スプリンターズSの全頭診断書
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土曜中山の芝コースは標準より少し時計を要する印象でした。
先週までは速い時計が出ていたので、何で?と調べてみますと・・・
土曜朝5時30分時点の芝コース含水率は13.5%で、
これは良と稍重の境い目あたりの含水率になります。
週中に雨は降らなかったので、この高い含水率は
月曜から木曜日まで、毎日散水していた影響と考えられます。
ですので、日曜日に雨が降らなければ、
馬場の乾燥が進み、土曜日よりも多少は時計の出る馬場になるでしょう。
いずれにせよ、レースは消耗戦ラップになりましょうから、
欧州血統を持つ上りの速い馬には要注意でございます。
短距離の消耗戦では「サンデー系の血」が薄い事が武器になり、
体力の削りあいが主流になる米国血統が有利に働きます。
このレースで米国型血統を父に持つ馬は
2番テイエムスパーダ(米ヘイロー系)
5番ウインマーベル(米フォーティーナイナー系)
6番ママコチャ(米ノーザンダンサー系)
13番ジャスパークローネ(米国型APインディ系)
そして、サンデー系の血を持たない
9番アグリ(母父が米ダンチヒ系)
10番マッドクール
父がサンデー系でも
1番ナムラクレアは母が米ストームキャットの直仔。
4番ナランフレグの父はダート型サンデー。
それと・・・
母系に欧州型の持久力配合を持ち
その持久力を武器に消耗戦で末脚を伸ばす
14番エイシンスポッター
以上が血統から消耗戦のスプリンターズSで
他の馬よりも優位に立てる馬だと判断しております。
この中で、2番テイエムスパーダは
中山が壊滅的に向かないレッドスパーダ産駒で、
平坦小回りコースの消耗戦に向くタイプ。
しかも逃げないと能力を出し切れないタイプなので
除外しておきます。
という事で馬券の中心に据える馬は、
上記の8頭の中から選択したいと思いまする。
◎13番ジャスパークローネ
父:フロステッド(米APインディ系)
父母父:デピュティミニスター(米ND系)
母父:キトゥンズジョイ(米ND系)
祖母父:ゴーストザッパー(米ND系)
曾祖母父:APインディ(米ボールドルーラー系)
クロス:APインディ4×4、シアトルスルー5×5×5
ロベルト5×5
徹底的にスピードと持続力を強化された配合で、
消耗戦の短距離戦を逃げ切るための配合馬ですな。
母父のキトゥンズジョイは、昨年の優勝馬
ジャンダルムの父でもあり、その源流は持久力血統のサドラーズウェルズ。
持続力に加えて、その持久力は並ばれてからのもうひと伸びを生み出します。
スタートセンスが抜群で、テンも二の脚も速く、
テイエムスパーダと一緒に走ってもハナを奪われた事がありません。
鞍上の団野Jもスタートセンスが高い「逃げ巧者」で、
直近1年間のスプリント戦で逃げた場合の成績は
勝率57.1%/単回率694%
複率71.4%/複回率218%
また、今回開催の中山芝1200mは逃げ天国で、
逃げた馬の複勝率は62.5%/複回率233%
そして土曜日に行われた1200m戦の
2鞍でも逃げた馬が優勝しておりました。
外目の枠に入り、テイエムスパーダが内枠に入りましたが
スタートセンスとスピードで、しっかりと先手を奪えるのではないかと。
夏の疲労は気になる所ですが、
最終追い切りで、しっかり負荷をかけられても、
調教後の馬体重は16キロ増と、疲労困憊の状態にあるとは
考えにくい所でございます。
★14番エイシンスポッター
父がディープ系と言う理由だけでバッサリ行きたくなりますが・・・
母系の配合がサドラーズ系×デインヒル×ミルリーフと言う
マイル以下で活きる持久力を徹底して強化された配合で、
スプリント戦、特に消耗戦ラップでの強烈な末脚を生み出しております。
この事は、消耗戦ラップのスプリンターズSで
後方から脚を延ばして好走するための血統テーマに
マッチしておりますな。
また、これまでに外枠に入った時の
角田大河Jのコース取りは「内を捌く」事を選択しており、
これも、中山1200mで追込むセオリー通りのものでございます。
まさか、EZWINの評価点数1位になるとは思ってもみませんでしたが、
世間はもちろん、騎手たちの意識も「内・前有利」に集中する状況で
一発あるとすれば、こういうタイプだと考えておりまする。
その他の出走各馬の評価は
