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G1秋華賞 【穴馬編】

 

秋華賞で6番人気以下の人気薄になりそうな馬の中から、気になる馬をピックアップして血統や戦績を分析して参りまする。馬券を買う前に、ぜひご一読を(*_ _)

 

 

今年の登録馬

 

 

 

ウインマイティー

 

 

父はゴールドシップ。

母父は米国型レイズアネイティヴ系。

 

父母父と母母父が欧州型。

 

ゴールドシップ産駒は京都では外回りコースの方が

圧倒的に成績が良く、その勝率は内回りになると外回りの半分。

単勝回収率も内回りは僅か11%

 

基本的には直線が長い方が合うのかも知れませぬな。

 

ウインマイティー自身の戦績から判断すると、

馬場は不問ながら、RP指数が55を切るような流れが速いレースや、

上り時計が掛るレースでは脆さを見せており、秋華賞には向かない可能性も。

 

休み明けは2度とも凡走しており、叩き2走目の今回は要注意ですが、

積極的に買いたい材料はなく、取捨は当日まで悩みまする。

 

 

 

 

ミヤマザクラ

 

父は秋華賞に相性が良いディープインパクト。

 

母父が秋華賞にあまり実績のない米国型ミスプロ系・・・

 

しかし

祖母の父は欧州型フェアウェイ系で、

父の母父リファール系と合わせて

3代以内に欧州型が2本入っております。

 

同舞台で行われたG3京都2歳S(標準馬場・RP50.2)で2着に好走しており、

馬場やRP指数は秋華賞に非常に近いものになる可能性は極めて高く、

また、ノーザンダンサーの血は少ないものの、伯父にはクロフネの存在。

 

オークスは距離が長かった印象で、桜花賞は重い雨馬場を苦にした敗戦。

 

母父が米国型ミスプロ系でも3着押さえは必要かもしれませぬな。

 

 

 

 

 

マジックキャッスル

 

父がディープインパクトで母父に欧州ロベルト系。

 

ポイントは祖母の父が欧州型フェアリーキング系であること。

 

フェアリーキングはサドラーズウエルズの全弟で、

サドラーズよりもさらに日本の馬場に向くスピードも兼ね備えた持久力血統。

 

血統だけ見ると、ぜひとも買っておきたい存在でございます。

 

馬場は標準から軽い馬場が向いており、稍重程度なら「こなす」レベル。

 

RP指数の好走レンジが広く、ペースが上がりバテ度が強くなるのは歓迎。

 

最大の不安材料はスタートの悪さ。

 

関東馬でもありますが、そこは牝馬3冠馬を2頭育成した国枝厩舎。

あまり気にすることもございますまい。

 

厩舎よりも騎手がテン乗りとなる関東の大野殿への乗り替りと言うのが・・・(>_<)

 

それでもドライな馬場で、やや軽めの馬場なら上位食い込みも。

 

 

 

 

 

パラスアテナ

 

ルーラーシップ産駒は過去10年の秋華賞に3頭が出走して馬券絡み無し。

 

3代以内の母系に欧州血統は入っておらず、少々不満はありますが・・・

 

4代親の母系は全て「秋華賞の重要血統」ノーザンダンサー系

持久力を補完するには十分な本数とも考えられますな。

 

パラスアテナは、全6戦中5戦が雨馬場と言う雨女。

 

デビューから2戦はダートに使われておりましたが

3戦目に芝(稍重「基準タイム+7」)に転向すると0秒9差で圧勝。

 

昇級戦の1勝クラス(良馬場の高速馬場「基準タイム-22」)でも0秒3差の完勝。

 

馬場不問で、小回りでも東京でも同じように好走するあたりに

センスの良さと能力の高さを感じるところでございますな。

 

ただ、一方で

テンションが上がりやすいタイプであり、関西圏への長距離輸送がカギ。

 

鞍上がレジェンド武豊師からテン乗りの坂井殿に乗り替りと言うのも

少し残念なファクターでございましょうか。

 

指数的な見地からは、ドライな馬場の方が高いパフォーマンスが見込めそうで、

良馬場ならば連下押さえに。

 

雨馬場ならば3着押え候補で。

 

 

 

 

クラヴェル

 

 

根幹距離が得意なエピファネイア産駒。

初めての2000mですが、距離は恐らく守備範囲でございましょう。

 

エピファネイア×キングマンボの配合は

京都内回りを得意としており、複勝率は約5割。

 

・母のディアデラマドレは1800m・2000mが本領。

エリ女3着の実績。

 

・祖母のディアデラノビアはG1で3着が3回。

 

どうも、G1では連対には届かぬ家系のよう。

 

・馬場はドライな方がパフォーマンスが高いですな。

 

気性がきつく、我が強い面があり、当日のパドック・返し馬のチェックは念入りに。

 

