今週日曜は、中京でサマーマイルシリーズ初戦
G3中京記念 芝1600mが開催されます。
ここ2年は、1~5番人気が3着以内という
比較的穏やかな決着となりましたが、今年は荒れる予感。
1番人気が予想されるプリモシーンですが、
拙者はこの馬を消して妙味の有るレースと考えておりまする。
その根拠は・・・
中京記念が2000mから1600mに変更となった
2012年以降の7年間のレースのペース(RP指数)は以下の通り。
2108 | 46.9 |
2017 | 50.7 |
2016 | 52.3 |
2015 | 49.2 |
2014 | 47.5 |
2013 | 51.2 |
2012 | 48.5 |
平均 | 49.5 |
ちなみにRP指数とは、
レースのペースを数値化したものでございまする。
この数値が小さいほど前半が速く、
最後の上り時計が掛かる「消耗戦」の展開で、
数値が50を超えると、前半よりも後半の方が速い
「上り勝負」のレース質ということになります。
上の表を見る限り、
基本的には「前傾ラップの消耗戦パターン」
となりやすいレースでございますな。
さて本題。
今年のメンバーで、ハナにこだわるのは
⑧ツーエムマイスターと⑩コスモイグナーツの2頭。
この2頭は、どちらもRP指数50以上のペースを
創り出すタイプの逃げ馬で、RP指数が50未満の
速い流れでは、馬券に絡めない「おっとり系逃げ馬」
なのでございますな。
またこの2頭にプレッシャーを掛けて
ペースアップを後押しするようなタイプの
先行馬も不在で、逃げ馬2頭の先手争いに
決着が付けば、自然とパースが落ち着く事が予想されます。
となると・・・
RP指数が50以上のミドルからスローペースでは、
追込みが届いた試しがないプリモシーンが消える。
という展開が濃厚という事になりましょう。
その上トップハンデを背負うとなれば、
尚更その可能性は膨らむというもの。
逃げ馬コスモイグナーツの最高パフォーマンスは、
国分恭介殿の騎乗で「RP指数51.3」というラップで
逃げたレースでございました。
今回は、国分優作殿の騎乗ですが、
前走で優作殿が刻んだラップは、逃げてRP指数51.9。
というペースでございましたな。
一方、ツーエムマイスターのベストパフォーマンスは
逃げて「RP指数54.9」という穏やかな流れ。
今回は鞍上がテン乗りの城戸殿でありますれば、
確信は持てませぬが、自滅覚悟でスタート後の2F目の
ラップタイムが11秒を切るようなペースで運ぶような事は
致しませぬでしょうなぁ。
ここは、
「RP指数が51前後」という流れになる。
という想定で、予想を進めて参りとうございまする。
血統評価・ラップパターン・補正タイム
この3つを柱に馬を選びますれば・・・
⑨ロワアブソリュー
⑩コスモイグナーツ
⑬ヒーズインラヴ
⑭カテドラル
⑮ミエノサクシード
この5頭が面白そうでございますな。
ただ、コスモイグナーツについては、
過去7年間で、逃げて馬券に絡んだ馬がおらず、
ちょっと強気にはなりにくい存在ではありますが・・・
⑨ロワアブソリュー
全6勝のうち、5勝が左回りというサウスポー。
また牝系のファミリーもサウスポー揃い。
昨年の当レースは、速い流れに引き込まれて
ついて行ってしまった挙句にレコード決着。
12着大敗も度外視でよろしかろうと存じまする。
その大敗を除けば、中京マイルは
2戦2連対と相性の良い舞台。
母は米国のG3勝ち馬で、
兄弟姉妹もG3で複数回馬券になる馬が出ている
G3専用ファミリーの一員で、本馬自身もG3の
アーリントンカップ3着馬。
雨の影響で、時計の掛かる馬場であれば、
ラップパターンを味方に、上位食い込みも
アルと思います。
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