夏競馬も終わり、今週から3冠レース最終戦の
トライアルレースがスタート致します。
その第一弾となるのが、土曜中山11R
「G3紫苑ステークス(芝2000m)」でございます。
紫苑ステークスが、OP特別からG3に昇格したのは
2016年からで、今年が7年目となります。
重賞に昇格した事で、紫苑S好走馬の
秋華賞での好走率は大きく向上致しました。
ここでは、過去6年間に行われた紫苑Sで
3着以内に好走した馬達の、血統・前走などについて
その傾向を分析し、その結果に基づいて、
今年チャンスが大きそうな人気薄に迫りたいと思いまする。
G3紫苑ステークスは、ディープ系種牡馬が
極端に強いレースですが、残念なことに今年は
該当馬が1頭も出ておりませぬ・・・
そこで、今年は母系の傾向に注目したいと存じまする。
9月開催の中山競馬場は、
洋芝を使用しない「野芝のみ」での開催となります。
しかも、開幕週のレースとなれば、コッテコテの
欧州血統配合馬よりも、軽い馬場でスピードの持続力を
補完する「米国型血統」を持つ方が有利になります。
今年は母系に「持続力血統」の代表格である
「ボールドルーラー系」を持つ馬は出ておりませんが、
母父か祖母の父にボールドルーラーの血を持つ馬や、
米国型ノーザンダンサー系を持つ馬の成績が
非常に優秀なレースでございます。
過去6度の紫苑ステークス3着以内馬18頭の内、
10頭は母父が「米国型ノーザンダンサー系」か
「大系統サンデー系」でございました。
また、母父が米国型ノーザンダンサー系又は
サンデー系の場合、父は欧州型が理想でございます。
・スタニングローズ
・エバーハンティング
・サークルオブライフ
・ニシノラブウインク
ちなみに・・・
母父がミスプロ系で馬券に絡んだのは
全て「父がディープ系種牡馬」でございました。
過去6回の紫苑ステークスで、
馬券に絡んだ馬の前走レース、前走クラス
前走距離などについて分析して参ります。
前走がオークスだった馬が
最も多く馬券になっておりますのは、
クラシックに出走出来る能力を持っていた事が
大きな要因ではありますが、「距離短縮ローテ」が
有利に働くという事も見逃せぬ要因であると考えます。
実際、前走距離の傾向を分析致しますと、
前走1800m以下からの「距離延長ローテ」
で出走した馬の成績が極端なまでに悪いことが見えて参ります。
ご覧の通り、過去6年の3着以内馬18頭の内
実に14頭が「前走2000m以上」だった馬となっております。
・エバーハンティング
・サークルオブライフ
・サウンドビバーチェ(除外)
・シーグラス
・スタニングローズ
・ニシノラブウインク
・ライラック
前走がオークスだった馬の場合、
前走で2桁着順に負けていた馬の
巻き返しが目立っております。
長すぎる距離と距離延長ローテで、
能力を全く発揮出来なかった馬が
「距離短縮で巻き返す」という事でございましょう。
・サークルオブライフ
・サウンドビバーチェ(除外)
・シーグラス
・ライラック
前走がOPクラス以外の「条件戦」だった馬の
傾向もチェックしておきたいと思います。
過去6回の紫苑Sで馬券に絡んだ
「前走条件戦」だった馬は6頭。
ここでも、前走2000mだった馬の方が、
圧倒的に期待値が高く、前走1800mで馬券に絡んだ2頭は
どちらも前走が「2勝クラス」で連対しておりました。
今年の登録馬で、前走が1800mの2勝クラスで
連対していた実績を持っているのは1頭だけでございますな。
・サンカルパ
・エバーハンティング
メンバーで唯一「ディープインパクトの血」を持っております。
母のエバーブロッサムはオークス2着馬で、
牝系ファミリーは牝馬限定重賞で活躍馬を出しております。
また、前走で2000mに使われていたことも
強調材料と申せましょう。
・※※※※※※※
この馬の推し材料は、
「隠れボールドルーラー」持ちである事。
「父方の祖父」と「母方の祖母父」は、
共に母系にボールドルーラーの血を持つ種牡馬でございますな。
そして、父と母父の配合も、
「欧州型血統×大系統サンデー系」で、
紫苑Sの好走血統に該当しております。
この馬の馬名は、
コチラに書いております。
↓↓↓
簡単に血統を馬券に活かす方法を
無料メルマガでお伝えしています。
詳しくはコチラから(*_ _)
↓↓↓
This website uses cookies.