ちなみに、関西馬ですが、騎乗は関東の横山殿。

ノリさんは秋華賞に7度騎乗して全て圏外・・・(;・∀・)

 

良馬場で落ち着いておるならば、一応は3着押さえに。

 

 

 

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View Comments

  • 無料メルマガ読者の山ちゃんです。サンデームーティエ、日曜京都11R一着のヤマニンも共に今月引退する調教師の馬でしたね。不思議と引退する調教師の馬はよく来ますね~サンデームーティエは三着で厚く購入してたので悶絶です最終週はあまり絡みませんが注意は必要かと。

    • 山ちゃんさん♪コメントありがとうございます。そういうカラクリだったんですね~( ;∀;)。。。カフェブリッツにもう少し甲斐性が有れば、山ちゃんさんウハウハでしたね(*_ _)無念です。こうして、コメントを頂けると物凄い勢いで嬉しいものですね。本当に有難うございます♪

  • 先週からお世話になりました。先週は馬券の買い方がわからない状態でした。今回はなんとなくわかって来ました。土曜日の推奨馬

    は凄いの一言です。馬券は買ってなかったですが本当に凄いですこれからもよろしくお願いいたします。

  • お世話になっております。
    くじ引きで当たりましたマーチステークスの三連複予想にまるのりし、自身初めての万馬券を頂きました!
    ありがとうございました!

    しかし、疑問があり、コメントさせていただきました。
    何故三連複の買い目は◎の1番からではなく、○の4番からのフォーメーションだったのでしょうか?

    また、私も血統の勉強をしようと思っているのですが、現在は有料会員の募集は行っていないのでしょうか?

    • いつも有難うございまする(*_ _)

      初万馬券おめでとうございます!(*^^)v

      さて、お問い合わせの3連複の軸馬の件でございますが、

      馬連の軸には足りないと考えていた事と

      大きな馬券を狙うには、人気薄の自信がある馬から

      3連複で3列目を手広く買目に入れて

      万馬券になる買目だけ、あるいは200倍以上の

      好配当になる買目だけを購入する。

      と言うのが拙者のスタイルでございます。

      なお、有料コースの血統馬券倶楽部の方は

      明日のメルマガで募集をさせて頂きます。

      よろしければご参加を(*_ _)

      くまもん

  • いつも貴重な情報をありがとうございます。 大変参考になります。
    オークスにおいてのロベルト系の取り扱いですが、データ上は非常に合わないとおもってます。 ましてや今の高速馬場の東京では、スピードを強化する血統ではないので、より厳しいのでは?  可能であればお考えをお聞かせください。

    • そうじろうさん、こんにちは。くまもんです。

      コメントの投稿有難うございまする(*_ _)

      さて、ロベルト系と高速馬場の東京2400・・・

      ロベルト系のスクリーンヒーローが

      ジャパンCを勝っておりますが、勝ち時計は

      2分25秒5というタイムで、近年の時計から考えれば、

      非常に時計の掛かる馬場だったと思います。

      ロベルト系は基本的には欧州型血統。

      サンデーサイレンスが登場するまでは

      ヘイルトゥリーズン系の代表的な

      血統で、3冠馬ナリタブライアンを出すなど

      一世を風靡致しましたが・・・

      馬場の高速化が進むにつれ衰退を始めた血でございますな。

      つまり同じヘイルトゥリーズン系でも

      サンデーはヘイローを経由しており、

      このヘイローの血が、高速場での直線スピードに

      大きく貢献しておるのだと思いまする。

      勝ち時計が2分24秒0だった2016ダービーで

      馬券圏内をディープ産駒が占めましたが、

      ロベルトを母父に持つディーマジェスティが

      3着に敗れたのも、血統の影響ではなかったかと。

      勝ち馬マカヒキは母父ヴァイスリージェント系。

      落鉄しながらもタイム差無しの2着に頑張った

      サトノダイヤモンドは母父ダンチヒで、

      祖母の父はヘイロー系。

      ヘイローの3×4クロスを保持しておりました。

      それを考えますと、高速馬場の

      東京2400mにおいて、決してプラス材料ではないと

      拙者は愚考致しておりまする。

      くまもん。

  • お忙しい中ありがとうございます。
    この20年で父or母系にロベルト持ちは2馬くらいしか馬券に絡んでないのは極端ですよね。 エピファ&スクリーンは父ロベルト系、母系サンデーと似たような血統背景なので同じくくりに考えてます。デアリングタクトの桜花賞快勝は馬場の恩恵かも?と。
    やはりポイントは高速馬場への適正ですね。 
    ありがとうございました。
    お身体ご自愛ください。