全頭診断書をご覧になって下さいませ(*_ _)
全頭診断書 ⇒ 23.10.1 G1スプリンターズS全頭診断
馬連3頭ボックス:1・4・14
3連複5頭ボックス:1・4・13・14・15
単勝:13番・14番
複勝:14番
ワイドフォーメーション7点
13・14-3・4・5・13・14
3連複フォーメーション22点
13-3・4・5・6・14-印全頭
爆裂3連単ならこの3頭ボックス(6点)
4・13・14
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4番ピュアバブル
1番ラーンザロープス
6番テリオスルル 2人気3着
調教動画だけを馬選びの基準にしている
悪友の馬喰(ばくろう=プロ馬券師)が、
「コイツは完成度がズバ抜けとるなぁ」
と言う判定を下した馬をご紹介します。
5番スティックバイミー 3人気1着 単勝440円
13番リアレスト
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3番クオレス 2人気1着 単勝400円 複勝160円
12番ライクアウィスパー
15番サンライズテラス
5番ポエットリー 2人気2着 複勝140円
14番アルサプーア
17番レディーズナイト
18番パルプフィクション
5番ロンドンアームズ 6人気1着 単勝1380円 複勝320円
14番ルミネイト
16番クロスマジェスティ
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6番ダノンマッキンリー 1人気1着 単勝210円
9番インユアパレス
14番アルサプーア
14番ルチェッタ
16番イノセントキャット
6番マテンロウゴールド
1番アクアヴァーナル
5番シリウスコルト 4人気1着 単勝810円 複勝190円
9番ティンク
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久しぶりの阪神開催となるシリウスS。
過去の阪神開催では「デカい馬」が強い傾向がございます。
特に、前走が3勝クラスかG3だった大型馬の
回収期待値が高いレースであります。
※該当馬は「前走馬体重」の欄に「注」印。
直近3年のコース上位種牡馬は
・キズナ(ディープ系)
・マジェスティックウォリアー(APインディ系)
・ドゥラメンテ(キングマンボ系)
★11番サンライズホープ
父:マジェスティックウォリアー
「マイ注目馬登録馬」
登録条件:阪神・京都の中距離ダート※良馬場
条件該当時の成績は・・・
勝率57.1%/単回率1487%
複率71.4%/複回率298%
昨年11月にG3みやこSを11人気で優勝して以来
6戦ぶりの条件該当(雨が降らなければですが)。
当コースにも勝鞍があり、
近走の凡走続きで馬の心が折れていなければ
巻き返してくると思われます。
穴で買うならこの馬。
馬連3頭ボックス:3・7・14 970円的中🎯
3連複4頭ボックス:3・4・7・14 2000円的中🎯
単勝11番
複勝11番
馬連11-1・2・3・4・5・7・9・14
ワイド11-14
3連複2頭軸流し7点
11・14-1・2・3・4・5・7・9
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無料メルマガ読者の山ちゃんです。サンデームーティエ、日曜京都11R一着のヤマニンも共に今月引退する調教師の馬でしたね。不思議と引退する調教師の馬はよく来ますね~サンデームーティエは三着で厚く購入してたので悶絶です最終週はあまり絡みませんが注意は必要かと。
山ちゃんさん♪コメントありがとうございます。そういうカラクリだったんですね~( ;∀;)。。。カフェブリッツにもう少し甲斐性が有れば、山ちゃんさんウハウハでしたね(*_ _)無念です。こうして、コメントを頂けると物凄い勢いで嬉しいものですね。本当に有難うございます♪
先週からお世話になりました。先週は馬券の買い方がわからない状態でした。今回はなんとなくわかって来ました。土曜日の推奨馬
は凄いの一言です。馬券は買ってなかったですが本当に凄いですこれからもよろしくお願いいたします。
お世話になっております。
くじ引きで当たりましたマーチステークスの三連複予想にまるのりし、自身初めての万馬券を頂きました!
