての圧勝でございました。
不安材料は、レース間隔が詰まっている事と、
前走のレコード駆けの反動が出ないかどうか?
⑦モズスーパーフレア
今回唯一の「血統馬券レシピ」該当馬。
前走は、内のイエローマリンバを交わせず、
ハナを奪えず控えるカタチをとってしまった事で、
松若殿は師匠から大目玉を食ったそうですな。
他馬に影を踏ませぬカタチの競馬でこその馬。
今回は、自分より内に速い逃げ馬がおらず、
外のラブカンプーが執拗に絡んでこなければ、
自分のカタチで運べそうですな。
時計面にも実績が有り、控える競馬で負けた次走に
逃げた場合は全て勝っておる馬でございますれば、
今回は必ずハナを叩きに出る事でございましょう。
母系がダンチヒ系×インリアリティ系と
高速馬場のスプリント戦にピッタリの配合を持ち、
今の中山芝はうってつけの舞台でございましょうな。
最大の不安材料は、
鞍上がG1でビビった騎乗にならないか?と言う点。
あとは太目残りの有無と、
前走北九州記念だった馬が1度も馬券になっていない
というジンクスめいたデータでございますな。
余談ながら・・・
この馬と、タワーオブロンドンの単勝馬券には、
土曜の夜に200万から300万の大量投票が
複数回にわたり行われております。
恐らくは、内部事情に詳しい者の仕業でございましょうから、
2頭とも勝ち負け出来る状態に仕上がっておるのでしょう。
⑤レッツゴードンキ
一昨年のスプリンターズステークス僅差2着馬が、
7歳にして4度目の挑戦でございますな。
仕上がりは非常に良さそうでございます。
また、今回は得意の距離短縮ローテという事で、
もう一花咲かせられるかどうか?
ただ、この馬には少し流れが速すぎるかも知れませぬな。
ハイペースでも脚は溜まるタイプで、
メンバー上位の上り脚は繰り出せるでしょうが、
物理的に届かないというパターンもありそうで、
ギリッギリ届いて3着まで。
というイメージでございましょうか。
②ダノンスマッシュ
スプリンターズステークスをコースレコードで勝った
ロードカナロアの産駒ということで、父子制覇に期待が
かかっておるようでございますなぁ。
そのロードカナロア産駒では、
トロワゼトワルが先だっての京成杯AHでレコード勝ち。
アーモンドアイがジャパンカップで世界レコード勝ち。
高速決着に非常に強いイメージがありますが・・・
こと1200m戦に限って言えば、
速い時計を出した産駒が皆無であるという事実。
もしや産駒にスプリント適性を受け継げておらぬのでは?
と考えさせられるほどに、1200m戦に限っては、
時計の壁を感じておるのは拙者だけでございましょうか。
馬場に影響が出るほどの雨があれば本命候補ですが、
高速馬場のG1では通用しない。と言う方に1000点!
今の中山芝コースでは、
「欧州型ノーザンダンサー系×サンデー系」
人気薄のこの配合馬が大暴れしとりますな。
該当するのは⑫ダイメイプリンセス
昨年の4着馬でございます。
母系にニジンスキーを持ち、ヘイローのクロスと
ヘイルトゥリーズンのクロスも併せ持つ血統構成。
高速馬場適性を問えば、答えは「イエス」ですな。
昨年のアイビスサマーダッシュの勝ち時計
「53秒8」は2002年以来カルストンライトオが
死守するレコードタイム「53秒7」にコンマ1秒差。
この馬は「夏から初秋のハイペース特化型」で、
ゆるいペースからの末脚比べと寒い時期は超苦手のクチ。
夏場のハイペースで他馬がみんなバテてるのを尻目に
自分はちゃっかりと脚を伸ばすタイプでございます。
昨年はRP指数43.5でクビ差4着。
今年は昨年よりRP指数が下がる可能性が高く、
3着入線の大チャンスでございましょう。
穴をあける牝馬はこの馬かも知れませぬなぁ。
ちなみに、この馬が拙者の本命でございます。
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