  • くまもんさん おはようございます。
    オークスはくまもんさん推奨の岡田BOXでなんとか3連複を拾えました。
    が、ロベルト系のワンツーで自分の馬券本線は壊滅…。
    気持ちを切り替えてダービー!
    現時点で、ビターエンダー・ディープボンドの父ダービー馬
    シンボリクリスエスが相性○で母父ダービー馬のコルテジア
    以上の3頭を人気馬に絡めたいと考えております。
    人気馬では、サリオスの扱いで思案中。
    朝日杯FSで馬券対象になった馬で、ダービーで馬券になったのはローズキングダムのみ。
    勝馬を探すとナリタブライアンまでさかのぼることに。
    朝日杯勝馬にはディープ産駒やキンカメ産駒がいるにもかかわらずこの結果。
    ダービーと朝日杯は結びつきにくいのだと思います。
    これを踏まえ、くまもんさんのお考えを参考に ダービーは本線でgetしたいと思います!

    • そうじろうさん こんばんは くまもんです(*_ _)

      コメントを頂戴致し誠に有難き幸せ。

      確かにロベルト系は不気味でございますな。

      ダービーでは、母父ロベルト系の馬が

      過去5年で4頭が馬券になっております。

      そのうち3頭は、2人気・1人気・1人気で、

      1着・3着・3着と言う成績でございましたな。

      1人気に支持された2頭がともに3着。

      と言うところに、相性がさほどでもない

      と拙者は理解致しておりまする。

      Bコース最終日開催のオークスと、

      Cコース2日目開催のダービーでは、血統傾向に

      わりと相違が出る年の方が多く、共通点は

      ディープ最強。という事でございましょうか。

      朝日杯に関して言えば、サリオスは勝っていますので

      勝ち馬のダービー成績を見るのも良いかと・・・

      とは言え、阪神に開催が移って以降は、朝日杯の勝ち馬は

      2頭しかダービーにでておりませぬが・・・

      リオンディーズは母母父にダービーの鬼門血統

      サドラーズ系を持っており、ダノンプレミアムは

      母父がロベルト系で、血統的な側面から見れば

      飛ぶのが普通。というイメージでございますな。

      サリオスの血統評価は、次回のG1レポートで

      触れる予定でございますれば、そちらをご覧頂ければ

      と存じまする。

      以上、拙者の妄想と独りよがりでございます(*_ _)

      くまもん

  • くまもんさん こんばんは そうじろうです。
    またまたお忙しい中ありがとうございます

    ダービーは様々な人の思惑があり、多方面からのファクターが必要とされるので、予想するのも楽しいですね♪
    ディープインパクト初の3冠馬への夢は繋がるのか?
    皐月パスしてルメール確保してダービーに挑むノーザンの本気度は?
    ディープインパクト記念を勝ったディープの子供が武豊と挑むダービードラマは?

    毎年、ダービーより目黒記念で真剣勝負してしまう自分…

    ともあれ
    サリオスの血統評価 楽しみにしてます♪

  • くまもんさん こんばんは
    そうじろうです。

    川田Jについてですが、レクセランスでもアルジャンナでも 戻ろうと思えば戻れたと思うのですが、やはり…ノーザンFとの大人の事情があるのでしょうか…?
    また、ルメールJはワーケアが皐月パスした時からダービーは確約だったのでしょうか?
    例えサトノが皐月でいい勝負しても…。

    血統構成の話しではないので大変恐縮ですが、
    もし機会があればご意見お聞かせください。

  • 川田騎手については、ヒューイットソン帰国によりガロア陣営より
    オファーが来て引き受けただけではないでしょうか?

    レクセは、皐月賞で蹴ってアンタレスSのお手馬を選んだ訳ですし、

    アルジャンナの毎日杯の時は、降りたと言うよりヒューイットソンに

    奪われた感じですよね。中京でOP特別に乗ってましたから。

    川田殿はこのところ芝の重賞で結果を出せておらず、

    乗りたい馬を選び放題と言う訳ではないのではないかと。

    ましてやノーザンの吉田勝己名義のアルジャンナの場合、

    一度降りると、自分から「乗ったりましょか?」とは言えませんよね。

    ルメール殿のワーケアは既定路線だと思いますが・・・。

    サトノはノーザンファーム生産馬とは言え外様馬主で

    ワーケアは個人馬主名義ながらあくまでも名義人だそうで、

    実権を握るのは・・・でございましょうから、

    ルメール殿はG1ではノーザンファームの大将格に乗る。

    これは揺るがぬ既定路線なのではないでしょうか?

    拙者が不思議に思うのは、何ゆえの皐月回避だったのか?

    の方でございますな。

    脚部不安というお題目はあったようですが、

    馬はめちゃくちゃ元気だったそうですし・・・

    サリオスとの使い分けで、皐月賞ならコントレイルを負かせる

    とノーザンファームは考えていたのかも知れませぬなぁ。

    まぁ、いずれにせよこういう問題は専門外でございますれば

    全て拙者の妄想にすぎませぬ(*_ _)

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