ありがとうございました!
しかし、疑問があり、コメントさせていただきました。
何故三連複の買い目は◎の1番からではなく、○の4番からのフォーメーションだったのでしょうか?
また、私も血統の勉強をしようと思っているのですが、現在は有料会員の募集は行っていないのでしょうか?
いつも有難うございまする(*_ _)
初万馬券おめでとうございます!(*^^)v
さて、お問い合わせの3連複の軸馬の件でございますが、
馬連の軸には足りないと考えていた事と
大きな馬券を狙うには、人気薄の自信がある馬から
3連複で3列目を手広く買目に入れて
万馬券になる買目だけ、あるいは200倍以上の
好配当になる買目だけを購入する。
と言うのが拙者のスタイルでございます。
なお、有料コースの血統馬券倶楽部の方は
明日のメルマガで募集をさせて頂きます。
よろしければご参加を(*_ _)
くまもん
トロワゼトワルは皇成くんですよ(小声❤️)
キャーΣ(・∀・;)
いつも貴重な情報をありがとうございます。 大変参考になります。
オークスにおいてのロベルト系の取り扱いですが、データ上は非常に合わないとおもってます。 ましてや今の高速馬場の東京では、スピードを強化する血統ではないので、より厳しいのでは? 可能であればお考えをお聞かせください。
そうじろうさん、こんにちは。くまもんです。
コメントの投稿有難うございまする(*_ _)
さて、ロベルト系と高速馬場の東京2400・・・
ロベルト系のスクリーンヒーローが
ジャパンCを勝っておりますが、勝ち時計は
2分25秒5というタイムで、近年の時計から考えれば、
非常に時計の掛かる馬場だったと思います。
ロベルト系は基本的には欧州型血統。
サンデーサイレンスが登場するまでは
ヘイルトゥリーズン系の代表的な
血統で、3冠馬ナリタブライアンを出すなど
一世を風靡致しましたが・・・
馬場の高速化が進むにつれ衰退を始めた血でございますな。
つまり同じヘイルトゥリーズン系でも
サンデーはヘイローを経由しており、
このヘイローの血が、高速場での直線スピードに
大きく貢献しておるのだと思いまする。
勝ち時計が2分24秒0だった2016ダービーで
馬券圏内をディープ産駒が占めましたが、
ロベルトを母父に持つディーマジェスティが
3着に敗れたのも、血統の影響ではなかったかと。
勝ち馬マカヒキは母父ヴァイスリージェント系。
落鉄しながらもタイム差無しの2着に頑張った
サトノダイヤモンドは母父ダンチヒで、
祖母の父はヘイロー系。
ヘイローの3×4クロスを保持しておりました。
それを考えますと、高速馬場の
東京2400mにおいて、決してプラス材料ではないと
拙者は愚考致しておりまする。
くまもん。
お忙しい中ありがとうございます。
この20年で父or母系にロベルト持ちは2馬くらいしか馬券に絡んでないのは極端ですよね。 エピファ&スクリーンは父ロベルト系、母系サンデーと似たような血統背景なので同じくくりに考えてます。デアリングタクトの桜花賞快勝は馬場の恩恵かも?と。
やはりポイントは高速馬場への適正ですね。
ありがとうございました。
お身体ご自愛ください。
くまもんさん おはようございます。
オークスはくまもんさん推奨の岡田BOXでなんとか3連複を拾えました。
が、ロベルト系のワンツーで自分の馬券本線は壊滅…。
気持ちを切り替えてダービー!
現時点で、ビターエンダー・ディープボンドの父ダービー馬
シンボリクリスエスが相性○で母父ダービー馬のコルテジア
以上の3頭を人気馬に絡めたいと考えております。
人気馬では、サリオスの扱いで思案中。
朝日杯FSで馬券対象になった馬で、ダービーで馬券になったのはローズキングダムのみ。
勝馬を探すとナリタブライアンまでさかのぼることに。
朝日杯勝馬にはディープ産駒やキンカメ産駒がいるにもかかわらずこの結果。
ダービーと朝日杯は結びつきにくいのだと思います。
これを踏まえ、くまもんさんのお考えを参考に ダービーは本線でgetしたいと思います!
そうじろうさん こんばんは くまもんです(*_ _)
コメントを頂戴致し誠に有難き幸せ。
確かにロベルト系は不気味でございますな。
ダービーでは、母父ロベルト系の馬が
過去5年で4頭が馬券になっております。
そのうち3頭は、2人気・1人気・1人気で、
1着・3着・3着と言う成績でございましたな。
1人気に支持された2頭がともに3着。
と言うところに、相性がさほどでもない
と拙者は理解致しておりまする。
Bコース最終日開催のオークスと、
Cコース2日目開催のダービーでは、血統傾向に
わりと相違が出る年の方が多く、共通点は
ディープ最強。という事でございましょうか。
朝日杯に関して言えば、サリオスは勝っていますので
勝ち馬のダービー成績を見るのも良いかと・・・
とは言え、阪神に開催が移って以降は、朝日杯の勝ち馬は
2頭しかダービーにでておりませぬが・・・
リオンディーズは母母父にダービーの鬼門血統
サドラーズ系を持っており、ダノンプレミアムは
母父がロベルト系で、血統的な側面から見れば
飛ぶのが普通。というイメージでございますな。
サリオスの血統評価は、次回のG1レポートで
触れる予定でございますれば、そちらをご覧頂ければ
と存じまする。
以上、拙者の妄想と独りよがりでございます(*_ _)
くまもん
くまもんさん こんばんは そうじろうです。
またまたお忙しい中ありがとうございます
ダービーは様々な人の思惑があり、多方面からのファクターが必要とされるので、予想するのも楽しいですね♪
ディープインパクト初の3冠馬への夢は繋がるのか?
皐月パスしてルメール確保してダービーに挑むノーザンの本気度は?
ディープインパクト記念を勝ったディープの子供が武豊と挑むダービードラマは?
毎年、ダービーより目黒記念で真剣勝負してしまう自分…
ともあれ
サリオスの血統評価 楽しみにしてます♪
くまもんさん こんばんは
そうじろうです。
川田Jについてですが、レクセランスでもアルジャンナでも 戻ろうと思えば戻れたと思うのですが、やはり…ノーザンFとの大人の事情があるのでしょうか…?
また、ルメールJはワーケアが皐月パスした時からダービーは確約だったのでしょうか?
例えサトノが皐月でいい勝負しても…。
血統構成の話しではないので大変恐縮ですが、
もし機会があればご意見お聞かせください。
川田騎手については、ヒューイットソン帰国によりガロア陣営より
オファーが来て引き受けただけではないでしょうか?
レクセは、皐月賞で蹴ってアンタレスSのお手馬を選んだ訳ですし、
アルジャンナの毎日杯の時は、降りたと言うよりヒューイットソンに
奪われた感じですよね。中京でOP特別に乗ってましたから。
川田殿はこのところ芝の重賞で結果を出せておらず、
乗りたい馬を選び放題と言う訳ではないのではないかと。
ましてやノーザンの吉田勝己名義のアルジャンナの場合、
一度降りると、自分から「乗ったりましょか?」とは言えませんよね。
ルメール殿のワーケアは既定路線だと思いますが・・・。
サトノはノーザンファーム生産馬とは言え外様馬主で
ワーケアは個人馬主名義ながらあくまでも名義人だそうで、
実権を握るのは・・・でございましょうから、
ルメール殿はG1ではノーザンファームの大将格に乗る。
これは揺るがぬ既定路線なのではないでしょうか?
拙者が不思議に思うのは、何ゆえの皐月回避だったのか?
の方でございますな。
脚部不安というお題目はあったようですが、
馬はめちゃくちゃ元気だったそうですし・・・
サリオスとの使い分けで、皐月賞ならコントレイルを負かせる
とノーザンファームは考えていたのかも知れませぬなぁ。
まぁ、いずれにせよこういう問題は専門外でございますれば
全て拙者の妄想にすぎませぬ(*_ _)